花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

ただ今、ウオーキング中

2019年09月29日 | 高齢期の生活全般

実は9月になったら、アメリカに旅に行きたいと思って旅行社に予約をしてあったが、どうしても足腰に自信が持てず、キャンセル料が掛からないぎりぎりの所で旅行社にキャンセルの連絡を入れた。

その代わりに足腰のトレーニングを目指してウオーキングをし出したのだが、7月24日から毎日「1万歩を目標」に今日で68日続いた。我ながら良くやったと思う。

最近は朝の気温が低くなって来たので、袖の無いパーカー?を羽織り、弱い左の足にサポーターを巻いて、気分良く歩いている。

今日は途中から雲行きが怪しくなり、今にも雨が降り出しそうだったので「ポケモンゲーム」を程ほどにして急いで歩いて帰宅したら、1時間のウオーキングで5800歩だった。昼から買い物に出かけて歩き、何とか1万歩を越えた。

休み休み「ゲーム」をしながら歩いていると、2時間位のウオーキングは平気になり、歩く事に少しずつ自信が付いて来た。

しかし、体重はさっぱり減らない。その内に減り出すのだろうか。

歩く途中で、私よりも10歳ほど年上に見える男女や肥満気味の男性を見かける。私と同じく、皆、自身の健康の為に努力しているのだろう。

また、毎日町を巡り歩いていると、分かることがある。

私が歩くコース中には、市の公園が5箇所あって、その大半の公園にトイレと水を飲める水道が用意されている。いつ災害が起こっても、住民の一時避難場所になると思われるが、冬場の北海道で災害が起きることを想定すれば、屋根があり、暖房設備も整っている屋内避難場所が必要だ。しかしその数は、まだ間に合っていないように思う。

それから家の庭に植えられている花の種類だが、当地では「マリーゴールド」と「ベゴニア」が最も多いようだ。恐らく一番手が掛からず、花期も長いからだろう。最近は「秋明菊」「ヒャクニチソウ」「コスモス」も綺麗に咲いている。

私の様に「薔薇」を植えている家はコースの中では数軒だ。中には折角の「薔薇」を放置しているので、花があまり咲いていない庭があって「花殻を摘むといいのに…」と残念に思いながら通り過ぎる。

それから雑草を見ると抜きたくなる私の癖で、たまたま線路の遮断機が下りていると、開くのを待つ間に道路わきの雑草を抜く。歩道にイネ科の植物が生えていると、種ができて飛んだら厄介だと思って、抜くこともある。

                          

 

 

 


母の48回忌の墓参に当り、当時の私の育児事情を振り返る

2019年09月22日 | 日記

昨日は母の命日が近く、秋分でもあるので、娘の車で一緒にI市の墓地に墓参に行って来た。

庭の「ダリア」や「アルストロメリア」「秋明菊」などで作った花束と菓子や飲料などを供えて、母と伯母、母の実家の物故者をお参りした。

 

私の母は48年前の9月に、当時私と一緒に暮らしていた地方の総合病院で亡くなった。

当時、北海道の郡部には、「3歳未満児を受け入れる保育所」がほとんど無かった。それで私は長男が生まれた後、母親を引き取り、最後まで母の面倒を見る代わりに、孫の世話をしてもらうという予定だった。

ところが同居した1年後に風邪に似た症状が母に出、微熱が続いた。その内黄疸にもなって、医者からは「急性肝炎」だと告げられた。

母を総合病院に入院させて治療をしたが、とうとう4ヶ月後に54歳の若さで旅立ってしまった。母の最後は「肝硬変」だった。

思いがけなかった母の死に私のショックは大きかったが、親の法要で取れた1週間の休暇が済み次第、出勤するために子供の育児をどうしたら良いか、先ずはそれを考えなければならなかった。 色々試してみたがなかなか上手く行かない。最終的に知人の奥さんが個人的に昼間、見てくれることになり何とか半年乗り切った。

長男は2歳になっていたが、その頃の私のフルタイムの仕事と育児を両立させる毎日は、今振り返っても本当に大変だった。

 

やがて翌春、職場の上司の努力で、私は「未満児の保育」もしている町に転勤できた。それからは「保育所」の保母さん達に支えられながら、私は働くことができ、そして長男は小学校の入学日を迎えた。

小学校に入ってからは、3年生まで、授業の終了後は夕方まで「学童保育所」で面倒を見てもらい、私は働き続けた。

長男が小学生になってから、もう一人、娘が生まれたが、産後6週間だった産休明けから1歳までは、その町が助成している「保育ママ」制度を使って、個人の家庭で保育をして貰った。

一歳になってからは「保育所」に通わせてもらい、本当に助かった。

娘も小学校入学後の午後は、3年間、「学童保育所」の世話になった。

母亡き後は、綱渡りをするような毎日の生活が続いたが、お陰さまで私は60歳の停年まで何とか勤める事ができ、子供達もそれぞれ大学を出て、独り立ちした。

振り返って見ると、働く女性を支えるには、先ずは「産休明けからの子供を預かる保育所」が必要だ。しかし、私が子供を育てた48年前から国の体制は余り前進していないように思われる。女性の働き手を増やすための政策を、国には早急に望みたいものだ。

子供を産み育てる事が、若い夫婦の喜びとなる日が来れば、「少子高齢化」が原因の諸問題を解決し、「年金問題」、そしてやがては「労働力の確保」にも明かりが見えて来るように思うのだが。

勿論、企業が長時間労働を当たり前とする意識と体制を欧米などの様に改めて、家庭生活も大事にする社会へと変る事、そして育児・子育てを男女共同の役割にする事も差し迫った課題であろう。

                                 

                                     

 

 

 

 


9月の庭

2019年09月07日 | ガーデニング・家庭菜園

9月になり、既に1週間が経った。

この間、台風の被害や踏切事故、そして親の虐待を受けた幼い子供の死亡など、次々とニュースが報じられている。

秋は台風が次々とやって来て、西日本一帯に膨大な被害をもたらすので、その地域に住む方達の心配と苦労は如何ばかりかと思う。

少しでも小型の台風が足早に通過して欲しいものだが、自然現象なので、人知が及ばないのが悔しい。

それに「子供は親を選べない」という現実から、苦しんで死亡してしまった子供に対し、本当に行政や近隣の人の手立てが無かったのだろうかと不審を感じる。

また、小さな子供の命と感情を弄ぶ大人の親の人間性を疑ってしまう。それにしても、殺された僅か5歳の女児が父親の言うことに従おうとした懸命な姿に、「たった5歳の子が…」と胸が痛くなる。小学校に行っていないのに、ひらがなを書き、感情を、それも論理的に表現できる子供は決して多くないと思うのだが、亡くなってしまった事が本当に残念だ。

先月の風台風で傷んだ庭の薔薇は、その後元気になり、秋の花を咲かせるようになった。中には、この時期に「黒星病」などの病気になり、葉が黄色くなって落ちたり、落ちない黄色の葉も見苦しいので取り去る薔薇も多い。

今年は、薔薇に与える肥料を昨年までより可なり控え気味にしている。

下の写真は、昨日写したものである。

「レオナルド・ダ・ビンチ」 1993年フランス、メイアン社作出。 四季咲き、花数が多く、花弁も75~80枚で多い。濃いローズピンク色のクオーターロゼット咲き、花持ちが良い。この木は、1年前に移植したので、今年になってようやく花数が増えた。根がしっかり根付いたのだろう。

  

 

「ロビンフット」は小さなつぼみが沢山できていて、春からずっと花が耐えない。 

 

                                            「ピンク・アイスバーグ」これは白花の「アイスバーグ」の枝変りである。秋になり花色が濃くなった。

 

「ロココ」 一回り大き目の杏色の花が咲く。花持ちが良い。                       

 

 「銅葉ダリア」と「ジニア」は、次々と花を咲かせている。