メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『うきわねこ』 蜂飼耳/文 牧野千穂/絵 ブロンズ新社

2021-03-20 14:27:20 | 
蜂飼耳
1974年神奈川県生まれ
詩人・作家
2000年 詩集「いまにもうるおっていく陣地」で第5回中原中也賞などを受賞


「絵本・児童書」カテゴリー内に追加します


牧野千穂さんの2冊目の絵本
猫を飼っていらっしゃるのか
とってももふもふで可愛い


【内容抜粋メモ】

日曜日
おかかのおむすび(w)を食べていると
宅配便が来て、おじいちゃんからえびおに誕生日プレゼントが届く

この街には海も川もプールもないのに
浮き輪のプレゼント
不思議がるお父さんとお母さん

手紙が入っていて2人に内緒で読むと

「これは特別な浮き輪で
 次の満月の夜まで大事にしまっておいてください」
とある


次の日、浮き輪を膨らませると
友達から「貸して」と言われて走って逃げるw








それから毎晩窓から外を見上げて
月がまん丸になるのを待つ

(椅子の上に両足で立って窓の外を見る猫って本当にいるよね






待ちに待った満月の夜
えびおは一人でベッドを抜け出して
浮き輪を膨らませてベランダに出ると
宙に浮いてそのまま上へ登っていく





おじいちゃんから声をかけられて二人とも浮いている
そのまま空を飛んでいくと翼のある恐竜とすれ違う








初めての海に来る
おじいちゃんは釣りを始める






とんでもなくでかい魚が釣れる
それを二人で浜へ引っ張り上げる
(いや無理でしょww

その辺に落ちている木の枝や海藻を集めて
焚き火を起こし
魚を炙って頭から尻尾まで美味しく食べる
(無理だってばww






おじいちゃん:
今晩のこと ずっと忘れないでいるんだよ
大きくなっても忘れないでね


この浮き輪は明日から普通の浮き輪になってしまう
一度しか飛べないんだ

今夜のことは内緒にしておこう
秘密の散歩だからね

(おじいちゃんの鼻の下のぷっくり膨らんだところ可愛い









おじいちゃんと空の上で別れて家に向かう
家に入ると浮き輪は自然にしぼみ
丁寧に畳んで箱にしまう

そのまま幸せな気持ちでベッドで寝てしまう

えびおさんの部屋、私の部屋よりも広くて豪華!
まるで夜見る夢のようなお話






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