花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「55歳からの一番楽しい人生の見つけ方」を読んで

2022年07月10日 | 読書

知的生き方文庫出版、「川北義則」著のこの本を偶然手にし、一気に読んだ。

著者の言う55歳はとうに過ぎてしまった私だが、内容は死を迎えるまでに楽しい人生をどう送ると良いかという著者が考えた貴重な示唆が書いてあって、高齢期の私にも分かりやすく、面白く読めて、とても良い本だった。

今は65歳にならなければ年金は満額出ない。そのため停年を無くしたり、定年年齢を65歳に延ばす会社が増えている。

かつ、年々日本人の平均寿命は高くなりつつあるが、何らかの介護を必要としない「健康寿命」との差は、男女ともに平均数年間ある。

それ故、数年前に「老後の夫婦の生活に必要な金額は、2000万円」と厚生労働省が言い出した結果、定年退職後も働き続けたいと思う人達が増えている現実がある。

そんな社会状況を背景に、著者は働き続ける場合の考え方、高齢期のお金について、妻や子供、友人、就業時代の同僚との人間関係について、趣味について、健康診断の功罪、暮らし方の基本姿勢など、多岐に渡って現代の高齢者にふさわしいあるべき生き方を説いている。

特に、誰もが必ず迎える死を自覚して一日一日を有意義に生きることの大切さは、私が癌患者になってから自分でも自覚して実行していることと同じだった。

多くの方々に読むことを薦めたい良い本だ。

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夏の庭と菜園(2)クレマチスが咲いた。

2022年07月04日 | ガーデニング・家庭菜園

2月の大雪で薔薇が数本折れて枯れてしまったので、今まで1カ所に2本ずつまとめて植えてきた「クレマチス」を分けて薔薇の後に植えた。それが先日から開花し出した。

今ある「クレマチス」は、ほとんどが晩秋に地上10cm程を残して強剪定でき、春に新枝が芽吹いてその枝に花が咲く種類だ。この種類は雪が積もる冬場の管理が楽なのだ。初夏から弦がどんどん上に伸びて絡まるので、弦を外しながら支柱に巻き付けるように仕立てるのが難しい。今回は2本だけ掲載した。

    

この薔薇は一昨年、玄関前に植えたイギリス製の「ロビンフッド」だが、昨年は全く蕾を付けなかった。今年3年目で初めて花を見ることができて嬉しい。ゼラニュームレッド色で径3cmの小花が集まって咲く薔薇だ。

枝が折れてしまい、もう駄目かなと思っていた「ピエール・ド・ロンサール」が根の脇から新芽が出て来て、背が低いが、この度開花した。花の大きさは前と同じだ。喜びも一塩だ。今後のために今の新枝を大切にしたい。

    

この薔薇は「ブラックティ」だ。毎年「うどんこ病」になるが、今年は雨が少ないので、今の所元気だ。

これは、毎年元気に花を咲かせてくれるが、やはり「うどんこ病」には弱いドイツの薔薇「ラヴァグルート」だ。色合いからか、名前の意味は「燃える溶岩」だそう。今年は花が大きいように感じる。

    

次のはつる性の「サマーメモリーズ」だが、当地では夏が短いので、ほとんどのつる性の薔薇は、余り伸びないうちに冬が来てしまう。

この薔薇はイギリス製の「ワイルド・イブ」で、多弁大輪八重ロゼット咲き。棘が少なく、ふんわりと優雅に咲く。

    

歩道に沿っている土手の端で「ラベンダー」が開花した。数年経つと根が大きい木になる。我が家では植える場所が限られるので、大きくなると処分して来たが、その前にこの木は簡単に挿し木ができるので、今年は3本ほど挿し木して来年に備えようと思っている。

 

コメント (2)
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