■“さんてつ”で行く! 夏の三陸縦断の旅@あさイチ
ゲスト:薬師丸ひろ子、宮藤官九郎、皆川猿時
●“さんてつ”三陸鉄道リアス線が全線開通
Q:宮藤さんは、あまちゃんの放送から もう6年 今も交流はありますか?
あります 海産物を送っていただいたりとか
よくライブで こないだも行ってきたんですけど
あまちゃんの中では「久慈」っていう地名は出てきてないんです
北三陸っていう名前で
電車が全部「宮古」行きなんです
朝ドラであんなに宮古っていう字が出たことはないと言われてすごい感謝されました
●今回三陸を旅したのは俳優の皆川猿時さん
み:俳優です!
く:間違いないですよねw
南の端 盛駅を出発して ずっと北上して行きました
宮古も通って、北の終点「久慈」を目指す 一泊二日の旅
三陸鉄道は全部で 40の駅があるんですけれども
宮古から釜石までの区間というのは 震災後不通になっていたんです
それが今年8年ぶりに通れるようになった
●陸中山田駅 商店街で食べ歩きをするツアー
三陸鉄道は全区間のうち多くがトンネルの中
トンネルを抜けるたびに景色が変わります
「防潮堤」
東日本大震災では 津波で大きな被害を受けた三陸の海岸線
車窓からは 10mを超える防潮堤が見えました
今年さんてつが全線開通したことで、多くの観光客が訪れています
女性客:
盛岡からツアーで
北リアス線は乗ったので今度は南リアス線 これでリアス線は完鉄
男性客:
全線開通したというので、いつかは乗ってみたいと思っていた
復興はまだ半ばだろうけれども 少しずつ元に戻ってきてるのかな
陸中山田駅に到着
迎えてくれたのは 大和町で あるツアーを企画している百代さん
百代さん:
つまみ食いをちょこちょこっと立ち寄りながらしていただく
フレンドリーな感じで ツアーをしています
●のしいかを作る機械
のしいか作りを体験できる
山田町で獲れたスルメイカをローラーに入れて伸ばす機械
み:食べやすい 味はもちろん美味しいです
●町を見渡せる高台
百代さん:
実はここ今から階段 昇りますけれども
上から2段目まで 津波が来ていた ぎりぎりです
震災の時、この地区には およそ7mの津波が襲い
この高台に 50人ほどの住民が 避難したといいます
実はこのツアー
町で食べ歩きをしながら 震災のことを伝えるというものなんです
ツアーではタブレットで震災当時
この高台から撮った画像を見ながら、今の景色と比較します
600人以上が犠牲になった山田町
画像は津波が住宅街を襲った様子を映し出していました
み:
言葉にならないですね 言い方悪いけど 謙虚な気持ちになりますよね
でも頑張って、商店街もできてるし
●震災後再建した町のスーパーで郷土のお菓子作りの体験
町のソウルフード 「山田せんべい」
米粉と黒ごま、砂糖でできています
み:バリッといい音 美味い 甘い
この他にもカジキマグロなど
山田町で水揚げされた 旬の海産物もつまめます
●地元の味も震災のことも知ってもらいたい
このツアーを始めたのは、震災から8年が経ち
心境に変化があったからだと言います
百代さん:
震災当時は、まず山田に住んでいる方々の 生活の再建が一番最優先ですし
それがだんだん2年くらい前からやっと観光をやってもいいかな
ちょっと楽しみながらしても大丈夫かな そういった気分になりました
宮藤:
いいですね 食べたことがないものがいっぱい 食べてきたんでしょ、いっぱい?
み:
いっぱい食べました
震災当時の 映像を見ると何とも言えない気持ちになる
そう思って美味しいものを食べると 明るい気持ちになって
その繰り返しなんですよ サウナ入ってるみたい
宮藤:
僕が行った時は、まだ久慈から 陸中野田の2駅までしか走ってなかったです
●他にも様々なツアーが行われている すべて地元の方の手作り
震災前と比べまして およそ2割ほど 人口が減ってしまいました
そこで地元を活気づけようと 地元の方々が手作りでこうしたツアーを行っている
●漁師さんが行っているツアー 「牡蠣・ホタテ 養殖見学ツアー」
大沢漁港 山田で漁師をして20年以上になる漁師の中村さん
み:かっこいいですね 何歳?
中村さん:47です
み:よし年下だ(いきなり抱きつくカオルさん
アナ:何かいいツーショットです
「養殖いかだ」
一つの筏の下にはおよそ7000個程のカキが吊るされています
縄の周りにびっしりついているのがカキの赤ちゃん
三陸の海は水温が低いため、カキは3年かけてじっくり育てます
山田湾は潮の流れが穏やかで 山から流れる栄養がとどまりやすく
カキを育てるには 最適な環境です(水がきれい!
味が凝縮されたカキを生で食べる
み:立派!
他にも ホヤやホタテも育てている中村さん
ツアーではホタテをそのまま出してくれる
み:
めちゃめちゃ大きいですね(そのまま丸食い!
美味い! これは贅沢ですね
肉厚で甘みの強い山田湾のホタテは年間を通して食べられます
中村さんが企画したツアーを始めた理由は
8年前の震災が大きく関係していました
当時、漁に出ていた中村さん
自宅は津波で流されたと言います
中村さん:
家族はみんな無事でしたけど 家は海の目の前だったので流された
自分は漁で沖にいた
中村さんの養殖筏も全て流され 被害総額は 3000万円に上りました
その後 あまり漁をすることができず
お得意さんが離れていくのはではないかと不安でした
中村さん:年を追うごとに、販路がヤバいんじゃないかなっていうのは感じましたし
漁を再開した中村さんは、3年前から観光客を集めて
筏を見学してもらうツアーを始めました
観光をきっかけに山田湾の牡蠣やホタテを知ってもらい
新たな販路を獲得しようと考えたからです
中村さん:
やっぱり人間て逆境に強いじゃないけど
なにくそという時のほうが力が出るんじゃないかな とは思います
●番屋で漁師料理
ツアーの最後は 中村さんの番屋で 牡蠣とホタテの料理を振る舞ってもらいます
カキにかけるのはハラペーニョ(唐辛子の一種) 牡蠣の旨みが引き立つそうです
み:これ試食って言う? 食事ですよ
アナ:東京でこの量を食べようと思ったら結構しますよ
み:合います うまいなあ
大吉:牡蠣を一口でいく俳優さん初めて見ました(w
み:あれ本当にうまかったですね 一口で食べるのは本当に大変だったですけど
Q:今何キロですか?
み:95 kg 何の確認ですか?w
Q:「いだてん」には影響ないですか?
み:大丈夫です
宮藤:
1回痩せたんです 役作りで 今回のロケでちょっと大きくなったかもしれない
やっぱり生き生きしてますね 食べてる時 目つきがギラギラしてて
アナ:
我々観光客だけではなくて 地元の子ども達にも 同様のツアーを行っている
防潮堤が高くなって海が見えづらくなった
子ども達の心が海から離れてしまわないように
地元の子ども達にも海のことを知ってもらいたいという思いからなんですね
ひろ子さん:食って大事だな 人を幸せにさせると言うか 明るい笑顔をもたらして
大吉:シーカヤックのツアーとか いろんなツアーが 企画されてるんですね
●新人運転士から教わる! 三陸鉄道の楽しみ方
アナ:
なつみさん25歳 去年念願かなって 運転士にデビューした新人さんです
なつみさんから超個人的な 三鉄の楽しみ方を教えていただきます
「車両の顔」
なつみさん:
私は列車の顔が好きなんですよ
窓のところがちょうど目で 大きい目ですよね かわいくないですか?
車両によって顔に違いがある ライトの位置も違う
旧型車両は ライトが下に付いていて、くしゃっとした顔
新型車両はライトが上でシュッとした顔
なつみさんは、学生時代から鉄道を写真で撮る 通称「とり鉄」
数ある鉄道会社の中から 車体が可愛いという理由で三鉄を選んだそうです
●楽しみ方その2 景色
なつみさん:
海がきれいに見える場所が2ヶ所あって
大沢橋梁と安家川橋梁 というところなんですけれども 絶景ポイント
運転するのはなつみさん
三鉄はワンマン運転のため、駅に到着した時の切符の確認も 運転士の仕事です
なつみさん:
ただいま渡っておりますのは高さ30mの大沢橋梁です
こちらの大沢橋梁では 朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の撮影が行われました
「あまちゃん」では上京する主人公を祖母が この橋の下から見送っていました
●堀内駅
この駅も「あまちゃん」のロケ地になりました
「東京に行って アイドルになるの」(懐かしいなあ
●終点の久慈駅
み:
ありがとうございました 見直しましたよ
大好き大好きって言ってるから大丈夫かなと思ったけど
変わりますね 仕事モードに入ると
なつみさん:
ちょっと大変ですけど、そのぶんやりがいもあるので 楽しい仕事です
アナ:
橋の上ではちょっと止まってくれるというか ゆっくり 撮影もできるんです
「あまちゃんのロケ地です」とか言ってくれるんですけど
なつみさんは「あまちゃん」を見たことがないんです(w
皆川さんを見ても全然ピンとこない
宮藤:心なしかちょっと元気がなかった
み:やっと若い人に会えたと思って、最初は期待してましたもんね
アナ:瓶の中にウニが詰めてあるお土産もある
宮藤:瓶の中に海鮮物が入っていて、ご飯の上にあけると海鮮丼になるのもあります
み:僕、ウニ飲みましたよ カットされてましたけれども グロすぎたんですかね
アナ:
宮古駅と釜石駅の間は、震災前から赤字路線で
震災後も復旧させるときにバス路線にするという話もあった
それが地元からの強い要望によって、鉄道として復活して三陸鉄道になった
Q:「あまちゃん」では北鉄という形で描かれていましたが 思いも強かったですか?
宮藤:
そうですね
田野畑の次の島越に行った時、本当に何もなくて
「ここ駅でした」って言われてもピンとこないくらい何もなくて
それが次に行った時、もうある程度できていたので、すごいなと
地元の人たちの三鉄に対する思いもですけど 逆境に強いなと思いました
Q:そうしたところも「あまちゃん」で描かれていましたものね?
宮藤:
そうですね あんまり重たくならないように
悲しい物語になりすぎないように というのは考えましたけれども
でも基本的に東北の人達って反骨精神があるので すごいなと思います
アナ:
あまちゃんのモデルになったのがこの久慈駅
宮藤さん、今家族に人気のスポットになっているんです
宮藤:じぇじぇじぇ(言われた通りにやってるw
●「あまちゃん」の舞台となった久慈
(後ろに『この世界の片隅に』のポスターもある!
●駅の売店で 名物のウニ弁当を売る工藤さん
夏ばっぱの モデルになった人物です
クニエさんは当時、宮藤官九郎さんから取材を受けたことがあるそうです
クニエ:優しい人
今もクニエさんのウニ弁当は人気です
●琥珀王国 久慈駅
アナ:
今、市内で人気のスポットは琥珀博物館なんです
副館長の滝沢さんは、地元の久慈出身で 琥珀の研究を36年続けています
滝沢さん:詳しいというより好きですね 人生の半分は琥珀と一緒
太古の昔の樹液が化石化してできた琥珀
久慈市は 世界でも有数の琥珀の産地なんです
こちらの博物館で 滝沢さんが是非体験してほしいというのがこちらのドーム
上から下まで 全部琥珀の癒やしの空間
滝沢さん:琥珀の中に入って体で感じていただいて パワーを感じ取っていただければ
●恐竜の化石
この久慈からは琥珀と一緒に恐竜の化石が続々と出ているんです
実は去年 社会科見学で訪れた地元の高校生が
たまたまティラノサウルスの化石を掘り当てたことが 大ニュースになったんです
それ以来 化石や琥珀を掘り当てたいと
博物館のすぐそばにある採掘場が大人気に
1日に300人も訪れることもあって リピーターも増えているそうです
●博物館近くの採掘場で化石発掘に挑戦
滝沢さん:
今立っている場所が 9000万年前の大地なんです
久慈の地層は柔らかくて 初心者でも採掘しやすいのが特徴なんです
掘り始めてから15分
み:これは違いますよね?
滝沢さん:違いますけれども 9000万年前の白い石 太古のロマンです
掘り続けて1時間 今回の採掘の成果は石だけでした(w
滝沢さん:
でも9000万年前の地層を掘ることは普段絶対できない体験です
何が出てくるか期待感が一つの楽しみですので
み:
僕はやっぱり滝沢さんだな
琥珀を見つけるよりも、滝沢さんを見つけたっていう
Q:なんで見つからなかったんでしょうね?
み:
なんか邪念があった
結構いいお金になるみたいな話を聞いちゃったもんですから
アナ:
1kgぐらい 拳3つぐらいのが見つかると
10万円ほどの商品券と交換してもらえるそうなんです
中には 3.8 kg の琥珀を見つけたご家族もいるそうです
●久慈の 9000万年前の土が入った缶詰
アナ:
我々は何も見つけられなかったんですが、博物館ではこういったお土産があるんです
家にいながらにして 発掘作業が楽しめる(ww
宮藤:マジすか!?
アナ:
ゲストのお二人にご用意しましたので
採掘場の土をそのままつめている
宮藤:入りすぎですよ 後から入れたでしょ? 忖度しすぎです いくらなんでも
(琥珀がいっぱい入ってる!
アナ:化石が入ってるかもしれない
宮藤:いや化石は入ってないでしょう ここには
アナ:可能性が高そうなところの土を入れている
宮藤:僕行ったことありますけど あそこ掘ったけれども、こんなに入ってないです
薬師丸さんがどんどんコツを掴んできた
ニュース明けはすっかり琥珀セットが片付けられてるww
近江:
華丸さんは「あまちゃん」の大ファンですが
押さえておきたいところはありますか?
は:
気持ちを抑えてますが
役場の建物とか思い出しますね ロータリーとか 個人的に楽しんでます
アナ:
盛駅から久慈駅まで、途中全く下車しなければ
大体4時間半~5時間程でたどり着けます
163 km すごい距離ですよね ほとんど岩手の端から端まですもんね
このリアス式海岸をたっぷり楽しめる 盛から宮古までは2時間くらい
●大船渡市 さんまの水揚げが 本州一
今年は不漁のニュースが入っていますけれども
だからこそ 美味しい焼き方を知ってもらいたいんです
今注目されているのは「さんま焼き師」の認定試験
3年前に大船渡市が さんまの町を PR しようと始めたイベントで
さんまを美味しく焼く技を身につけられる資格だそうです
さんま焼き師から家庭でも役に立つかもしれない
さんまを焼く方法を伝授してもらった
ポイント1 さんまの選び方
脂の乗ったさんまは背中が青黒く お腹は綺麗な銀色
身に張りがあるのが特徴
ポイント2 塩
あらかじめ塩をふり 寝かせておいたさんまを網に乗せたら
さらにもう一度 一匹一匹に対して一つまみほどの塩を片方にだけふる
ポイント3 焼いているさんまには触るな
何度も触るとさんまの皮に傷がつき、脂が流れ出てしまうので我慢
腹の色がきつね色に変わってきたら裏返すタイミング
トングで優しく包み込むようにしてひっくり返す
さんま焼き師の資格を取るには、実技の講習、筆記試験に合格する必要がある
【過去問】
第1問 ギネスにも載った 何匹並べられるか? 答え:1260匹
2016年の翌年には、岐阜県の羽島市で記録を更新されてしまった
その翌年の2018年 静岡県沼津市で世界一記録が出た
宮藤:もうやめなよ きりがない(w
第2問
大船渡のサンマをPRするサンマソング♪オラ!サンマ! を歌う
アカペラユニットの名前は? 答え:XUXU(シュシュ)
すごいハリのあるいい声で歌う3人 薬師丸ひろ子さん2問とも正解!
宮藤:どれぐらいの野望を持って活動していらっしゃるんですか?
XUXU:
目標は 今日の「あさイチ」に出られてまず嬉しいです
皆さんに大船渡市のことを PR できたらと
歌で元気になってもらえたらなと思っています
シュシュの名前の由来は ポルトガル語で「お気に入り」っていう意味なんです
みんなに気に入っていただけるグループになったらなと思って付けました
「東京タワーのさんま祭り」
毎年9月23日秋分の日にやることが決まっていてサンマを無料で配布します
そこでも歌います
・炭火焼きさんま無料配布!東京タワーで初秋を味わおう
宮藤:秋をメインに頑張ってるわけですねw
XUXU:そうですね どうしても 秋のイベント活動が多いです
宮藤:もっとまんべんなく仕事ができるといいですね
●薬師丸さんの三陸の旅
「あまちゃん」の中で鈴鹿ひろ美と言う 女優の役で出演されていました
音痴な女優という設定で 歌うことがなかった鈴鹿ひろ美
初めて人前で歌声を披露したシーンです
曲のアレンジを変えて しっとり歌い上げる姿が 印象的でした
(これって本当にひろ子さんが音痴だと思われていて
最後に歌った時「本当にうまいんだ!」ってびっくりされたんだよね
実はこのシーンが 生まれるきっかけとなったのが三陸鉄道の 島越駅
薬師丸さんも 6年前に 訪ねていらっしゃった どんな印象でしたか?
薬師丸:
鈴鹿ひろ美が♪潮騒のメモリー を歌うということで
撮影ではなかったんですけれども プロデューサーの方に
現地に行っていろんなことを、場所を観たほうがいいですよねと言っていただいて
私も三陸鉄道に乗せていただいて
トンネルとトンネルを結ぶ線路が全部その時はなくなってしまって
駅もなくて その情景を見た時に 本当に言葉がなかったんですけど
♪潮騒のメモリー を祈りに近いというか、そんな気持ちを込めて
鈴鹿ひろ美さんが歌ったらどうなんだろう と監督に相談しまして
それ以前にも すごく元気の良い素敵なパターンがあって
それとはちょっと違う歌を歌わせて頂きました
●薬師丸さんが再び 島越駅を訪ねて コンサートを行った
薬師丸:だいぶ景色が変わってびっくりしました 町が生き生きした感じです
当時お世話になった人に会いに行きました 三陸鉄道の運行部長 金野さん
「あまちゃん」の撮影では ほぼ全ての列車の 運転担当として参加しました
金野さん:おかげさまで線路も繋がって、駅も立派になりました
島越駅周辺は 東日本大震災で 壊滅的な被害を受けました
今から5年前に 住民の念願が叶い 新しい駅舎が建てられました
駅長・くみ子さんは、島越駅で 35年間駅長を務めています
くみ子さん:
震災の当日も 駅で働いていた
避難する時に 押し寄せる津波を目の当たりにしました
立ち上がるような波が見えて そばにいた人たちが「とにかく山さ上がれ!」と言って
余震がすごくて 杉林の中にいたんですけれども すごい怖い思いをしました
8年前 この地域に およそ18mの津波が押し寄せました
線路は崩れ、駅を始め 住宅の大半が 押し流されてしまいました
くみ子さん:
震災直後は、ここに橋脚が一本立っていただけ
ここに高いポールがありますよね あれが津波が来たという言われている高さです
あんなところまで 想像がつかないような高さですよね
●唯一残った階段
くみ子さん:
ホームに繋がる階段です
途中からちぎれたみたいに 残っていたんですけれども 凄いなって思いましたね
こういうものを簡単に壊してしまう
被災した場所には 家を建てられないので
元に戻るかといっても戻らないんですけれども
今こうして元気でいられるのは、皆さんの支援があって頑張れる
薬師丸さん:
ここに立った時に、空に、または海に届く 賛美歌と言うか
そういう歌を 歌いたいと思ったんです
●新しくなった駅舎の前でコンサート ♪潮騒のメモリー
新しくなった駅舎の前に 地元の住民 およそ300人が集まり コンサートが開かれました
薬師丸さん:
改めて 1年とはいえ まだまだ復興半ばですけれども あんなに立派な駅舎が建って
本当に人間の力ってすごいなと思った
震災後に伺った時に ここに立って歌うことが正直想像すらできなかった中で
でも復興も早かったんですよね
三陸鉄道の皆さんの一日でも早く 皆さんの足を便利につなげたいという 思いがあって
その復興ぶりも素晴らしいものがあった
今回全線開通ということで お祝いとして何ができるだろうって思った時
♪潮騒のメモリー をあそこの場所に立って歌いたいと思いました
「サンテツがゆく!」という番組で
コンサートの模様もじっくりお伝えしますので ご覧ください(8.16、9.1
大吉:
紅白歌合戦で一回「あまちゃん」は終わったみたいな感じが
一視聴者としてあったんですけれども
こうやって今もずっと繋がってるっていうのはすごいことだし
これからも繋がっていくんだろうなって
***
「料理コーナー」のあさりのそうめんも涼しげで美味しそうだった
宮藤:美味しいですね あさりがすごいビシッときてますね 味が
Q:皆川さんいかがですか?
み:うん ちょっと待ってください(食べ続けてるw
●大河ドラマ「いだてん」
(ほんとだ よく見たら あんなにものすごい出てたお腹が 引っ込んでる
このシーンだけ息を吸い込んでたのか?w
どうやってあそこまでダイエットしたんだろう
放送された VTR が阿部ちゃんの「占いババアめ!」で終わってるw
大吉:あの占いは当たるんですかね
薬師丸:本人は一生懸命なんですけれどもねw
Q:見所をお願いします
宮藤:
次週、来週、再来週と ロサンゼルスオリンピックなんですけれども
世の中がどんどん戦争に向かっている中で
スポーツマンだけが一生懸命、日本を明るくしようと頑張るというのは
結構史実に基づいているんですけれども
僕も見ましたけど 勢いがありますよね 皆さんに 皆川も上半身脱いでましたね
み:まだ痩せてる状態の僕が 見られますので
大吉:うちの相方が「あまちゃん」以上に「いだてん」にハマってまして
華丸:
僕も水泳やってたから 今一番楽しいですね
あのタイムの測り方(回って、真似する
あれがやりたい ご飯のコーナーでやりたい
<メール・FAXコーナー>
宮藤:
その前に「いだてん」観てください(爆
なんでも欲しがっちゃだめ
ゲスト:薬師丸ひろ子、宮藤官九郎、皆川猿時
●“さんてつ”三陸鉄道リアス線が全線開通
Q:宮藤さんは、あまちゃんの放送から もう6年 今も交流はありますか?
あります 海産物を送っていただいたりとか
よくライブで こないだも行ってきたんですけど
あまちゃんの中では「久慈」っていう地名は出てきてないんです
北三陸っていう名前で
電車が全部「宮古」行きなんです
朝ドラであんなに宮古っていう字が出たことはないと言われてすごい感謝されました
●今回三陸を旅したのは俳優の皆川猿時さん
み:俳優です!
く:間違いないですよねw
南の端 盛駅を出発して ずっと北上して行きました
宮古も通って、北の終点「久慈」を目指す 一泊二日の旅
三陸鉄道は全部で 40の駅があるんですけれども
宮古から釜石までの区間というのは 震災後不通になっていたんです
それが今年8年ぶりに通れるようになった
●陸中山田駅 商店街で食べ歩きをするツアー
三陸鉄道は全区間のうち多くがトンネルの中
トンネルを抜けるたびに景色が変わります
「防潮堤」
東日本大震災では 津波で大きな被害を受けた三陸の海岸線
車窓からは 10mを超える防潮堤が見えました
今年さんてつが全線開通したことで、多くの観光客が訪れています
女性客:
盛岡からツアーで
北リアス線は乗ったので今度は南リアス線 これでリアス線は完鉄
男性客:
全線開通したというので、いつかは乗ってみたいと思っていた
復興はまだ半ばだろうけれども 少しずつ元に戻ってきてるのかな
陸中山田駅に到着
迎えてくれたのは 大和町で あるツアーを企画している百代さん
百代さん:
つまみ食いをちょこちょこっと立ち寄りながらしていただく
フレンドリーな感じで ツアーをしています
●のしいかを作る機械
のしいか作りを体験できる
山田町で獲れたスルメイカをローラーに入れて伸ばす機械
み:食べやすい 味はもちろん美味しいです
●町を見渡せる高台
百代さん:
実はここ今から階段 昇りますけれども
上から2段目まで 津波が来ていた ぎりぎりです
震災の時、この地区には およそ7mの津波が襲い
この高台に 50人ほどの住民が 避難したといいます
実はこのツアー
町で食べ歩きをしながら 震災のことを伝えるというものなんです
ツアーではタブレットで震災当時
この高台から撮った画像を見ながら、今の景色と比較します
600人以上が犠牲になった山田町
画像は津波が住宅街を襲った様子を映し出していました
み:
言葉にならないですね 言い方悪いけど 謙虚な気持ちになりますよね
でも頑張って、商店街もできてるし
●震災後再建した町のスーパーで郷土のお菓子作りの体験
町のソウルフード 「山田せんべい」
米粉と黒ごま、砂糖でできています
み:バリッといい音 美味い 甘い
この他にもカジキマグロなど
山田町で水揚げされた 旬の海産物もつまめます
●地元の味も震災のことも知ってもらいたい
このツアーを始めたのは、震災から8年が経ち
心境に変化があったからだと言います
百代さん:
震災当時は、まず山田に住んでいる方々の 生活の再建が一番最優先ですし
それがだんだん2年くらい前からやっと観光をやってもいいかな
ちょっと楽しみながらしても大丈夫かな そういった気分になりました
宮藤:
いいですね 食べたことがないものがいっぱい 食べてきたんでしょ、いっぱい?
み:
いっぱい食べました
震災当時の 映像を見ると何とも言えない気持ちになる
そう思って美味しいものを食べると 明るい気持ちになって
その繰り返しなんですよ サウナ入ってるみたい
宮藤:
僕が行った時は、まだ久慈から 陸中野田の2駅までしか走ってなかったです
●他にも様々なツアーが行われている すべて地元の方の手作り
震災前と比べまして およそ2割ほど 人口が減ってしまいました
そこで地元を活気づけようと 地元の方々が手作りでこうしたツアーを行っている
●漁師さんが行っているツアー 「牡蠣・ホタテ 養殖見学ツアー」
大沢漁港 山田で漁師をして20年以上になる漁師の中村さん
み:かっこいいですね 何歳?
中村さん:47です
み:よし年下だ(いきなり抱きつくカオルさん
アナ:何かいいツーショットです
「養殖いかだ」
一つの筏の下にはおよそ7000個程のカキが吊るされています
縄の周りにびっしりついているのがカキの赤ちゃん
三陸の海は水温が低いため、カキは3年かけてじっくり育てます
山田湾は潮の流れが穏やかで 山から流れる栄養がとどまりやすく
カキを育てるには 最適な環境です(水がきれい!
味が凝縮されたカキを生で食べる
み:立派!
他にも ホヤやホタテも育てている中村さん
ツアーではホタテをそのまま出してくれる
み:
めちゃめちゃ大きいですね(そのまま丸食い!
美味い! これは贅沢ですね
肉厚で甘みの強い山田湾のホタテは年間を通して食べられます
中村さんが企画したツアーを始めた理由は
8年前の震災が大きく関係していました
当時、漁に出ていた中村さん
自宅は津波で流されたと言います
中村さん:
家族はみんな無事でしたけど 家は海の目の前だったので流された
自分は漁で沖にいた
中村さんの養殖筏も全て流され 被害総額は 3000万円に上りました
その後 あまり漁をすることができず
お得意さんが離れていくのはではないかと不安でした
中村さん:年を追うごとに、販路がヤバいんじゃないかなっていうのは感じましたし
漁を再開した中村さんは、3年前から観光客を集めて
筏を見学してもらうツアーを始めました
観光をきっかけに山田湾の牡蠣やホタテを知ってもらい
新たな販路を獲得しようと考えたからです
中村さん:
やっぱり人間て逆境に強いじゃないけど
なにくそという時のほうが力が出るんじゃないかな とは思います
●番屋で漁師料理
ツアーの最後は 中村さんの番屋で 牡蠣とホタテの料理を振る舞ってもらいます
カキにかけるのはハラペーニョ(唐辛子の一種) 牡蠣の旨みが引き立つそうです
み:これ試食って言う? 食事ですよ
アナ:東京でこの量を食べようと思ったら結構しますよ
み:合います うまいなあ
大吉:牡蠣を一口でいく俳優さん初めて見ました(w
み:あれ本当にうまかったですね 一口で食べるのは本当に大変だったですけど
Q:今何キロですか?
み:95 kg 何の確認ですか?w
Q:「いだてん」には影響ないですか?
み:大丈夫です
宮藤:
1回痩せたんです 役作りで 今回のロケでちょっと大きくなったかもしれない
やっぱり生き生きしてますね 食べてる時 目つきがギラギラしてて
アナ:
我々観光客だけではなくて 地元の子ども達にも 同様のツアーを行っている
防潮堤が高くなって海が見えづらくなった
子ども達の心が海から離れてしまわないように
地元の子ども達にも海のことを知ってもらいたいという思いからなんですね
ひろ子さん:食って大事だな 人を幸せにさせると言うか 明るい笑顔をもたらして
大吉:シーカヤックのツアーとか いろんなツアーが 企画されてるんですね
●新人運転士から教わる! 三陸鉄道の楽しみ方
アナ:
なつみさん25歳 去年念願かなって 運転士にデビューした新人さんです
なつみさんから超個人的な 三鉄の楽しみ方を教えていただきます
「車両の顔」
なつみさん:
私は列車の顔が好きなんですよ
窓のところがちょうど目で 大きい目ですよね かわいくないですか?
車両によって顔に違いがある ライトの位置も違う
旧型車両は ライトが下に付いていて、くしゃっとした顔
新型車両はライトが上でシュッとした顔
なつみさんは、学生時代から鉄道を写真で撮る 通称「とり鉄」
数ある鉄道会社の中から 車体が可愛いという理由で三鉄を選んだそうです
●楽しみ方その2 景色
なつみさん:
海がきれいに見える場所が2ヶ所あって
大沢橋梁と安家川橋梁 というところなんですけれども 絶景ポイント
運転するのはなつみさん
三鉄はワンマン運転のため、駅に到着した時の切符の確認も 運転士の仕事です
なつみさん:
ただいま渡っておりますのは高さ30mの大沢橋梁です
こちらの大沢橋梁では 朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の撮影が行われました
「あまちゃん」では上京する主人公を祖母が この橋の下から見送っていました
●堀内駅
この駅も「あまちゃん」のロケ地になりました
「東京に行って アイドルになるの」(懐かしいなあ
●終点の久慈駅
み:
ありがとうございました 見直しましたよ
大好き大好きって言ってるから大丈夫かなと思ったけど
変わりますね 仕事モードに入ると
なつみさん:
ちょっと大変ですけど、そのぶんやりがいもあるので 楽しい仕事です
アナ:
橋の上ではちょっと止まってくれるというか ゆっくり 撮影もできるんです
「あまちゃんのロケ地です」とか言ってくれるんですけど
なつみさんは「あまちゃん」を見たことがないんです(w
皆川さんを見ても全然ピンとこない
宮藤:心なしかちょっと元気がなかった
み:やっと若い人に会えたと思って、最初は期待してましたもんね
アナ:瓶の中にウニが詰めてあるお土産もある
宮藤:瓶の中に海鮮物が入っていて、ご飯の上にあけると海鮮丼になるのもあります
み:僕、ウニ飲みましたよ カットされてましたけれども グロすぎたんですかね
アナ:
宮古駅と釜石駅の間は、震災前から赤字路線で
震災後も復旧させるときにバス路線にするという話もあった
それが地元からの強い要望によって、鉄道として復活して三陸鉄道になった
Q:「あまちゃん」では北鉄という形で描かれていましたが 思いも強かったですか?
宮藤:
そうですね
田野畑の次の島越に行った時、本当に何もなくて
「ここ駅でした」って言われてもピンとこないくらい何もなくて
それが次に行った時、もうある程度できていたので、すごいなと
地元の人たちの三鉄に対する思いもですけど 逆境に強いなと思いました
Q:そうしたところも「あまちゃん」で描かれていましたものね?
宮藤:
そうですね あんまり重たくならないように
悲しい物語になりすぎないように というのは考えましたけれども
でも基本的に東北の人達って反骨精神があるので すごいなと思います
アナ:
あまちゃんのモデルになったのがこの久慈駅
宮藤さん、今家族に人気のスポットになっているんです
宮藤:じぇじぇじぇ(言われた通りにやってるw
●「あまちゃん」の舞台となった久慈
(後ろに『この世界の片隅に』のポスターもある!
●駅の売店で 名物のウニ弁当を売る工藤さん
夏ばっぱの モデルになった人物です
クニエさんは当時、宮藤官九郎さんから取材を受けたことがあるそうです
クニエ:優しい人
今もクニエさんのウニ弁当は人気です
●琥珀王国 久慈駅
アナ:
今、市内で人気のスポットは琥珀博物館なんです
副館長の滝沢さんは、地元の久慈出身で 琥珀の研究を36年続けています
滝沢さん:詳しいというより好きですね 人生の半分は琥珀と一緒
太古の昔の樹液が化石化してできた琥珀
久慈市は 世界でも有数の琥珀の産地なんです
こちらの博物館で 滝沢さんが是非体験してほしいというのがこちらのドーム
上から下まで 全部琥珀の癒やしの空間
滝沢さん:琥珀の中に入って体で感じていただいて パワーを感じ取っていただければ
●恐竜の化石
この久慈からは琥珀と一緒に恐竜の化石が続々と出ているんです
実は去年 社会科見学で訪れた地元の高校生が
たまたまティラノサウルスの化石を掘り当てたことが 大ニュースになったんです
それ以来 化石や琥珀を掘り当てたいと
博物館のすぐそばにある採掘場が大人気に
1日に300人も訪れることもあって リピーターも増えているそうです
●博物館近くの採掘場で化石発掘に挑戦
滝沢さん:
今立っている場所が 9000万年前の大地なんです
久慈の地層は柔らかくて 初心者でも採掘しやすいのが特徴なんです
掘り始めてから15分
み:これは違いますよね?
滝沢さん:違いますけれども 9000万年前の白い石 太古のロマンです
掘り続けて1時間 今回の採掘の成果は石だけでした(w
滝沢さん:
でも9000万年前の地層を掘ることは普段絶対できない体験です
何が出てくるか期待感が一つの楽しみですので
み:
僕はやっぱり滝沢さんだな
琥珀を見つけるよりも、滝沢さんを見つけたっていう
Q:なんで見つからなかったんでしょうね?
み:
なんか邪念があった
結構いいお金になるみたいな話を聞いちゃったもんですから
アナ:
1kgぐらい 拳3つぐらいのが見つかると
10万円ほどの商品券と交換してもらえるそうなんです
中には 3.8 kg の琥珀を見つけたご家族もいるそうです
●久慈の 9000万年前の土が入った缶詰
アナ:
我々は何も見つけられなかったんですが、博物館ではこういったお土産があるんです
家にいながらにして 発掘作業が楽しめる(ww
宮藤:マジすか!?
アナ:
ゲストのお二人にご用意しましたので
採掘場の土をそのままつめている
宮藤:入りすぎですよ 後から入れたでしょ? 忖度しすぎです いくらなんでも
(琥珀がいっぱい入ってる!
アナ:化石が入ってるかもしれない
宮藤:いや化石は入ってないでしょう ここには
アナ:可能性が高そうなところの土を入れている
宮藤:僕行ったことありますけど あそこ掘ったけれども、こんなに入ってないです
薬師丸さんがどんどんコツを掴んできた
ニュース明けはすっかり琥珀セットが片付けられてるww
近江:
華丸さんは「あまちゃん」の大ファンですが
押さえておきたいところはありますか?
は:
気持ちを抑えてますが
役場の建物とか思い出しますね ロータリーとか 個人的に楽しんでます
アナ:
盛駅から久慈駅まで、途中全く下車しなければ
大体4時間半~5時間程でたどり着けます
163 km すごい距離ですよね ほとんど岩手の端から端まですもんね
このリアス式海岸をたっぷり楽しめる 盛から宮古までは2時間くらい
●大船渡市 さんまの水揚げが 本州一
今年は不漁のニュースが入っていますけれども
だからこそ 美味しい焼き方を知ってもらいたいんです
今注目されているのは「さんま焼き師」の認定試験
3年前に大船渡市が さんまの町を PR しようと始めたイベントで
さんまを美味しく焼く技を身につけられる資格だそうです
さんま焼き師から家庭でも役に立つかもしれない
さんまを焼く方法を伝授してもらった
ポイント1 さんまの選び方
脂の乗ったさんまは背中が青黒く お腹は綺麗な銀色
身に張りがあるのが特徴
ポイント2 塩
あらかじめ塩をふり 寝かせておいたさんまを網に乗せたら
さらにもう一度 一匹一匹に対して一つまみほどの塩を片方にだけふる
ポイント3 焼いているさんまには触るな
何度も触るとさんまの皮に傷がつき、脂が流れ出てしまうので我慢
腹の色がきつね色に変わってきたら裏返すタイミング
トングで優しく包み込むようにしてひっくり返す
さんま焼き師の資格を取るには、実技の講習、筆記試験に合格する必要がある
【過去問】
第1問 ギネスにも載った 何匹並べられるか? 答え:1260匹
2016年の翌年には、岐阜県の羽島市で記録を更新されてしまった
その翌年の2018年 静岡県沼津市で世界一記録が出た
宮藤:もうやめなよ きりがない(w
第2問
大船渡のサンマをPRするサンマソング♪オラ!サンマ! を歌う
アカペラユニットの名前は? 答え:XUXU(シュシュ)
すごいハリのあるいい声で歌う3人 薬師丸ひろ子さん2問とも正解!
宮藤:どれぐらいの野望を持って活動していらっしゃるんですか?
XUXU:
目標は 今日の「あさイチ」に出られてまず嬉しいです
皆さんに大船渡市のことを PR できたらと
歌で元気になってもらえたらなと思っています
シュシュの名前の由来は ポルトガル語で「お気に入り」っていう意味なんです
みんなに気に入っていただけるグループになったらなと思って付けました
「東京タワーのさんま祭り」
毎年9月23日秋分の日にやることが決まっていてサンマを無料で配布します
そこでも歌います
・炭火焼きさんま無料配布!東京タワーで初秋を味わおう
宮藤:秋をメインに頑張ってるわけですねw
XUXU:そうですね どうしても 秋のイベント活動が多いです
宮藤:もっとまんべんなく仕事ができるといいですね
●薬師丸さんの三陸の旅
「あまちゃん」の中で鈴鹿ひろ美と言う 女優の役で出演されていました
音痴な女優という設定で 歌うことがなかった鈴鹿ひろ美
初めて人前で歌声を披露したシーンです
曲のアレンジを変えて しっとり歌い上げる姿が 印象的でした
(これって本当にひろ子さんが音痴だと思われていて
最後に歌った時「本当にうまいんだ!」ってびっくりされたんだよね
実はこのシーンが 生まれるきっかけとなったのが三陸鉄道の 島越駅
薬師丸さんも 6年前に 訪ねていらっしゃった どんな印象でしたか?
薬師丸:
鈴鹿ひろ美が♪潮騒のメモリー を歌うということで
撮影ではなかったんですけれども プロデューサーの方に
現地に行っていろんなことを、場所を観たほうがいいですよねと言っていただいて
私も三陸鉄道に乗せていただいて
トンネルとトンネルを結ぶ線路が全部その時はなくなってしまって
駅もなくて その情景を見た時に 本当に言葉がなかったんですけど
♪潮騒のメモリー を祈りに近いというか、そんな気持ちを込めて
鈴鹿ひろ美さんが歌ったらどうなんだろう と監督に相談しまして
それ以前にも すごく元気の良い素敵なパターンがあって
それとはちょっと違う歌を歌わせて頂きました
●薬師丸さんが再び 島越駅を訪ねて コンサートを行った
薬師丸:だいぶ景色が変わってびっくりしました 町が生き生きした感じです
当時お世話になった人に会いに行きました 三陸鉄道の運行部長 金野さん
「あまちゃん」の撮影では ほぼ全ての列車の 運転担当として参加しました
金野さん:おかげさまで線路も繋がって、駅も立派になりました
島越駅周辺は 東日本大震災で 壊滅的な被害を受けました
今から5年前に 住民の念願が叶い 新しい駅舎が建てられました
駅長・くみ子さんは、島越駅で 35年間駅長を務めています
くみ子さん:
震災の当日も 駅で働いていた
避難する時に 押し寄せる津波を目の当たりにしました
立ち上がるような波が見えて そばにいた人たちが「とにかく山さ上がれ!」と言って
余震がすごくて 杉林の中にいたんですけれども すごい怖い思いをしました
8年前 この地域に およそ18mの津波が押し寄せました
線路は崩れ、駅を始め 住宅の大半が 押し流されてしまいました
くみ子さん:
震災直後は、ここに橋脚が一本立っていただけ
ここに高いポールがありますよね あれが津波が来たという言われている高さです
あんなところまで 想像がつかないような高さですよね
●唯一残った階段
くみ子さん:
ホームに繋がる階段です
途中からちぎれたみたいに 残っていたんですけれども 凄いなって思いましたね
こういうものを簡単に壊してしまう
被災した場所には 家を建てられないので
元に戻るかといっても戻らないんですけれども
今こうして元気でいられるのは、皆さんの支援があって頑張れる
薬師丸さん:
ここに立った時に、空に、または海に届く 賛美歌と言うか
そういう歌を 歌いたいと思ったんです
●新しくなった駅舎の前でコンサート ♪潮騒のメモリー
新しくなった駅舎の前に 地元の住民 およそ300人が集まり コンサートが開かれました
薬師丸さん:
改めて 1年とはいえ まだまだ復興半ばですけれども あんなに立派な駅舎が建って
本当に人間の力ってすごいなと思った
震災後に伺った時に ここに立って歌うことが正直想像すらできなかった中で
でも復興も早かったんですよね
三陸鉄道の皆さんの一日でも早く 皆さんの足を便利につなげたいという 思いがあって
その復興ぶりも素晴らしいものがあった
今回全線開通ということで お祝いとして何ができるだろうって思った時
♪潮騒のメモリー をあそこの場所に立って歌いたいと思いました
「サンテツがゆく!」という番組で
コンサートの模様もじっくりお伝えしますので ご覧ください(8.16、9.1
大吉:
紅白歌合戦で一回「あまちゃん」は終わったみたいな感じが
一視聴者としてあったんですけれども
こうやって今もずっと繋がってるっていうのはすごいことだし
これからも繋がっていくんだろうなって
***
「料理コーナー」のあさりのそうめんも涼しげで美味しそうだった
宮藤:美味しいですね あさりがすごいビシッときてますね 味が
Q:皆川さんいかがですか?
み:うん ちょっと待ってください(食べ続けてるw
●大河ドラマ「いだてん」
(ほんとだ よく見たら あんなにものすごい出てたお腹が 引っ込んでる
このシーンだけ息を吸い込んでたのか?w
どうやってあそこまでダイエットしたんだろう
放送された VTR が阿部ちゃんの「占いババアめ!」で終わってるw
大吉:あの占いは当たるんですかね
薬師丸:本人は一生懸命なんですけれどもねw
Q:見所をお願いします
宮藤:
次週、来週、再来週と ロサンゼルスオリンピックなんですけれども
世の中がどんどん戦争に向かっている中で
スポーツマンだけが一生懸命、日本を明るくしようと頑張るというのは
結構史実に基づいているんですけれども
僕も見ましたけど 勢いがありますよね 皆さんに 皆川も上半身脱いでましたね
み:まだ痩せてる状態の僕が 見られますので
大吉:うちの相方が「あまちゃん」以上に「いだてん」にハマってまして
華丸:
僕も水泳やってたから 今一番楽しいですね
あのタイムの測り方(回って、真似する
あれがやりたい ご飯のコーナーでやりたい
<メール・FAXコーナー>
宮藤:
その前に「いだてん」観てください(爆
なんでも欲しがっちゃだめ