(前の記事の続き)
雨不足でも例年の様に季節を感じて咲いてくれた「薔薇たち」に感謝だ。
これから花がら摘み、剪定が忙しくなるが、新たな蕾が立ち上がってくるように毎日頑張りたい。
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雨不足でも例年の様に季節を感じて咲いてくれた「薔薇たち」に感謝だ。
これから花がら摘み、剪定が忙しくなるが、新たな蕾が立ち上がってくるように毎日頑張りたい。
雨は暫く降らないが、急に気温が高くなったので、「薔薇」の蕾が待っていたように次々と開花して、庭の彩りが賑やかになってきた。丁度「カキツバタ」「クレマチス」「ジギタリス」も開花し、華やかだ。
今日は取り敢えず今朝の「薔薇」達から。
天気予報によると、当地は今夜から1週間、毎日数時間ほど雨が降り続く様だ。乾燥しきり、風も強く土埃が舞い上がっていた大地が天水で潤いそうで嬉しい。暫く水やりから解放されそうだが、雨量が多すぎると病気になるのではという心配もある。(続 く)
先週図書館で見つけた上の題名の本(神尾哲夫著 幻冬舎)を読み終えた。
著者は1952年生まれのフランス料理のシェフだが、2003年、「前立腺癌がそけい部リンパ節に転移」して見つかり、医者から「生きているのが信じられない」と驚かれたそうだ。
それ以来、ステージ4の末期癌患者ながら、真剣に自身の身体に向き合い、「人は口から入る物でできている」事に気づき、自身の食生活を調味料を中心に改善した。
この本は、14年間も生きたその食生活の研究と改善の経験を書き綴った本で、健康な身体づくりとその維持に何が大切かを教えてくれる。
食生活については、私自身も日頃から実行していることが多かったが、中でも私が最も参考になったことは、「身体を冷やさない」「体内に酸素を十分に取り入れる」ことだった。
北海道は冬場の暖房費用が高騰してきた昨年から、室内気温を上げにくかったし、また、60歳の時の人間ドッグで、私の肺活量が平均的な人の6割しか無い事、生まれつきなので改善治療はできないことが判明していたからだ。
著書は2017年3月に発行されたが、気になり読んでから調べたら、その直後の5月に65歳で逝去された事を知った。
彼が残した食生活の視点を、健康に生きたい多くの人に知っていただきたいと思った。
寒い寒いと嘆いている内に早くも6月を迎えてしまった。北海道は例年よりも種の発芽や生育状況が随分遅い様に思って、やきもきしている。
しかし、花木類は、例年よりも2日程遅れるだけで律儀に開花してくれ、喜ばせてくれる。
先日、豪華な最初の「牡丹」が咲いたと思ったら、1週間ほどで最盛期を終え、次の「牡丹」に庭の主役の座を譲る。しかし、その「牡丹」ももう種を結ぼうとしている。今年は気温が低いためか、草木も急いで次の段階に進もうという訳なのか。昨日と今朝は、花びらを散らせ、種を結ぼうとする花を幾つも剪定した。
先日から「ジャーマンアイリス」が蕾を膨らませて、例年通り美しさを競っている。庭が狭いので、繁殖が旺盛な花は、毎年、私の勝手で余り好きではない花色の球根を処分してきた。今年も花色が分かる内に、整理するつもりだ。
また我が家のツツジの中で遅く咲く「エクスバリュー」が開花した。
最後になるが、今回、私にとって寂しい事が起きた。先週末、数年間札幌で勤務をしてきた転勤族の娘が、北海道の外れに転勤で行ってしまったことだ。
娘に「私はもう引っ越し手伝いはできないから。」と言って置いたら、一人で全て荷造りをして行ってしまった。娘も一人前になったなと思って嬉しいような、反面では寂しいような心境に見舞われた。
昨年は夏以降、毎週、「トマト」などの収穫物を受け取りにやって来ていたが、それも今年からはかなわない。予想外に多く蒔いた種や植えた苗が収穫の時期を迎えたら、私が食べる分の他はどうしようかなと考えている。
でも考え方を変えれば、暇な私が野菜を持って遠い娘のところに行く方法もあると思う。身体が動ける内に、できることをするのも大事なことだと思う事にした。
今朝は生育したり間引いたりした「ホウレン草」「青梗菜」「春菊」「小松菜」を沢山、土地を貸してくれている知人や隣家にお裾分けした。知人は「何時も済まないね。」と言うので、「大事な土地を使わせていただいている地代ですから。」というと、「(草だらけ、石だらけの)ましな土地では無いのに…」と言っていた。