メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

絵本『よるくま』 酒井駒子/作・絵 偕成社

2021-11-21 13:55:14 | 
「作家別」カテゴリー内に追加します

1999年の初版本
この年は2000年問題で大騒ぎしていたっけ

この本も駒子さんの作ったストーリー
点のような少年の目は、これまでの少女の絵と違って
シンプルで『いやいやえん』を思い出す

数えきれないくらいの子どもたちに読まれたあとがある
折れていたり、派手に破いたところをテープで補修されている

こうした親子のシンプルなストーリーやイラストが
子どもたちの心にぴったり寄り添うんだなっていうことが分かる


【内容抜粋メモ】
お母さんが子供を寝かせようとすると
「昨日の夜、くまの子供がやってきた」と話し出す





名前はよるくま
目が覚めたらお母さんがいなかったと泣くので一緒に探しに出かける





よるくまの好きな蜂蜜を買いに行ったのか





よく一緒に行く公園のブランコに乗っているのか





もう家に帰ったのかもしれないと思って
テーブルの下まで探したけれどもいない





よるくまはとうとう泣き出してしまう
涙が夜みたいに真っ黒だから
周りが真っ黒になってしまう












流れ星に捕まって飛んでいくと
よるくまのお母さんが釣りのお仕事をしている









お魚をとって明日の朝食べようね
余ったぶんは魚屋さんに売って自転車を買ってあげよう









2人を寝かしつけながら
明日の朝お魚を焼いて食べようね
それから自転車屋さんに行こう
だから今日はもう

おやすみ










よるくまって少年が抱いているテディベアのことなのかな


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