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・シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎 「心理試験」(2016)
・すべては乱歩から始まった ~日本ミステリーの父 没後50年~
原作:江戸川乱歩
出演:
明智小五郎 満島ひかり
郷田三郎 篠原信一
遠藤 村杉蝉之介
ほか
この回にはバイトくんが出ている
第Ⅱシリーズもあったんだな→allcinema参照
全部、再放送するのだろうか?
【内容抜粋メモ】
“ほぼ原作通りに再現”とあるけど、明智役をひかりちゃんが演ってる時点でかなり変わってる
・屋根裏の散歩者 - 青空文庫
一種の精神病ででもあったのでしょう。
郷田三郎は、どんな遊びも、どんな職業も、何をやって見ても、一向この世が面白くないのでした。
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(郷田三郎役の方、嶋田久作さんに負けない日本人離れしたキョーレツなキャラクター
ウィキで調べたら柔道家だったのか
人間というものは何と退屈極きわまる生物なのでしょう。
どこへ行って見ても、同じ様な思想を同じ様な表情で、同じ様な言葉で、
繰り返し繰り返し、発表し合っているに過ぎないのです。
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明智はゴウダに両目、臀部が剥ぎ取られた遺体が発見された事件を快活に話し
「面白い」と笑って聞くゴウダ
友人のつてで明智と知り合い、惹かれて、互いに会うようになった
明智の雄弁な話しぶりを聞いていますと、それらの犯罪物語は、まるで、
けばけばしい極彩色の絵巻物の様に、
底知れぬ魅力を以って、三郎の眼前にまざまざと浮んで来るのでした。
そこでゴウダは犯罪の真似事を始めた 変装して町を歩く
変装の中で女装が一番しっくりくるがすぐ退屈する
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東栄館(下宿)に移り、10日ほど経ったある日
押し入れは居心地が良く、そこで寝てみたい誘惑にかられる
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天井などに落書きをしていると、板が動き、石が落ちてくる
それをきっかけに屋根裏の散歩が始まる
夜な夜な天井裏を歩き
到る所に節穴があり、下宿人を覗き見ることに興じる
人は実際会った時と、一人きりの時の顔がまるで違うと気づき驚く
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ある夜更け ゴの一番嫌いな歯科医学校卒業生・遠藤の部屋を見つける
どの部屋より几帳面に整頓されている
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大きく開いた口に唾を吐けば、うまく入るのではと思いつく
ヒモを垂らすとちょうど口と一直線に結ばれ、殺害計画
に発展
なんの恨みもなく、ただ殺人行為そのものの興味にあった
引っ越して4、5日後
カフェで3人で酒を飲んだ時
エ:僕の部屋へ来て下さい と2人をムリに連れ込む
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エ:
学生の頃、その女と1度情死しかけたことがある
クスリを手に入れるのはワケない
モルヒネを用意して塩原に出かけた
小さい茶色い瓶を見せる これで2人が死ねる と言ったことを思い出す出し有頂天になるゴ
ゴはエの部屋で酒を飲み
エが便所に立った時、瓶を盗み調合する
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ある夜、ヒモを垂らし、口にちょうど入ることを確かめて興奮する
毒薬の瓶を開け、数十滴垂らす
しばらくすると盛んに寝返りを打ち、眠ったままもがいた後に死ぬエ
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こんなあっけないものかとガッカリするゴ
昼ごろ戻ると、警察の調べも済んでいて
皆、エが痴情の結果、自殺したと納得して帰る
瓶が寝床に転がっていた
死後、3日目、明智が訪ねて来た
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(明智もそうだけど、あまり殺人犯のプロファイリングなどしていると
自らも犯人と共感してしまうような気持ちにならないだろうか?
ゴはこの素人探偵を気味悪く思う
詳しいことは分からない これは他殺じゃないか とわざともちかけて愉快になる
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アケチ:死因が曖昧だという気がした エの部屋を見たい
エの友だち・北村がエの部屋を開けてくれる
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アケチは目覚まし時計を長い間見つめる
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キ:
エの自慢の品です 毎日6時に鳴るよう巻いておくんです
エの死んだ日も鳴っていた
ア:その晩、自殺を決心した者が、翌日の目覚ましを巻くのは妙じゃないですか
ゴは驚き、自分の愚かさを悔やむ
半月後
押し入れから急に出て来たアをエの首と勘違いするゴ
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ア:失敬 ちょっと君の真似をしてみたのだよ
アは何もかも悟ったに違いない
ゴのシャツから取れたボタンをエの部屋の屋根裏から見つけてくる
ア:君が殺したのではないのかね?
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ただ推理だけならまだしも、こんな証拠を突きつけられてはどうにもならない
ア:
僕は君を警察に訴えない 僕の興味は真実を知ることで、あとはどうでもいい
シャツのボタンは僕のトリックさ
警察から聞くと、モルヒネの瓶がタバコの箱の中に転がっていた
だが、エは几帳面だ 自殺する者が中身をこぼすのは不自然じゃないか?
犯人の通路は屋根裏しかないと気づき
君のイライラした様子を見ていた
ただ確証がないから、あんなお芝居を考え出したのさ
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推理しながら、なぜかゴに絡みまくるア
ゴにすべて話すと笑い転げて
ア:
じゃ、これで失敬するよ たぶんもうお目にかかるまい
君は自首する決心をしているからね
死刑にされる気持ちはどんなだろうと考えるゴ
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ずっと和楽器による♪Take Five が流れていた
・すべては乱歩から始まった ~日本ミステリーの父 没後50年~
原作:江戸川乱歩
出演:
明智小五郎 満島ひかり
郷田三郎 篠原信一
遠藤 村杉蝉之介
ほか
この回にはバイトくんが出ている
第Ⅱシリーズもあったんだな→allcinema参照
全部、再放送するのだろうか?
【内容抜粋メモ】
“ほぼ原作通りに再現”とあるけど、明智役をひかりちゃんが演ってる時点でかなり変わってる
・屋根裏の散歩者 - 青空文庫
一種の精神病ででもあったのでしょう。
郷田三郎は、どんな遊びも、どんな職業も、何をやって見ても、一向この世が面白くないのでした。
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(郷田三郎役の方、嶋田久作さんに負けない日本人離れしたキョーレツなキャラクター
ウィキで調べたら柔道家だったのか
人間というものは何と退屈極きわまる生物なのでしょう。
どこへ行って見ても、同じ様な思想を同じ様な表情で、同じ様な言葉で、
繰り返し繰り返し、発表し合っているに過ぎないのです。
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明智はゴウダに両目、臀部が剥ぎ取られた遺体が発見された事件を快活に話し
「面白い」と笑って聞くゴウダ
友人のつてで明智と知り合い、惹かれて、互いに会うようになった
明智の雄弁な話しぶりを聞いていますと、それらの犯罪物語は、まるで、
けばけばしい極彩色の絵巻物の様に、
底知れぬ魅力を以って、三郎の眼前にまざまざと浮んで来るのでした。
そこでゴウダは犯罪の真似事を始めた 変装して町を歩く
変装の中で女装が一番しっくりくるがすぐ退屈する
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東栄館(下宿)に移り、10日ほど経ったある日
押し入れは居心地が良く、そこで寝てみたい誘惑にかられる
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天井などに落書きをしていると、板が動き、石が落ちてくる
それをきっかけに屋根裏の散歩が始まる
夜な夜な天井裏を歩き
到る所に節穴があり、下宿人を覗き見ることに興じる
人は実際会った時と、一人きりの時の顔がまるで違うと気づき驚く
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ある夜更け ゴの一番嫌いな歯科医学校卒業生・遠藤の部屋を見つける
どの部屋より几帳面に整頓されている
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大きく開いた口に唾を吐けば、うまく入るのではと思いつく
ヒモを垂らすとちょうど口と一直線に結ばれ、殺害計画
に発展
なんの恨みもなく、ただ殺人行為そのものの興味にあった
引っ越して4、5日後
カフェで3人で酒を飲んだ時
エ:僕の部屋へ来て下さい と2人をムリに連れ込む
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エ:
学生の頃、その女と1度情死しかけたことがある
クスリを手に入れるのはワケない
モルヒネを用意して塩原に出かけた
小さい茶色い瓶を見せる これで2人が死ねる と言ったことを思い出す出し有頂天になるゴ
ゴはエの部屋で酒を飲み
エが便所に立った時、瓶を盗み調合する
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ある夜、ヒモを垂らし、口にちょうど入ることを確かめて興奮する
毒薬の瓶を開け、数十滴垂らす
しばらくすると盛んに寝返りを打ち、眠ったままもがいた後に死ぬエ
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こんなあっけないものかとガッカリするゴ
昼ごろ戻ると、警察の調べも済んでいて
皆、エが痴情の結果、自殺したと納得して帰る
瓶が寝床に転がっていた
死後、3日目、明智が訪ねて来た
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(明智もそうだけど、あまり殺人犯のプロファイリングなどしていると
自らも犯人と共感してしまうような気持ちにならないだろうか?
ゴはこの素人探偵を気味悪く思う
詳しいことは分からない これは他殺じゃないか とわざともちかけて愉快になる
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アケチ:死因が曖昧だという気がした エの部屋を見たい
エの友だち・北村がエの部屋を開けてくれる
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アケチは目覚まし時計を長い間見つめる
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キ:
エの自慢の品です 毎日6時に鳴るよう巻いておくんです
エの死んだ日も鳴っていた
ア:その晩、自殺を決心した者が、翌日の目覚ましを巻くのは妙じゃないですか
ゴは驚き、自分の愚かさを悔やむ
半月後
押し入れから急に出て来たアをエの首と勘違いするゴ
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ア:失敬 ちょっと君の真似をしてみたのだよ
アは何もかも悟ったに違いない
ゴのシャツから取れたボタンをエの部屋の屋根裏から見つけてくる
ア:君が殺したのではないのかね?
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ただ推理だけならまだしも、こんな証拠を突きつけられてはどうにもならない
ア:
僕は君を警察に訴えない 僕の興味は真実を知ることで、あとはどうでもいい
シャツのボタンは僕のトリックさ
警察から聞くと、モルヒネの瓶がタバコの箱の中に転がっていた
だが、エは几帳面だ 自殺する者が中身をこぼすのは不自然じゃないか?
犯人の通路は屋根裏しかないと気づき
君のイライラした様子を見ていた
ただ確証がないから、あんなお芝居を考え出したのさ
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推理しながら、なぜかゴに絡みまくるア
ゴにすべて話すと笑い転げて
ア:
じゃ、これで失敬するよ たぶんもうお目にかかるまい
君は自首する決心をしているからね
死刑にされる気持ちはどんなだろうと考えるゴ
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ずっと和楽器による♪Take Five が流れていた