他に「要支援」でも入れる施設を探してもらったが、現在空きがあるか近々空くらしい施設を1~2見た所は伯母には合わなかった。
それで、止む無く我が家に来てもらい、私が介護をする決意をした。
居室は居間の隣の8畳の洋室を当てる。
ここには既に1年半前、伯母の住まいから持って来た仏壇を置いてある。子供が弾いたスタンドピアノも置いてあり、ベッドを置くと狭くなるが伯母が寝起きするには十分だろう。
伯母は1人では歩けないので、施設でも「歩行器」を使っていた。
それが古くなり車輪が駄目になって来たので、我が家の屋内用「歩行器」を用意するつもりで居た。
昨日、市の「地域包括センター」の方と会った時に相談したら、「社会福祉協議会」にあれば貸し出すという。早速行って見た。
倉庫内に色々な介護用具が置かれてたが、その中から結局「歩行器」「風呂用の介護椅子」「体位移乗台」それと夜中に2時間置きにトイレに起きるというが、施設に比べて我が家の気温、特に北側にあるトイレは寒いし、またトイレの入り口は施設のカーテン式と違ってドア式なので開け閉めが面倒かなと思い、「ポータブルトイレ」も借りた。(これはいざと言う時用なので、物置に入れた)
これらを全て無料で期限なく借りられるそうで、素晴らしいサービスだと思う。
10年前に新築した我が家は、私が病気になってから自分で基本的な設計をしたので、車椅子で生活できるように段差がなく、トイレや風呂場、廊下も広く造ってあるので、伯母は「歩行器」を使いながらでも何とか生活できるのではないかと思っている。
今は伯母の日用品や衣類を入れるケースか何か、適当な家具を思案中だ。
伯母が我が家に来て私との生活が始る日は、今月31日だ。