≪自宅に近い病院に転院した≫
先週、急に病院から
「伯母の治療が済んだので、退院して欲しい」旨の連絡があった。
それで私からの転院の申し出を受け入れてくれていた
地元の病院に、昨日午前中に私の車に乗せて転院した。
昨日は、朝9時過ぎに私が迎えに行くと、朝、シャワーを浴びたらしく、伯母は疲れたのかベッドでぐったりしていた。
私が入院費の支払いを済ませ、私物をキャリーバックに詰めていたら、今まで世話になった「相談員」の方が車椅子に伯母を乗せてエレベーターで降り、私の車の傍まで送ってくれた。
昨日の伯母は、車の座席に移ったり、車から降りて短距離を歩くのもふらついて危険だったので、伯母を支えて安全に転院するのが大変だった。
今まで伯母を診てくれていた今度の病院に着くと、直ぐに
「心電図検査」「脳のMRI検査」「心臓のCT検査」「血液検査」を受けた。それから病室に案内された。看護婦詰め所前の一人部屋だ。
伯母が疲れて寝ていた所に、突然、伯母の妹(95歳)が娘夫婦に伴われて札幌から見舞いに来た。妹が耳元で話をしたら、伯母は誰だか分かったようだった。その人達は、15分程で帰って行った。
昼食が運ばれて来た。伯母が前日、スプーンを持たせると一人で食べたので、昨日も食べさせて見たらほとんど残さずに食べた。余程お腹が空いていたらしい。
ここの病院では、
栄養剤の点滴をせずに食事を食べさせるようだ。
私は、一旦、家に帰って、午後にまた、入院関係の書類に必要な印鑑を持参した。すると、医師に呼ばれた。
私は先ず、「快く転院を受け入れてくれて有難うございました。」と感謝の言葉を伝えた。
医師は午前中の検査結果を見せてくれて、
「5~6cmもある大きな範囲の脳梗塞だったが、目はぼんやりとは見えている。」「心臓が肥大しているので、心筋梗塞の治療も必要だ」。と言われた。
今日も12時からの昼食時に病院に行って見た。伯母は、食堂で他の入院患者と一緒のテーブルで食事していた。
お茶にはとろみ剤が加えられているが、おかずは微塵切りだけの状態だった。時間はかかったが、
伯母は一人で食べ、完食したのには驚いた。
また、前の病院では、粉薬をおかずに混ぜて食べさせていたが、この病院では最後にとろみが付いたお茶に混ぜて飲ませていた。
食後に部屋に戻ってから、車椅子に座った状態の
伯母を5週間ぶりに散髪した。髪が床に散らばることも無く、上手くできた。
それから、この間の北九州、西日本の豪雨による大勢の死者、行方不明者のニュースを伝えた。
伯母は、家でイヤホンで聞いていた「携帯ラジオ」を聞きたいと言うので、明日には届けてやりたいと思う。
今後、口から食事ができる様になって胃や腸が働くようになれば、徐々に気力を回復していくのではないかという希望が出て来たので嬉しい。