開会式の様子をTVで見ていて、オリンピックスタジアムをテムズ川沿いに作った狙いが伝わって来た。
「スラムドッグ・ミリオネア」の映画監督が開会式をプランしたと聞き、成る程なと感心した。「グレート・ブリテン」の歴史を、大勢の普段着を着た市民が参加して歌い上げた。特に産業革命を起こして国を発展させたという歴史の演出が素晴らしかった。
開会式の中では、障害を負っている人たちや子どもたちが主役になって活躍する色々な場面が作られていたが、福祉国家・英国の考え方が強く感じられた。
また、王国という独特な国の体制を、開会式に生かしてもいた。
6月にイギリスを旅行して、地方とロンドンの現在の姿と歴史を見て来られた事は、良かったなと思った。
参加国がアルファベット順に入場した場面で、参加者は数人から数百人と国により大きく異なっていたが、去年民主革命を起こしたチュニジアやエジプト、そして独立してまだ間もない国々の選手が登場すると、今日までにどんな困難を乗り越えて来たのかと思って胸が熱くなった。
それぞれの参加者には本当に精一杯実力を出して戦って欲しいし、オリンピックという場を通してお互いを理解し尊重し合うことで、世界から紛争や戦争が少しでも少なくなって欲しいと思わずにはいられなかった。
薔薇の花盛りは過ぎて、今の庭には薔薇の二番花とカサブランカなどのユリが咲き出して来た。
ユリに近づくと、優しいバラの香りとは違うユリの強い香りに蒸せそうになる。
①「マダム・イサック・ペルーレ」
多くの花を咲かせ、花の耐久性も良いが、初め濃いピンク色の花が時間と共に白っぽくなる。
②「CLエルフ」
去年植えたつる薔薇で、初めて花を咲かせた。花がかたまって咲き、花弁も多く色も良い。
大事に育てて、大きくしたい薔薇だ。
① ②