メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ@アートシーン

2020-08-05 14:04:11 | アート&イベント
センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ@ヴァンジ彫刻庭園美術館 静岡
レイチェル・カーソンの世界はアーティスト達にも大きな影響を与えました

『センス・オブ・ワンダー』


須田悦弘「踊場」(2018)




打ちっ放しのコンクリートの壁
その壁に咲いた一輪のクレマチスの花
木彫で作られています
驚くほど薄く繊細な花びらと細い枝葉
須田は自然の造形を見つめ続け、25年以上の時間を費やしてきました






副館長:
レイチェル・カーソンは、自然と関わる時に大切なことは
自らが自然の中に入っていって
感性で自然と出会うことが大切だということを言っています

自然の尊さ、美しさというものを感じることが
今の私たちへのメッセージだと思います

これからますます Sense of Wonder の感性が必要になってくるかなと思います

(美術館がある周辺の自然がすでに完成された美だね








廣瀬智央 地球はレモンのように青い@アーツ前橋







イタリアを拠点に活躍している廣瀬
この作品を作ったきっかけは、ソレント半島でレモン畑の香りに衝撃を受けたことです

廣瀬:
僕の場合は物自体は本当に日常的なものなんです
だからアートと日常が結びついているということもあるし
ちょっと視点を変えることで見えてくることがいっぱいある


レモンの作品は傷んだら抜いていく
それも作品の一部ということです

(つまり大量の食品ロス?



「島:9年目の存在」
この作品の素材は廣瀬の家族が使ったペットボトルのフタ9年分
ここには家族が過ごした時間が刻まれています




(これを減らしていこう








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