メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

バンバンバザール@川越tricycle cafe

2015-07-14 12:57:34 | 音楽&ライブ
バンバンバザール@川越tricycle cafeオープン9周年記念スペシャルライブ!
バンバンバザール:福島康之(vo,g) 黒川修(b) gest:小林創(Pf)
open18:00p.m./start19:00p.m.

川越tricycle cafe

7/12はバンバンバザールを見に行ってきたv
川越は町歩き以来かな? 梅雨明けたのかってくらい暑い晴れ

【関連ブログ記事】
小江戸・川越町歩き その1
小江戸・川越町歩き その2

 

スーパーをぐるりと回って、すぐのところにあるカフェバーで、その名の通り三輪車が可愛いモチーフ。
店内にもたくさん珍しい三輪車がたくさん飾ってある。

 

30分前に入ったら、もうすでにお客さんがたくさんでビックリ!
一番奥に座ったら、棚に私の大好きな家がたくさん並んでる



店内の小物とかもいちいち可愛い。絵はロートレックかな。
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズほかモータウンミュージックがずっと流れていたのもステキ

お客さんはみんな川越在住ってくらい知り合い同士が多くて、一人参加はちょっと寂しいけどフレンドリーな人柄を感じた
みんな飲んだり、食べたり、店長もスタッフも動きっぱで、出入りが激しい

ほぼ全員がお酒を飲んでる中で下戸の私は、熱量の違いにいつも戸惑うんだけど
禁煙なのもポイント高い

真ん中の予約席には、若いご夫婦と小さい女の子が来て、可愛かったあ!
ノリのイイ曲では、膝の上で踊ってたし♪
♪ビブベバ~ も歌ってあげれば良かったねv

結局、途中で出ちゃったけど、親子でも気軽にいろんなジャンルの本物の音楽を楽しめる環境が増えればいいのになあ!

夕飯で注文したキッシュも美味しかったv


1st stage
♪ティーンエイジャー
♪恋人よ我に帰れ
♪SWEET HONEY BEE

茅ヶ崎からクルマで1時間半で着いちゃうのかあ!
福島さんと黒川さんは川越で泊まりで、創さんは浦和在住。

福島さんは、先日お誕生日だったんだけど、祝われるのもプレゼントも嫌いw
唯一、サイモン&ガーファンクルのトートだけは気に入ってくれたそうw

♪君とコーヒー
コーラじゃなくコーヒーを注文した福島さん。
この曲いろいろミックスされていて、つなぎ方が絶妙なんだよね/驚
何気に聴くたび足されてる気がする。

♪家庭教師2003
♪新宿駅で待ってた
♪ニューオリンズにて
♪走れ!ハイエース
全部噛まずに歌い切ったのは3回目っていう絶好調の福島さんww

楽屋がないから、メンバはいったん外に出る
途中で帰るお客さんは、みんなに見送られちゃうのはちょっと恥ずかしい


創さんのピアノはアンプなし 若干痩せたような?
鍵盤壊れるんじゃないかって迫力で、本当に音楽大好きさが体中から滲み出てる。
ファッツドミノ的な雰囲気の日本一のピアノマン
源くんの新曲『SUN』でも弾いてて、PVにも映ってるって、確認しなきゃ!


2nd stage
♪君微笑めば
♪STORY ABOUT YOU
♪シカーダ

黒川さんは、昨日福岡で劇団新感線の芝居『五右衛門vs轟天』を観て、興奮状態からなかなか冷めずに、朝4時まで飲んでから、
7時に起きて、東京に着いて、川越入り。タフだなあ/驚
九州が琉球に取り込まれるみたいな話になって「なんくるないさ~」連発

福島さんの家はまだ売れていません。ただ今300万円値引き中!
「物販にCDと一緒に家を売ってます」て/爆

売れない理由は「負のオーラが漂ってるから」? もう恒例になりつつある「フネさん」問題。
フネさんの即興曲を披露

夜中に曲を作っていると、起きてきて「うるさい。仕事を家に持ち込むな」とひと言
「ボクは罪を憎んでも、人を憎まずな性格だけど、、、」
神奈川県内では言えないことも、埼玉ならセーフゾーン

今日は、マイクを忘れて(てか持ち込みなんだ!)、慌てて用意してもらって、
スタンドはガムテで補強してたら、ついにラストで力尽きてたw

逆に、家が売れたらどぅーするんだろう問題もあり。
ホームワークカフェがなくなって、ライヴのできる事務所を兼ねた拠点を福岡に作って「LIV LABO」
黒川さんはFM福岡でラジオパーソナリティを去年4月から始めて、一家も福岡に引っ越したため、さて???

最適な案は、家をファンが買って、そこにある程度の楽器や機材を置かせてもらえること。
というのも、毎年恒例の「勝手にウッドストック」とかもあるし、都内での活動もあるしv

出入口の壁には、その「勝手にウッドストック」ポスターがどーん!
毎年まさに私祭りな出演者ばかりで、奇跡の手作りフェスなんだけど、きっと来世なら行けると思います・・・


♪ブルーシャドウ
コーギーが住んでいた唯一の佳き思い出を歌った曲w

♪夏だったのかな(リクエスト
♪彼女待ってただけなのさ
♪情熱のありか
♪明るい表通りで


encore.
ラジオ「FM NACK5」(10年目/祝)の話で、スポンサーがいないから言い放題。

今まで一番不味かったのは、ご飯にふりかける食欲減退ふりかけ(あったねえ!)/爆×5000
オーストラリアのお土産「ベジマイト」って何だろう

あとは下ネタ。コレが苦手なんだよなあ。これかな↓↓↓

春画展@永青文庫


♪FRIDAY NIGHT エビフライ
♪友よ
生演奏&歌でじぃーん・・・


ライブ後はアイク&ティナ・ターナーなどが流れてた

行きも帰りの電車も空いてるのがイイv(準急までなら途中まで各停だし

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松尾スズキさん@スタジオパークからこんにちは

2015-07-14 12:34:20 | テレビ・動画配信
松尾スズキさん@スタジオパークからこんにちは

生部長を見に行きたかったけど、出かける約束をしていて行けなかった。


ファンからの似顔絵似てる!



アナ「朝ドラ『あまちゃん』の反響はどうですか?」
「ん・・・・」
「ビミョー?!」爆
「宮藤くんのお陰ですから」


植物男子ベランダー season2
 
これも見たいけど、BS


「パクリではなく、オマージュです」w

部長の役は、盆栽マニア。
 

トモロヲさんとは芝居世界に入って3年目に出会って、一緒にツアーしたりして長い付き合いなのでツーカーな感じ。
 合間にラップが入ったり、朗読劇が入ったり。ゆるーい現場です。なかなかカットがかからない。
 普通はそういうのはカットされるけど、使われちゃうからプレッシャーは強い」

Q:キャラクターとしては?

「やたらに盆栽をススメに来る、押しつけに来る寂しい男。トモロヲさんしか友だちいないんでしょうね」


・こだわりシーン
 
トモロヲさんに話している間中、モミジがずっと顔にひっかかってるww

「なにげに“気(木)にさわって”をかけてるし。自分の中では“キャパの狭い男”って設定なので。
 現場でおかしなことがよく起こるんです。花屋のシーンで、トモロヲさんと2人で喋ってる間を一般のおばあさんがフツーに通ったりw

 ハプニング=おいしいと思ってるので。舞台やってるからっていうのもある。
 生だと何が起こるか分からない。舞台が斜めってて、剥いてたリンゴが客席に転がっていったり」


・肩書きがいっぱい!

「基本、笑いから派生しているので、自分では区別や意識はしてない」


・これまでの経歴
 
「(写真が)いきなり空回ってますね」

「クラスではずっと笑わせようとしてた。先生の言うこときかない、親がよく呼び出される。
 一時的に人気者になったけど、小学5年生くらいから“自分はおかしなことをしてる”と思って、ネガティヴな方向にいきました。

 病気で休んだ時に、級長にさせられて、副級長はイイ子だから、モメて、
 やり直し、リコールが行われて、いち生徒に戻った。傷つきましたね」

 

ギャグマンガが好きだった。コメディアンでは欽ちゃんとか、タモリさんとか。
 漫画家を目指して、出版社に持ち込んだりしたけど、ウケはよくなかった」

 

「演劇研究会に入って、俳優もお笑いが出来るんだって分かって、書きたいと思った。
 出て、書いて、演出してって今と同じ。だからよく“大変じゃないですか?”って聞かれるけど、最初からそうだったから」


・劇団『大人計画』をたちあげる

これはファンなら知ってるはず。答えは青だけど、占い師が一番多かった/爆

「当時、24か25歳で、会社に居づらくて辞めて、なんとか食えてたが限界が見えてた。
 彼女から“学生の時、演劇で褒められたんでしょ? 褒められた事でやってみれば?”て言われた」



【視聴者からのメール】

・本来笑わせる言葉ではない言葉で笑わせる人だと思う

シリアスなところにギャグがある。自分の趣味趣向がブラックユーモアだから。
 真面目にやってるのに、足の裏にガムテープが貼りついてるとか」


『キレイ 神様と待ち合わせした女』(2000)で第38回ゴールデンアロー賞演劇賞を受賞

 

 
例のキスのアドリブで阿部ちゃんが「あ、間違えた、お母さん!」てw

「初めて大きな劇場、コクーンで、初めてのミュージカル。勢いでやっちゃえって怖いもの知らずな。
 奥菜恵さんってスターで脚光を浴びたようなもの」

戸田「すごく話題になりましたよ!」

「宮藤も阿部も仕事が増えて、一緒に花開いた時期」



・阿部サダヲさんインタビュー


「こーゆー風にやってみてって演出されても、同じように出来ない。どーゆー骨格なのか、フシギな動きなんですよ」

松尾「非現実的な事が起こると、そのリアクションから笑いが起こる」


 
「松尾さんの条件には応えたいと思ってるんで」

松尾「何をゆってんだか、もう・・・w 自分のイメージを伝えるけど、その飛べなさの温度差が見たい。
   現場で生まれることのほうが、シナリオより重視されることは多々ある」


・一人舞台
 

「セリフを覚えるのが大変。書くのと覚えるのは別。
 セリフが出てこなくて、アドリブが面白いこともあるし」


『ジヌよさらば』

 

 

「舞台はお客さんの笑いで相乗効果がある。
 映画は1つ1つをフィックスして、コンプリート、編集の時に間を作る」


【視聴者からのメール】
Q:動きが面白いが、こだわってる?
「ドタバタコメディが好きだから、目で楽しめるものを作りたい」

Q:今気になっていることは?
「テレビの演出。シチュエーションコメディとか」(『LIFE』みたいな?

Q:短気ですか?
「短気ではない。モノを投げたりとかあり得ない。耐えます。稽古場が笑っていたほうがイイものが作れる」

Q:個性的な劇団員の名前は、全部松尾さんが考えてる?
「全部そうです」
戸田「たけし軍団みたい」w
「自分の名前の由来はどこでも聞かれる。パリでも聞かれたけど、理由は昔すぎて忘れた。興味を引くからイイかも」


最後に「盆栽はイイよ」ってゆって下さいってふられたけど、
ためらってるうちに時間が迫って「恥ずかしい」ってゆってムリだった/爆

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『日本傑作絵本シリーズ サシバ舞う空』(福音館書店)

2015-07-14 12:33:00 | 
『日本傑作絵本シリーズ サシバ舞う空』(福音館書店)
石垣幸代・秋野和子/文、秋野亥左牟/絵

【ブログ内関連記事】
アメリカ・インディアンの詩『おれは歌だおれはここを歩く』(福音館書店)
カナダ・インディアンのおはなし『ムースの大だいこ』(架空社)

今作も沖縄・宮古島の話と、秋野亥左牟の絵が素晴らしいコラボ。


あらすじ(ネタバレ注意


サシバは渡りのタカ。
暑い夏が終わり、ミーニス(沖縄で秋に吹く初めての北風)が吹き始める寒露(太陽暦の10月9日頃)になると、
島にはたくさんのサシバがやってくる。

「あの小さなタカがねー、海のまんなかでは、羽を組み合わせて、一羽の大きな鳥になって、海を渡ってくるってよー」


少年タルタが待ち焦がれていると、その風が吹いた。

「タカどーい てぃんぐ てぃんぐ
 タカどーい てぃんぐ てぃんぐ」

人々はみな仕事を放り出して、声を掛け合い、踊るように海岸に走り出す。
芋蔓を頭からかぶり、アダン木にのぼって、群れが近づくのを待ち、捕まえたら、アダンひもでくくりつける。



(タカー。ぼくに、おりてこい)とタルタが心で叫ぶと、一羽が腕に飛び込んできた。
ムサじいは、サシバが自分から人の腕に飛び込むなんて信じられなかった。



「おじい、このタカ、青目(オーミー)だよー」
「おとなになる前の若いタカだ」

タルタが魚を差し出してもタカは食べない。
ムサじい「タカは誇り高い生きものだから、そう簡単に人の手から餌は食わんさ」



ムサじいは、サシバをつぶしてタカジューシー(タカの雑炊)をつくった。

「ミーニスが吹き始めると、風邪をひきやすくなるからね。くりゃ、一番の栄養。
 天の神さんはよう知っておられて、わしらにご馳走をくださる。ありがたいことよね」



タカをピルバと名付けて、毎日世話をし、どこにでも連れていくタルタ。
3日も食べなかったピルバは、自分でトカゲを捕まえて食べていた。

「ピックィー!」サシバはひと声鳴いた。

子どもたちは、自慢のサシバを連れて、浜で飛ばし勝負をしている。

成長し、金色の目のピルバと飛ぶ夢を見るタルタ。
「南へ、南へ、もっと南へ!」と言うピルバの声が聞こえる。
ピルバは、タルタのそばにいたが、サシバの群れに飛んでいく。

ムサじい「タルタの魂は、ここにはもうないさー。サシバのところに飛んでいったかもしれん」


タルタは翌朝、浜でサシバの羽を集めて、大きな鳥をつくった。

かんかんろろー。
風が吹きぬけていき、渡りの季節ももう終わる。

ピルバも群れに加わり、サシバの群れは大きな一羽の鳥になり、タルタを持ち上げ、南の空に消えていった。


【あとがき抜粋メモ~久貝勝盛】


サシバは、島に秋を運び、人々の心にある種の興奮と喜びを与える。
秋田県以南に夏鳥として渡来し、低山や丘陵地帯の森林で繁殖、若鳥になるのに約2ヶ月かかる。

餌のとり方などひと通り学ぶと、約3000kmも離れた最終越冬地の東南アジアに向けて旅に出る。

島の人たちは、世界のどこにもない独特の方法で捕る。
おとりを使った「ツギャ」と呼ばれる捕獲小屋の止まり木にとまったサシバを縄の輪で捕獲する。
戦前は宮古群島全体で「ツギャ」が約1000~2000個も仕掛けられた。

サシバ捕獲は、労働の疲れを癒やす唯一のレクリエーションであり、貴重なタンパク源。
鋭い爪は、つなぎ合わせて指輪にし、羽は箒にしたという。

時代が変わり、サシバ保護啓蒙運動がおこり、現在は、鳥獣法により、非狩猟鳥獣として国際的にも保護されている。

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