庭の片付けを始めたのは、1ヶ月以上前に「薔薇」の枝を剪定し始めた時からだった。
毎日々々花が終わった枝をかなり強く切ってまとめてひもで縛り、束を作って行き、一回目に市の処分場へ運んだのが今月12日だった。
その後ぐっと気温が下がって来たが、ここ数日間は開花している花も切り、また蕾が付いた枝も、もう開花しないだろうと思い切って切った。はっきり言って切ない気持ちになったが、冬支度をするためには仕方が無いのだ。
そして昨日、我が家の大きな剪定枝の束が6つと、処分した木の根2個、それに知人の庭の「木槿」を根元から剪定してできた幹と枝の大束を一緒に車に積んで、また、処分場に運んできた。ここまでするのにかなり疲れた。今まで「薔薇」や「ダリア」が生い茂っていた庭が、地上50cm程の枝だけが並ぶ光景に変わった。
今日は草取りを簡単にしてから、当地では露地で冬越しできない「ダリア」の球根を掘った。半日乾かしてから、種類別にビニール袋に入れ、段ボール箱にまとめて屋内に入れた。
明日からは、天候を見ながら「薔薇」や庭木の冬囲いをすることになる。
先ずは根元に「油かす」と「堆肥」を置いて凍結対策をし、次は雪の重みで枝が折れないように枝をまとめて縄で縛る。最後に竹を3本ずつ立てて支えて行く。
野菜類では、まだ少しの「大根」と「聖護院大根」「白菜」「長ネギ」が残っているが、収穫して室内で保存したり、漬物を作る。
「ホウレンソウ」「春菊」もある。こちらはできるだけ食べてしまおう。
これらの作業にあと何日かかるか分からないが、初雪が降り出すのと競争しながら、全てを終わらせなければ、当地では庭の冬支度は終わらない。