花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

最近した近所の人達との交流

2024年03月31日 | 高齢期の生活全般

農業が基幹産業の当市には、札幌市の集合住宅住まいには無かった「隣近所の付き合い」がまだ残っている。

私にとって全く見知らぬ土地だったが、札幌のマンション暮らしに見切りを付け、身体を動かし好きなことをするために、ここの土地を買い、家を建てて越して来てから、すでに15年以上経った。

初め新参者の私は、近隣の人達と親しくなることが何かあった時の自分を守ることに繋がると考え、通る人達の目も楽しませる「開放的な庭造り」から始めた。

次には少しの面積の菜園で野菜類を育て、食べきれない分のお裾分けを始めた。

また、庭仕事の合間に立ち話をしたり、沢山できた惣菜をお裾分けしたりする内に、徐々に近隣の人達に受け入れられる様になって行った。

この10日間ほどを思い返せば、次の様な交流をした。

①芽が出始めた自家栽培のじゃがいもで「ポテトサラダ」を作り、2~3軒に1~2回お裾分けした。

②ネットで複数買った「ショッピングバッグ」などのちょとした便利グッズをある家に差し上げた。

③昨年沢山買って、賞味期限が近くなって来た「オレンジジュース」をお裾分けした。他所からいただいた「缶ビール」を、手を借りた方(男性)に差し上げた。

④昨年の夏、ひどい厚さの日が続いた。このあたりではまだ余り普及していない「エアコン」を「夏に備えて買いたいが、相談相手がいない。」という一人暮らしの女性と一緒に、車で電気店を回って検討し合った。

この方は、ずっと専業主婦だった方らしく、高額の耐久消費財を買う際などは、夫君がどれを買うかの決定をして来たが、一人になってからは買い方が分からないからと話していた。

この内の3軒が一人暮らしの女性だ。

一昨日、90歳代の知人に「ポテトサラダ」を届けに行くと、「新型コロナに掛かって、5日間自宅に引きこもっていた。一時はもう駄目かも知れないと思った。」と言われて驚いた。「どこで感染したかは分からないが、病院に行った時かも知れない。」と話していた。回復したとのことを聞き、嬉しかった。

近隣の方からは、果物や珍しい土産物や名産品などをいただくことが多い。また、私にとっては、生活情報を得たり、野菜作りなどで起きる困り事の相談に乗って貰ったり、重い物を運ぶちょっとした作業に手を貸して貰ったりして来た。

そう言えば、私が冬、海外旅行に出かけた時、窓が開いているのを発見した隣家の方が警察に連絡してくれ、警察が札幌で働く娘に連絡してくれて、お陰で難を逃れた事もあった。

こんなちょとした交流だが、行動範囲が狭くなり、孤立しがちな高齢者にとっては、適当な距離感を保ちながら、普段からちょっとした悩み相談に付き合ったり、お互いに声を掛け合える人間関係作りは、とても大切な事だと思っている。

 

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我が家の「君子蘭」

2024年03月28日 | ガーデニング・家庭菜園

我が家の「君子蘭」は、10年ほど前に伯母が育てていたものを一鉢貰って来たのが始まりだった。

この間、できた小株を株分けする度に、鉢の数が増えて来て、今では西側玄関の下駄箱の上と窓に、このように沢山並べてある。

毎年、今頃の時期になると花芽が立ち上がって来て、やがてオレンジ色の立派な花が咲く。花持ちが良いので、長く楽しめる。

「君子蘭」は、「彼岸花科」葉を落とすことがない常緑多年草花言葉も「誠実」「高貴」「崇高な精神」といった気高さに関係する言葉だ。

今では余りにも増えすぎたので、欲しい人がいたら差し上げたいと思っている。

 ※ 写真奥の小さい「君子蘭」は3年ほど前にホームセンターで見つけて買って来た小型な株の「だるま君子蘭」だ。今ではこちらも2鉢に増えた。

 

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「白内障」の手術費用は「乳癌」で下りた生命保険の残金で

2024年03月21日 | 医療・健康・食生活・衣生活

最初に先ず私の人生に対する向き合い方を変えた「乳がん」の経緯と「癌保険」について書く。

確か停年退職を直前にした3月、職場でフト目に入った「癌保険」のチラシを読み、癌と診断されたら生命保険が下りるという契約内容に惹かれて入会を申し込んだ。確か1年分の保険料として、7000円弱を払った記憶がある。

60歳になり正規の仕事を定年退職した後も、まだまだ気力と体力があって、パートで働きながら、春から晩秋までの晴天の週末には、軽登山に精を出していた。

その年の夏に知床の「羅臼岳」に登山に向かった。所が何時もの登山とは違って直ぐに疲れ、息が上がる。頂上直下の9合目当たりで、とうとう足が一歩も前に出なくなった。仕方なく下山を決意した。

登山口には温泉宿「ホテル地の果て」があり、外に無料の露天風呂もあったので、下山後、露天風呂にさっと入って汗を流した。その後、登山口に駐車しておいた車に乗って網走に向かった所、急に空が暗くなり滝のような雨に見舞われた。ワイパーを超急速にしてやっと運転しながら、網走の宿に戻った。こんな雨では、頂上に行かないで早めに下山して来て良かったとも思えた。

それから数日後、自宅でTVを見ていた時、胸に違和感を感じて触ってみたら、硬いしこりに触れた。翌日、パートの仕事を終えてから、近所の有名な「乳腺クリニック」を受診したら、「多分乳がんです。肋骨に触れているのでここでは手術できません。」と言われた。「羅臼岳」を踏破できなかったのは、このためだったのかと思った。

それで翌日、札幌の「国立病院札幌がんセンター」を受診した。

そこで日を改めて「細胞診」を受け、数日後、「乳がん」と診断された。患者が一杯なので手術は半月後に決まった。

改めて「癌保険」の契約内容を見たら『「湿潤癌」以上なら保険料が支払われる』とあったので担当医師に聞いた。医師から私は「湿潤癌」だと教えて貰った。診断書を書いて貰い、それを保険会社に提出した。

手術後の診察で主治医から「あなたのがん細胞は、再発・転移しやすい性質だったので、日常的に注意して下さい。」と言われ、さらに「女性ホルモンに関係しない性質でもあるので、飲み薬はありません。」とも言われていた。全く癌の知識が無かった私は、「せいぜい生きても、残りは数年かな……」と思っていた。

間もなく契約通りの生命保険料「三百数十万円」が降りた。しかし、それで契約は解除された。

その時、「癌保険」は、癌だと診断されたら保険料が下りるというのが良く、「入院1日○円」などという契約内容では、私のように患者が殺到する病院の場合では5日しか入院させてくれなかったから、不十分な金額しか受け取れない事になると知った。

勿論、治療中で一番高額な医療費は「抗がん剤」だった。薬にもよるが私の場合は1回20万円近い抗がん剤代が3割負担で数万円だった。

私の場合、ざっと計算すると、「検査」「手術」「5日間の入院」「23回の放射線治療」「抗がん剤治療」と、その後の「定期検診」で2~3年で3割負担の医療費として二百数十万円を支払った。

勿論、それ以外に17年間、定期検査に行く通院費と検査代(マンモグラフィー検査・血液検査・超音波検査・医師の診断料)も毎回かかった。

最寄りのJR駅で降り、国立病院まで徒歩で片道23分かかったが、11月末から12月末までの「放射線治療」の時は、節約と健康のために、雪が降る寒い中を毎日、往復歩き通した。

またその後は、札幌市と近隣の市の図書館から「乳がん」と「癌関係」の本を次々と借りて来て読んだ。全部で優に50冊は超え、病院が主催する「癌講演会」にも毎年参加して勉強し、次第に気持ちも前向きに変わって行った。

その後は、定期検診の期間が、3ヶ月毎からやがて6ヶ月毎、そして1年ごとと変わって行き、ついに一昨年の3月、17年目で「もう来なくて良い。」と言われた。


話しは変わって、今回5月に予定が決まった「白内障」の手術だが、結果的に私がネットで調べた「選定療養」の事を医者に話して、それが適応する多焦点レンズを選択したいと告げた。これは2020年から国が定めたもので、「手術費には医療保険が適用されるが、多焦点レンズの費用は自己負担」と言うものだ。

私は毎年高額の医療保険料を支払っているのだから、全額自費負担ではなくて、せめて手術代には医療保険が適用される「選定療養」の手術を選んだのだ。

考えて見たら、18年前に「癌保険」で出たお金が、丁度、今回の手術代100万円前後に充てる位残っていたので、その残金を今回の手術費に充てたいと考えている。後何年生きて使う目か分からないが、残された日々をできるだけ不自由なく生活したいと思っている。

 

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札幌の眼科医院に行く

2024年03月18日 | 医療・健康・食生活・衣生活

地元の眼科医院の医師に「紹介状」を貰ったので、過日、その医院に電話をかけて、紹介された医師がいる日を聞いた。

また、当地からの行き方を聞いたら、最寄りの「JR駅から歩いて15分」と教えられ、「その他の方法は分かりません。」と言われた。

そこで先日、早朝の受診予約に合わせて出かけた。言われたJR駅を降りてから歩いたが、路面は雪が凍り付いていてツルツルだった。滑って転ばないように緊張しながらだったので、私の足では結局20分かかった。

所が見ると、病院の傍に国道を走るバス停があった。それで帰りはバスに乗ってみることにした。

上手い事に、バスは私が乗ったJRの途中にある大きな駅のターミナルに着き、そこが終点だった。そこからは、ほぼ10分おきに札幌駅まで往復するバスがあったのだ。

翌日は、JRとそのバスを乗り継いで病院に行った。病院のバス停に近づくと「○○眼科へは、ここで降りると便利です。」と車内放送がされていた。ほとんど歩くことが無かったので楽に到着。

帰りに受付に行って、「凄く便利なバスがあるんですから、私のような問い合わせがあったら教えて上げて下さい。」と告げた。

その眼科医院は100人以上の患者で溢れ、混んでいて驚いた。検査機器も所狭しとあって、次々と患者の目を検査していく。

担当してくれた看護師は「アメリカ等海外からも患者が来る。」と言っていた。医療保険制度が整っていない国の医療費は高額だし、今は一時から比べるとかなりの円安なのが影響しているのかもと思った。

結局、私の白内障の手術は5月にする予約をして帰宅した。疲れた。

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「震災後の復興」を再検討すべきだ

2024年03月12日 | 社会・事件・ニュース

一昨日の3月11日は、「東日本大震災」から11年目となった日だった。

図らずも今年1月1日に起きた「能登半島地震」の甚大な被害を、これからどう復興するかが模索されている時でもある。

そんな日の一昨日、夜のTV番組「報道ステーション」を見た。

「311から能登へ」「震災後の復興は、どうあるべきか」をテーマに、宮城県雄勝を取材。知識人3人のコメンテーターが司会者に促されて意見を述べていた。

それを見て私の心に響いたのは、

①「被災して亡くなった沢山の人には、復興は無い。」

「東日本大震災後に膨大な費用を使って高い防波堤を築いても、そこに若い人達の就業場所や学校、保育所、スーパー、病院などのコミュニティ・生活の場が無ければ、若者は戻って来ないという現実がある。

だから②倒壊した建物に支援金300万円を支給するよりは、

「震災が起きる前に、一軒一軒の建物が倒壊しないような耐震補強などの必要な事前対策にお金を出せば、壊れる家は少なく、人も多くが助かり、産業や地域コミュニティがなくならないから復興は要らない。」という今までとは真逆の考え方が必要なのだと。

四国地方で地域ぐるみで②を実践し出している町が紹介されていた。素晴らしい方向と対策だと思った。

国を挙げて、復興対策の方向性を②へと舵を切り、国の膨大な復興予算を効果的に、意味ある使い方をするべきだ、と気づかせてくれた実に良い番組だった。

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ホッケの干物を作る

2024年03月06日 | 医療・健康・食生活・衣生活

数年前から店で売られている塩付けの干物、例えば鮭やホッケ、カレイ、鯖、ニシンなどの塩分が私には強すぎると感じるようになった。

高血圧の薬を飲んでいるので、できるだけ塩分が濃い食物を避けるようにしているからだと思う。

それで近年、活きが良い生魚を見つけると、2枚か3枚に下ろして少し塩を振り、天候にもよるが一昼夜~2日程干してから、焼いて食べるようになった。

今回は大きな「縞ホッケ」が手に入った。最高気温が0度だったので、一昼夜ベランダの洗濯物干しの竿に吊したザルで干した

大きいフライパンで、蓋をして両面焼いた。

(ガスレンジの「魚焼き器」は、使った後洗うのが大変なので、かれこれ3~4年は使っていない。それでほとんどの魚は、フライパンで焼くか、煮て食べている)

      

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「アップルパイ風ホットケーキ」を作る

2024年03月05日 | 医療・健康・食生活・衣生活

今朝は、初めて「アップルパイ風ホットケーキ」を焼いてみた。初めは上手くできるかどうか少し不安もあったが、まあまあの出来上がりだった。その自己流レシピは次の通り。

①「リンゴ」一個を皮付きのまま16等分ほどに薄切りして、酸化して赤くなるのを防ぐために少量の塩を溶かした水に短時間浸ける。

            

②フライパンに「クッキングシート」を敷き、水切りをした「リンゴ」を適当に並べ、上に「白砂糖」少々(好みの量)と「シナモン」を振って、蓋をし、中火と弱火の間くらいのガスで加熱する。

 

③ボウルに「ホットケーキミックス」2:「薄力粉」1程度の割合で入れ、「鶏卵」1個と、「牛乳」または「豆乳」を適量加えて混ぜ、ゆるめの濃度のケーキ種を作る。

(「ホットケーキミックス」だけなら甘くなり過ぎるから、私は何時も「薄力粉」を加えて好みの甘さに調節している)

       

④ 「リンゴ」に火が通ったら、②上に③を流し入れ、蓋をして弱火で加熱する。

 

⑤下部が焼けたら、「クッキングシート」ごとひっくり返す。返したらシートは外す。

適量の薄切りバターを数カ所に載せて蓋をし、更に弱火で加熱する。全体に火が通ったら出来上がりだ。

     

今回は15分ほどで出来上がった。味も見た目もまあまあで、リンゴの皮も気にならなかった。

自分で適当に身近にある材料を配合すると、好みの甘さや脂肪分の調節ができて良い。合成添加物などは一切使わないし、何よりもできたての熱々を美味しく食べられるのが嬉しい。

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白内障手術のために新たな眼科を予約する

2024年03月04日 | 医療・健康・食生活・衣生活

糖尿病内科の医者から、半年に1度程度、目を検診して貰うようにと言われている。病気の副作用が目に来る場合があるそうなのだ。

昨秋、地元の眼科を受診して検査した時、「副作用はまだ心配ないが、白内障が進んでいます。」と言われた。そして「手術するなら、身体が元気な内の方が良いですよ。」とも言われた。それで庭仕事が一段落する今年5月下旬に手術の予定を入れて貰った。

所が、その病院では医療保険でできる近距離、中距離、遠距離のどれかに焦点を合わせる「単焦点レンズ」の手術だけなのだが、帰りに貰った説明書を見たら、私の「車を運転する時は、今まで通り眼鏡を使用しても良いが、屋内では眼鏡を掛けずに本を読んだり、TVを見たりしたい」という希望は、叶いそうになかった。

年末に通院した時、医者にそう言った。

すると、色々なレンズを取り扱っている病院として、自身の出身大学と同じ北海道では最難関の大学医学部を出た医者が経営している札幌の病院を紹介された。そこへ行くには場所的に、JR一本なら札幌近郊の駅で下りてから15分ほど歩かなければならない眼科医院なので、どうするか迷った。

しかし、その眼科医院に電話を掛けたら、「新規患者の受診予約は、半月以上先になります。」と言われたので驚いた。しかし、病院は混んでいる方が良い病院だと思い、予約した。

新しい病院では、受信後、担当する医者に私の希望に合うレンズを選んで貰う事になるが、多分、医療保険が効く「単焦点レンズ」(現在2割負担の人では、手術代も含めて両目で16000円)とは違って、かなり高額になると想像する。「2焦点レンズ」とか「多焦点レンズ」とかあるようだが、片目で10数万円から50数万円以上、最高額のはほぼ100万円らしい

しかし考えれば、「コロナ禍以降、海外旅行には全く行っていないのだから、その代わりと思えば良いのだ」とも思う。

目は死ぬまで毎日使う訳だから、自分の希望を叶えて見たいなと今は思っているところだ。

地元の医者に書いて貰った「紹介状」を持って、10日後に行って来たい。

 ※ 摘花した「カランコエ」(中央)に新たな花芽が立ち上がって来た。

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