■ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代 Bunkamura ザ・ミュージアム
・ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代@bunkamura ザ・ミュージアム(12.11
黒く尖った線が特徴的な画家のサイン
その作品も鋭利な線で構成されています
描いたのはベルナール・ビュフェ
戦後まもなく20歳前後に描かれた処刑後のキリスト像
画面にはスーツやコートを身につけた人たち
現代の出来事としてとらえたモチーフとなっています
十字架から降ろされ運ばれるのはキリストなのでしょうか
力を失った姿を捉えたその傍らに立つものは
ビュフェ本人と母と思われる姿
ビュフェは2年ほど前に母を亡くし
絶望に打ちひしがれていたのです
学芸員:
自分自身の人生の辛さ
それと第二次世界大戦が終わってもまだ
世の中はすさんでいるわけです
まだ名残が残っている
それが全部この中に入れ込められていると思います
内省的な作品を描いて来たビュフェに大きな転機が訪れたのは30歳の時
ある女性との出会いでした
人気モデルで妻となった女性アナベルです
ビュフェは黒い線を強調したメリハリのある人物像に仕上げました
黒く大きな瞳がアナベルの強さを示しているようです
「ピエロの顔」
自らピエロに扮したビュフェ
繰り返し描いたモチーフです
その目は真っ直ぐに前を見つめます
ビュフェの強い意志を感じさせます
晩年を代表するシリーズの一つが「ドンキホーテ」の物語です
これは洞穴の探検に向かおうとする一場面
体に縄をくくりつけて入ろうとした時
穴から突然鳥たちが飛び出してきました
誇張された劇画的手法で
自らの人生を重ね合わせているのかもしれません
■国立ベルリン エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話@江戸東京博物館
2020年11月21日(土)~2021年4月4日(日)
うわ! 観たいな
エジプトの文明は、ナイル川の豊かな恵みの下で育まれました
水の泡を映した器
川の魚や蓮の姿が描かれています
ナイル川に船を浮かべている様子を表わされています
死んだ後に永遠の命を得て蓮の女神とともにいる
古代エジプト人の理想の姿です
早稲田大学エジプト学研究所所長・近藤さん:
彼らは常に死を考えていた
それは生を考えることにもつながる
短い生の間にどういう風に生きたら正しい死が訪れるのか
ということを考え続けたんだと思います
古代エジプトの場合には墓であるとか
死後の世界を描いたものばかりがあるんですが
それを裏返してみれば、彼らの生そのものだと思うんです
「死者の書」
4 m を超える長さ
死後の世界に行くことができるようにと
ミイラとともに埋葬されました
これは再生できるかどうか審判を受ける場面
天秤に心臓が乗せられ
その生が再生に相応しいか見極められます
エジプト末期の棺
全体に「死者の書」から抜粋された文言が描かれています
この棺にはさらにもう一つ、外側を覆う棺があります
この時代、二重の棺の文言によって
死者の再生が祈られていたのです
追。
アーティゾン美術館(京橋)て初めて聞いた
元ブリヂストン美術館なのか
それなら行ったことがある
※「美術館」カテゴリー内参照
毎回、アートシーンで新しい美術館の名前を聞くと
行ってみたくなる
・ベルナール・ビュフェ回顧展 私が生きた時代@bunkamura ザ・ミュージアム(12.11
黒く尖った線が特徴的な画家のサイン
その作品も鋭利な線で構成されています
描いたのはベルナール・ビュフェ
戦後まもなく20歳前後に描かれた処刑後のキリスト像
画面にはスーツやコートを身につけた人たち
現代の出来事としてとらえたモチーフとなっています
十字架から降ろされ運ばれるのはキリストなのでしょうか
力を失った姿を捉えたその傍らに立つものは
ビュフェ本人と母と思われる姿
ビュフェは2年ほど前に母を亡くし
絶望に打ちひしがれていたのです
学芸員:
自分自身の人生の辛さ
それと第二次世界大戦が終わってもまだ
世の中はすさんでいるわけです
まだ名残が残っている
それが全部この中に入れ込められていると思います
内省的な作品を描いて来たビュフェに大きな転機が訪れたのは30歳の時
ある女性との出会いでした
人気モデルで妻となった女性アナベルです
ビュフェは黒い線を強調したメリハリのある人物像に仕上げました
黒く大きな瞳がアナベルの強さを示しているようです
「ピエロの顔」
自らピエロに扮したビュフェ
繰り返し描いたモチーフです
その目は真っ直ぐに前を見つめます
ビュフェの強い意志を感じさせます
晩年を代表するシリーズの一つが「ドンキホーテ」の物語です
これは洞穴の探検に向かおうとする一場面
体に縄をくくりつけて入ろうとした時
穴から突然鳥たちが飛び出してきました
誇張された劇画的手法で
自らの人生を重ね合わせているのかもしれません
■国立ベルリン エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話@江戸東京博物館
2020年11月21日(土)~2021年4月4日(日)
うわ! 観たいな
エジプトの文明は、ナイル川の豊かな恵みの下で育まれました
水の泡を映した器
川の魚や蓮の姿が描かれています
ナイル川に船を浮かべている様子を表わされています
死んだ後に永遠の命を得て蓮の女神とともにいる
古代エジプト人の理想の姿です
早稲田大学エジプト学研究所所長・近藤さん:
彼らは常に死を考えていた
それは生を考えることにもつながる
短い生の間にどういう風に生きたら正しい死が訪れるのか
ということを考え続けたんだと思います
古代エジプトの場合には墓であるとか
死後の世界を描いたものばかりがあるんですが
それを裏返してみれば、彼らの生そのものだと思うんです
「死者の書」
4 m を超える長さ
死後の世界に行くことができるようにと
ミイラとともに埋葬されました
これは再生できるかどうか審判を受ける場面
天秤に心臓が乗せられ
その生が再生に相応しいか見極められます
エジプト末期の棺
全体に「死者の書」から抜粋された文言が描かれています
この棺にはさらにもう一つ、外側を覆う棺があります
この時代、二重の棺の文言によって
死者の再生が祈られていたのです
追。
アーティゾン美術館(京橋)て初めて聞いた
元ブリヂストン美術館なのか
それなら行ったことがある
※「美術館」カテゴリー内参照
毎回、アートシーンで新しい美術館の名前を聞くと
行ってみたくなる