花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

中国江南の旅(3)

2010年12月20日 | 海外旅行「中国Ⅱ」江南・黄山・香港、マカオ
旅の1日目(12月11日)は、新千歳空港発13;30の中国東方航空機に乗り、上海浦東国際空港に行く事から始まった。
新千歳空港の新しい国際線ターミナルビルができてから行くのは初めてだったので、国内線ターミナルからかなり離れた場所迄辿り着くのに少々疲れた。
私が乗ったJRが遅れたため、同行する従妹とその友人は既に来ていた。

今回は添乗員無しという旅だったので、受付で旅行会社の係りからEチケットを受け取ってからは、3人で判断して行動した。
飛行機は左右に3席ずつある150人乗り程度の中型機だった。
東シナ海に面した上海空港に着いたのは25分遅れの16;20分だったが、日本との時差が1時間なので実際の飛行時間は3時間50分だった。

上海浦東国際空港は大きく、外はまだ明るかった。入国審査では顔写真を撮られた。
荷物を受け取って出口に出たら、現地ガイド氏が旅行社名とコース名を書いた紙を掲げて待っていた。
そこで初めて参加者全員10名が顔を合わせ、中型のバスに案内された。
17;10にバスが出発する頃、日が沈んだ。

バスは空港から上海市を抜け、145km西北西にある無錫(むしゃく)市まで走ったが、途中、25~30階建て新築高層マンションが立ち並び、その多くがイルミネーションで飾られていたのには驚いた。勿論、商店街やホテルのイルミネーションに至っては、日本ならさしずめパチンコ店を思わせるような華やかさだった。私は、それが中国人の美的感覚を表していると思った。後でガイド氏に聞くと、年中ネオンを光らせているらしかった。

無錫市は、古くから青銅器の製造に欠かせない錫の埋蔵地で「有錫」と呼ばれていた所だったそうだが、採掘し尽くしたので無錫と名を改めたそうである。
途中、レストランで初めての中華料理を食べ、20;20ホテルに到着した。中国のホテルにもクリスマスの飾りつけがしてあった。
翌日の準備をし、風呂に入って寝る頃は、24時を越していた。

   



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中国江南の旅(2)

2010年12月19日 | 海外旅行「中国Ⅱ」江南・黄山・香港、マカオ
昨日12時半に上海空港から新千歳空港に帰国したが、千歳の気温は-3℃。滑走路は雪で真っ白で、数台の除雪車が走り回っていた。
空港職員に聞くと、昨日までは晴れていたのに、今朝見たら雪景色だったと言っていた。
家に着くと、誰かが玄関前を除雪してくれていた。大きいスーツケースを持って玄関に入る際、有難かった。後で近所の方がしてくれた事を知った。

今回の旅行は写真①の様なコースだったが、旅行前にネットで調べた天気予報の通り、2日目から4日間、上海周辺は毎日雨に見舞われた。
私は持参した雨合羽を着たので問題はなかったが、景色が雨で霞み、残念ながら良い写真は撮れなかった。
(今回の旅は、日本からの添乗員はいなくて、上海空港に着いたら現地のスルーガイドが待っているという旅行だった。
上海でガイドに会った時に、早速私から、「明日から数日間は雨続きで、最後は雪になる予報が出ていますね。」と言ったら、「上海は大丈夫ですよ。」なんて言われたのだった)

5日目は上海の西南180kmにある杭州のホテルから、バスでさらに東南25kmの紹興に向かう日だったが、気温が2~3℃に下がり、天気予報よりも1日早く、朝からずっと雪だった。
紹興の観光後、午後3時過ぎに杭州のホテルに向かったが、向こうの車は、夏タイヤしか履いていないので、あちこちで渋滞やスリップ事故が起きていた。
高速道路も車10台が絡む大型交通事故が起きたという事で閉鎖されたため、私たちのバスは一般道を数時間かけてやっとホテルに戻り、着いたら22時近かった。バスに乗っている間も、滑って事故に遭わないかと、はらはらのしどうしだった。(写真②)

6日目は雪も上がり、雪景色の西湖遊覧などは実に趣があって、不幸中の幸いだった。
7日目は、やっとこの時期本来の江南の天候に戻って、明るい日差しの中、暖かな上海の観光を楽しめた。

そんな訳で、天気にはあまり恵まれず、雨と雪の中国江南から、雪の札幌に帰って来た旅となったが、昨年2月以来となる万博後の上海に行って見て、林立する高層ビル群を初めとする町の変化には驚いた。
世界1の人口を抱える中国だが、世界の工場として今後の経済発展が確信できた旅にもなった。

 ① ② 
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中国江南の旅 (1)

2010年12月10日 | 海外旅行「中国Ⅱ」江南・黄山・香港、マカオ
やっとネパール紀行のまとめが終わった。
書き始めは、いつも簡単にしようと思うのだが、性格もあると思うが、最近特に忘れっぽくなってきた自分の記録としてもきちんと残して置きたいと思う様になり、結局、長い文になってしまう。
それで8日間の旅行なら、書くのも8日かかることになって疲れるのだが、仕方ない。

今度は近場の中国江南を巡る旅で、今年の旅仕舞をすることにした。
昨日は札幌近郊の私の所で、最低気温が-2度、そして最高気温も-1度までしか上がらず、真冬日だった。いよいよ本格的な冬の到来である。
そこで選んで置いたのが、九州に近い気候の土地、中国の上海近郊のコースなのだ。
蘇州、杭州などの水郷地帯を回って来る。

また、雪の季節に入ったので、こちらが大雪で飛行機が飛ばない事も出て来るため、飛行機は新千歳空港から上海空港への直行便が便利な中国東方航空を使うこちらの旅行会社のにした。

また今回は、従妹と彼女の友人が一緒である。私より5歳年上の従妹は、4年前に1度、イタリアに同行しているが、2人共外国旅行の経験が少ないので、私がアドバイス役を引き受ける事とした。
11日午後に発ち、18日までの8日間の旅だ。
しかし、ネットで気になる天気予報を見たら、残念な事に3~4日間は雨になりそうだし、雪が降る日もありそうなのだ。ヒマラヤの方でできた雲が流れて来るのかも知れない。
それでまた、登山用のゴアテックスの合羽を持って行く事にした。しっかりセーターも持つ積りだ。

気になっていた年賀状のデザインも、自分のと家族のを、先日、仕上げたので、心おきなく楽しんで来る積りだ。
では、また少しの間、留守にするので宜しく。
コメント (2)
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