メランコリア

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『エースをねらえ』

2021-03-20 13:45:49 | マンガ&アニメ
『エースをねらえ』の動画を見つけてつい観はじめたら
YouTubeにある全話見てしまった

ずっと前、夏休み特集で再放送したのを
録画したビデオテープを永久保存版にして
もう軽く100回以上は観ているのに
いまだに1話1話いちいち泣ける


てっきり「アニメまとめ」カテゴリーにあると思ったら、ないっ!!
テーマ曲については何度か書いていたけれども
ストーリーについてメモしていないのは不覚だった・・・

まあ、また観たければ出会えるだろう
いろいろ迷っている時々に

※この記事をとりあえず追加しておきます


シーズンの中で「ファイナル・ステージ」が最高傑作だと思うから
こちらから先に観た

宗方コーチが亡くなる「エースをねらえ2」
観るたびに頭が痛くなるほど泣きはらしてしまうから
っていうのも大きな理由だったけど


絵がリアルで、スポコンアニメの迫力が伝わる

ひろみvsお蝶夫人のゲームで
1ポイント取るのに5分かかってるとか
誇張しすぎな部分が所々あるのもご愛敬ww

「ファイナル・ステージ」では、藤堂さんとひろみの恋愛が中心となる






大学を辞めてプロ転向を決め
まずは全米オープンを目指して渡米すると決心する藤堂さん

それを聞いて一番震えたのはお蝶夫人
日本のテニス界、プロのトーナメントの厳しさも描かれる

かつて日本男子の佐藤選手がウィンブルドンで優勝した話は
錦織くんが記録を更新するたびに名前が出てくる








お蝶夫人:
なぜみんな止めないんです?!
今、トップを占めるのが10代、ピークは20代

私たちは遅すぎた
小さい頃からラケットを握り
過酷な練習、試合を重ねて
勝ち続けるということがどういうことか



小さなトーナメントの初戦で惨敗し
不覚にも大粒の涙を流したと聞いていたたまれず
ひろみは敗者復活戦を棄権してアメリカに会いに行くと決意する

それにも慄くお蝶夫人
「あなたは私が避けてきたことを、いとも簡単に越えていく・・・」

アパートに行くとボストンに発った後
路頭に迷っていると
すでにプロ転向して転戦している蘭子と再会

ようやく藤堂とも再会を果たす

ひろみ:
勝っても負けても
いえ、負けたらなおさら手紙ください


国際トーナメントに日本のアマチュアからひろみとお蝶夫人が参戦する
その頃には、宗方と大悟が作り上げてきた新しいフォームが出来上がっていた





返ってきたボールを地面スレスレで返球する
相手は構える間もなくエースを許してしまう

それを見てショックを受けたお蝶夫人は
自分にも教えてくれと大悟に頭を下げるも

大悟:
ミスを怖れるより、半歩前に出ることを叩きこんだ結晶
もう完成された自分のフォームがあるお蝶には
ミスする怖れが先に出て、自分にストッパーをかけてしまう
お前にはムリだ


それを押して特訓し、試合で試すも世界14位の壁に惨敗
これまで負けたことがなかったお蝶夫人の連戦記録が止まる
(負けなしってのもあり得ないけどw





「もうテニスが出来なくなりました」
と泣いて父に謝り続けたというお蝶夫人

ひろみ:困るんです お蝶夫人に憧れてここまで来れた

藤堂:
前にこのレストランに来たこと覚えてる?
僕はここでアメリカ行きを決心した

どうしようもなくなった時はここに戻ってこようと思った
その時は、今みたいに雨が降ってないかもしれない
君がそばにいないかもしれない
この店すらまだあるという保証もない

でも、みんな心の奥底にそういう場所がある
お蝶夫人は今それを一生懸命思い出そうとしている
それを見守るしか出来ないんじゃないかな

決勝戦
ひろみは世界の強豪と互角以上に戦う

ひろみ:
分かるんです
私1人じゃここまで来ていない






禁断の右手を使って、もう二度と右手が使えなくなった蘭子

蘭子:
私は何度でもやり直しがきく
だってもうテニスから離れられないもの

お蝶夫人:私もアメリカに行ってプロになろうかな

蘭子:いい! それ、いいよ!!


OP、EDテーマもファイナルが一番名曲だと思う
あらゆるシーンが重なって、曲を聴くだけで泣きそうになる








「エースをねらえ2」







宗方の死が迫り、それを知らされずに海外遠征に加わったひろみ
号泣を隠して元気づける親友マキのシーンが泣ける

本葬でメダルを見せて、花の上につっぷすシーンも号泣×∞

宗方の切願でコーチを引き継ぐ桂大悟
唯一無二の親友で日本テニス界を担ってきたが
宗方が白血病だと分かってから地獄を彷徨い、仏僧となった

抜け殻のようになり「死にたい」ともらすひろみを寺で預かり
作務から始め、テニスに復帰させるまでを描く

異母兄妹と知らずに仁を愛していた緑川蘭子もまた
テニスから離れようとするのを引き留めたのはお蝶夫人

ビッグサーヴのパワーテニスでお蝶夫人のライバルであり
無茶な練習で右手首を故障し
サウスポーに転向したにも関わらず

ひろみに勝って、お蝶夫人と戦うため
癒えていない右手を使い、二度と使えなくなるシーンも秀逸








大悟:蘭子は数年後の岡を目標にすべきなんだ

勝敗などどうでもいい!と言うひろみに
決勝まで勝ち進むということは
それまで破れた者への責任を負っているということでもある
と諭す

決勝戦は岡vsお蝶夫人






途中から豪雨となっても延期せずに続行を希望する2人
(いやいや、雨降ってコートびしょびしょすぎでしょ!w







2はこの試合の途中で終わり、ファイナルに引き継がれている





エースをねらえ2

エースをねらえ Final Stage




エースをねらえ!(1973)








私がこのマンガに出会ったのはアニメで
いまだにマンガ本で読んだことは一度もない

しかも、観たのはたぶん「新エースをねらえ」あたりからで
その記憶もほとんどないから

この初期のアニメももう1度観てみたいが
今はYouTubeに上げてもすぐに消されて
U-NEXTなどの有料に回されてしまうし
有料サイトでもこの初期版を観られるかどうか分からない

1話だけ公式にアップされていて観てみたら
絵とセリフのノリががもろ70年代w

お蝶夫人と藤堂さんに憧れて
テニスの名門校のテニス部に入ったひろみとマキ










専任コーチが辞めて、代わりに入ってきた鬼コーチ宗方
お蝶夫人のラケットを取りに行き
ひろみとお蝶夫人を間違えるシーンが2人の出会いか







その後のストーリーやキャラクター設定と噛み合わない箇所も多々あるかも
親友のマキのことを「うるさい」って言ってるし/驚





選抜大会の出場選手を決めるのに
たった数回、自分の打つボールを返す姿を見ただけで
宗方は人生を賭ける選手を見つけたのか?!



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