今回の旅行の最後の夜は、ラスベガスでの自由行動だった。
旅行社が主催するオプショナルツアーも3つ、事前に案内されていたが、十日前に図書館から数冊の本を借りて来て調べた所、ラスベガスは1本道の街なので、自分達で動けると判断した。勿論、経験のないギャンブルをする気は、全く無かった。
私の計画に友人が賛同してくれたので、2人でバスチケットを買い、(2時間以内乗り降り自由券が1人3ドル(282円) 自動販売機で買うが、どう操作したら良いか戸惑った)大人しか入場できないショー「Jubilee!」をやっているバリーズホテルまで行った。
ホテルは大きく、チケット売り場を探すのにも手間取った。
チケット売り場に着いた時には、ショー開始時間から7~8分越えていた。一般席は満席だが、ビップ席ならあるという。時間を無駄にしたくなかったので、92.5ドル(8700円)でチケットを買った。
ペンライトを持った女性が案内してくれた席は、前から4列目。演じている大勢の人たちの表情がはっきりと分り、ショーの迫力が伝わってとても良かった。たっぷり1時間半のショーにとても満足した。
(因みに「夕食付きのショー鑑賞」のオプショナルは、このショーと夕食で料金は23,000円だった)
その後、幾つかのホテルが屋外でやっている無料の「噴水ショー」や「火山噴火ショー」①などを見ながら、泊まるホテル②へ向って歩いて帰った。
砂漠の真ん中にあるラスベガスは流石にかなりの蒸し暑さだったが、海賊のバトルをやる「セイレーン」の歩道は大勢の人で埋め尽くされていて、やっと通り抜けたのだった。
ホテルに戻ったら22時を過ぎていた。翌朝は6時出発だったので、大急ぎで荷物整理をして寝た。
① ②
7日目、ラスベガス発8;27のユナイテド航空でサンフランシスコまで行き、10;10発の日本航空に乗り換えた。
アメリカ入国時、審査で10本の指の指紋と正面の顔写真を写されたが、出国時の検査では、パスポートを見せると写された顔写真がパスポートの写真の横に写るようになっていた。審査官は2枚を比べて「出国OK」を出していた。
帰りの11時間は、そのほとんどを眠って過ごした。
成田には16;35に着き、新千歳には18;40に乗り換え、20;25に着き、無事帰宅した。
機内座席の液晶画面に出る飛行状況を写して見た。
③は航空機が日付変更線に近づいた時の映像、④は変更線を越えた直後のサンフランシスコと成田の時刻差の情報である。成田の時刻は、18時間遅いことになる。
③ ④
今回の旅は毎日外を歩き回る日程なので、私には少々キツイのではと心配したが、毎日、地球という星の歴史と壮大な景観を見せ付けられる感動の連続で、本当に大満足できた最高の旅だった。
この旅行記を最後まで読んでくれた皆さんにも、少しは私の感動が伝わっただろうか。