花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「アイルランドとスコットランドの旅」(1)

2017年04月29日 | 海外旅行「北ヨーロッパ」アイルランド、スコットランド
≪出発した日≫

今回10日間の「アイルランドとスコットランドの旅」に出かけて来た。
今回私が一番行きたかった所は、「北アイルランド」の北部海岸にある世界自然遺産「ジャイアント・コーズウエイ」(写真)だった。



前日、伯母の着替えや洗面道具を持って、伯母を近くの特別養護老人ホームの「ショートステイ」に預けた。
庭の「プリムラ」が咲き出し、「水仙」の蕾が立ち上がって来ていたので、帰国するまでには景色が変るだろうと思いながら、急いで旅行の荷物を作った。

旅行は4月19日~28日とゴールデンウイークの直前だったので、乗り継ぎに立ち寄ったロンドンの「ヒースロー空港」以外では日本人にほとんど会わなかった。
「ヒースロー空港」では、私達のツアー一行と同便の「ブリティッシュ・エアウエイズ」に乗る高校生の研修旅行の一団に出会った。
聞くと長野県松本市のS私立高校だという。9日間の研修中、グループ別の自由研修もあり、楽しかったそうだ。
まだ、公立高校の海外研修旅行は認められてはいないと思うが、私立高校の生徒にとっては魅力的な行事に違いないと思う。
しかし、親の負担は大きくなるので、中には大変な家庭もあろうと気になった。

出発日の19日は、いつもの様に「新千歳空港」7時50分の朝一のANAで成田空港を目指し、到着した第一ターミナルから第二ターミナルに循環バスで移動してから、H社の受付に行った。
添乗員氏からEチケットを受け取り、「ブリティッシュ・エアウエイズ」のカウンターに行った。今回は「ロンドン空港」経由で「アイルランド」の首都「ダブリン空港」まで行くので、スーツケースもそこ迄預けた。

出発時刻は12時35分、機内はほぼ満席状態で到着するまで12時間35分を要した。食事は昼食と朝食の2回出たが美味しかった。
ただし、狭いエコノミーの座席で寝ていたら、お尻が痛くなったので、ひざ掛け毛布をたたんで敷いたら緩和した。

「ロンドン」から「ダブリン」までは1時間半で、小型の4列座席のプロペラ機だった。
「アイルランド」の「ダブリン」のホテルに着いた時刻は24時近かった。日本との時差は-8時間なので、その日は1日が32時間の日だった。
眠られずに疲れが残り、翌日からの行動に支障があると困るので、催眠薬を飲んでぐっすりと眠った。

コメント (4)
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今月の庭仕事始め

2017年04月15日 | ガーデニング・家庭菜園
今年の雪解けが昨年よりも8日間遅かったため、菜園部にはまだ雪があったが、4月2~3日に薔薇や植木の冬囲いを外した。
一時は庭に2m近く積もった雪の重みで、根元が折れてしまったりした木が2~3本あった。
何とかなりそうなのは木で支えて縛り付けて置いたがどうなることやら。
4月5日には、枯れた木などを剪定した。

9日は晴天だったので、「石灰硫黄合剤」の15%液を作り、遅れていた木々の消毒をしようとした。
所が噴霧器の調子が悪く噴霧できない。丁度来訪してくれた近所の方の噴霧器を借りる事ができ、無事に消毒を済ませた。
一旦6日に全ての雪が溶けたが、12~13日にかけて低気圧が通ったためまた雪が少し降り、最高気温が2~3度と冬に戻ったような寒い天気だった。(13日の降雪時の写真。薔薇の木は、まだ幹と枝のみだ)

      

昨日から風が強いが、ようやく春らしい気候になった。
伯母自身はかって住んでいた自分の家に広い庭を作っていたので、植物には関心が高い。
そこで昼前に、一番早く庭に咲いた「クロッカス」を見せるために伯母を外に連れ出した。
私の腕をつかませて、腰が曲がっている伯母を支えながら歩くのは疲れるが、外気に触れることも健康には良い筈だ。
ほんの15分程だったが、春風に当たって気分が良かったらしい。
これからは日々、草木類が生育していくので、できれば毎日、庭先を散策させたいと思っている。
(下の写真は、「クロッカス」の間から「水仙」の蕾が上がって来ている)



                  
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伯母が落ち込む

2017年04月09日 | 高齢期の生活全般
この所の伯母は、入浴時、倦怠感が酷くて浴槽内に入れずに洗い場で身体を洗っただけだったし、手足が冷たい状態が続いていたので、昨日、かかり付け医の病院に行った。
心臓のCTと手足の血管の様子、それに骨粗しょう症の現状を調べてくれた。
その結果、心臓血管内の動脈硬化が進行していて、抹消の毛細血管に血液が十分に行き渡っていないこと、骨量は成人女性の39%しかないことが判明した。BMI値は21.7でまあまあだった。
そこで骨粗しょう症の進行を抑える注射(これからは6ヶ月毎に打つ予定だ)を打ち、毎日飲む薬も2種類(カルシウム剤と血管拡張剤)が処方された。

薬は昨日の昼から飲み出したが、今日の伯母は何時に無く元気が無い。
聞くと、「自分はもっと元気だと思っていたのに、検査結果を知ったら悲しくなった。」のだそうだ。
半分は私に甘えていると思うが、私は「今まで医師がいる施設にいて、不調を訴えても取り合ってくれる事が少なかったよね。たまたま私と同居したので病院に連れて行く事ができて、少し遅かったけれど現在の健康状態が判って、進行を抑える薬や注射が出たから良かったね。」と言った。
そして、「施設のミキサー食なら、何を食べているのか分からなかっただろうけれど、今は刻み食なので、何の料理か分かるでしょう。私は伯母さんにはできるだけ栄養バランスを考えた食事を食べてもらいたいと思って努力しているから、伯母さんも食べてね。」と話した。

それから夕食の支度に取り掛かった。
ご飯、焼き魚、刺身、ニラとシメジの卵とじ、苺などを、綺麗に食べた。
97歳の健康状態としては驚くことではないのだが、初めて画像と数字で自分の検査結果を見たショックは大きかったのだろうと思った。
我が家に来た2ヶ月程前、手首周りを測ったら14cmしかなかったが、一昨日測ったら14.5cmに増えていた。
私が手助けできる事は限られているが、これからも伯母の精神的な支えも含めてできるだけ努力して行く積もりだ。
                           
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