大腸ポリープの組織検査結果

昨日、１２月に切除した大腸ポリープの検査結果を聞きに病院に行った。
医師から「４個とも良性でした。」と聞かされた。ホッとした。
「次の検診として、１～２年後に来て下さい。」とも。そう言われたら、私の事だから次は２年後にしたい。
悪性でなくて本当に良かった。

病院内は暑い位だったが、外に出ると外気温は－５℃ほどしかなく凄く寒い。病院は大型スーパーの傍なので、そのままスーパーに寄った。
スーパーの店内は、あまり暖房を入れていないらしく涼しかった。きっと生鮮食料品売り場もあるからだろう。
冬物を３０～５０％の値引きセールにしていたので、伯母にカットソーを２枚買って帰宅した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

いよいよ愛車が…

私が今まで乗って来た車は、「トヨタカローラ　ツーリングワゴン１６００ｃｃ」だ。
５０歳代に前の車をトラックに当てられて廃車にした後、買った車だ。
当時は日曜は晴れれば軽登山に行っていたので、この車を買う時は、土曜の午後から登山口まで走り、車の中で寝て、早朝登山を開始するのにピッタリな車だと思って決めたのだ。馬力もあり、４輪駆動なのでどこに行くにも気分が良かった。

しかし、３年ほど前からマフラーが腐食し出した。自動車店に中古のマフラーを探してもらったが見つからなかった。
新品に取り替えると２０万円以上すると言われた。年数が経っている車なので、今更新品のマフラーに取り替える気は無い。
最近は、運転中、少しガタツク音がする。

昨日、自動車修理工場に見てもらい、ガタツキを溶接してもらった。
次の車検は今年の１０月だ。それまでに代わりの適当な車を見つけたいと思う。
病気の治療中、２年程ほとんど出かけなかったため、やっと走行距離９万ｋｍになったばかりなので、この車を廃車にするのは勿体無い気持がするし、今も市民農園に行く際、長い竹や肥料、収穫物まどを積み込むのに重宝して来たので残念だ。
しかし、数十回登山ができたのもこの車だったからこそだと考えれば、気持が少し軽くなる。

私の年齢を考えると、もう１０年運転できるかどうかだろう。今と同様の大きな普通車の新車はもう要らない。
暇な日に、軽自動車で適当な車種のを探して見ようと思っている。場合によっては状態が良い中古車が見つかるかも知れない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

お世話になっている方達と茶話会

昨日までの荒れた天気が回復し、今日は朝から晴天。
野菜栽培を教えあったり協力し合っている人達数人の茶話会をした。
面倒なのでちょっとしたレストランでランチと飲み物を取って行った。
普段なら野菜の事しか話さない仲間だが、最高齢は８０歳を越すという熟年世代の皆さんで、和気藹々、次々と話題が出て、色々と話ができて楽しかった。

最後に私から、昨年の旅で買い集めた小物数点を持参したのだが、じゃんけんをして貰い、順に好きなものを差し上げた。
インドの「ガランマサラ」や「小物入れ」、メキシコの「ソンブレロ型マグネット」、オーストリアの「卵型チョコレート」などだ。
リトアニアで第二次大戦中、ユダヤ人６０００人に命のヴィザを発給した「杉原千畝氏」が働いた「旧日本領事館」（現在は記念館になっている）に行った時に求めた「日本とリトアニア友好バッチ」２個は、希望する人に渡した。受け取った人が、早速胸につけてくれたので嬉しかった。

まだ野菜栽培までには時間があるので、珠にはこんな交流会もいいなと思った。

今日は１２３（ワンツースリー）と元気が出る日

元気が出る日の筈が、また朝から雪。道東地域には午後から明日にかけて暴風雪警戒警報が出ている。

降り出して２時間ほどで１０ｃｍ以上積雪した家の前の道路で、雪にタイヤが埋まった車が立ち往生していた。
数人で押しても動かない。私も少しは力になれるかなと思って出て行った。
そこに歩道を除雪する小型の除雪車が来て、ロープで牽引した。直ぐに車が出た。良かった。

今日の様な水分が多い雪が降ると、道路面がグサグサの柔らかい状態になってタイヤが埋まり易い。４WDの車ならまだしも２WDなら力が弱いのでなお更なのだ。
昼間だから気がついて協力してもらえたが、夜間ならトラブルが起きても気づかれ難いだろう。北国の冬は、車はやはり４WDが良いと改めて思った。

ところで今日１月２３日は、これから何か良いことがあったら良いのだが、半日早く昨夕、嬉しいことがあった。
近所の花友さんが作りたての「カジカ汁」を持って来てくれたのだ。
実はその時、丁度私は「焼き餃子」を作るために皮に具を詰めて形を作り終えた所だった。
２５個もできたので、焼いたら花友さんに届けようと思っていたことを話して、一旦帰って貰い、１０分程で焼き上げた熱々の「焼き餃子」を持参した。
私の夕飯は、美味しい「カジカ汁」が加わって豊かになったが、花友さんご夫婦は餃子を美味しく食べてくれただろうか。

大寒の椿

一昨日、また暴風雪になり、新たに３０ｃｍ程積雪があったため、２日間に渡って数回の除雪をし続けた。
道路の両側に積みあがった雪山も庭も、前回の写真より２０ｃｍほどさらに高くなった。
正直な気持、もういい加減にして欲しいという所だが、天候ゆえどうする事もできないのが恨めしい。

（こんな状態では、向こうの道路迄出られない）


（何とか通路を除雪したところ。このショベル１つが頼りだ）


昨日は晴天になったが、２０日から「大寒」に入っている当地の最低気温は－１７℃だったと後で知った。（今朝は－７℃だったが）
しかし、窓辺に置いてある「香り椿」が次々と開花して、良い香りをさせてくれている。室内の鉢物に季節の移ろいを教えてもらい、後２週間で来る「立春」が心から待ち遠しい。



　　　　　　　　　　　　

大雪後の道路状況

一昨日、昨日と降った北海道の大雪は、JRや航空機にも甚大な障害をもたらした。
私も降り続く雪で通れなくならない様に、道路から玄関までの通路や、車が出入りできるようにと車庫前の雪を何とか庭や道路端に除雪した。
お陰で疲れが出たのか、今朝は８時半にやっと目が覚めた。

今朝方、市の除雪車が歩道と道路の雪を除雪して、両側に積み上げて行った。お陰で道路幅が大分広くなったが、両側に積まれた雪山は随分高くなった。
除雪車が道路を削って下に置いて行った硬く重い雪は、それぞれの家が始末することになっているので、大変だが刺す力がある金属の角型スコップで先程始末した。

雪が降らない地域の方には珍しいかも知れないと思い、最後に住宅街の幅１２ｍ道路の今の状況をカメラに写して見た。

（両側に雪が堆積している道路。大分広くなったが、車２台がすれ違うには幅が狭いだろう。所々にある雪山の切れ目は個人の家の出入り口や車庫前で、個人的に撥ねた所だ。それと市の除雪車が空けた道路の交差点だ）


（我が家の車庫前から左右の歩道を写して見た）




この様な状況なので、交差点はどこも見通しが悪く危険だ。今日は車での外出は避けた。

昨日から大雪

昨日夕方、大雪注意報が出ていて、新千歳空港の飛行機の欠航を伝えていた。

今朝起きて見ると、雪が降っていて、一面３０ｃｍほどの積雪量だ。
８時半頃、１回目の除雪に出た。結構凄い。次々と降って来るので、４０分で除雪を中断。

昼のニュースでは、JRの千歳線や函館本線などと飛行機が沢山運休、欠航しているという。

２回目は午後。出てみるとまた２０ｃｍほど積もっている。仕方なく４０分除雪。

ようやく雪が止み、太陽がのぞく。
疲れ果てたから、正直な所、もう今日は降らないで欲しい。
大学入試センター試験の受験生は、皆無事に受験したのだろうか。



　　　

伯母は元気

今年に入り、２回伯母を慰問した。
１回目は１月４日で記事に書いたが、豪雪地帯のI市は町が雪に埋もれていて、車道も片側１車線しか開いていなく、車がお互いに交差する時は片方が民家の入り口に入って待機し、相手を通すという具合になっていた。

２回目は１４日に行って見た。
その日は全道的に珍しく好天だったので、朝の気温が－１０℃と低く、９時半過ぎに走った道路沿いの街路樹の枝には皆霧氷が付いていて神秘的に見えた。
しかし国道は雪がなく走りやすかったし、I市も除雪が済んでいて道が開いていた。

その日は朝、歯が悪い伯母に材料を小さめに刻んで、鱈を入れた「粕汁」や「ナマス」を作り、それに買って置いた「蜜柑」「玉葱」「人参」、私が育てた「にんにく」などを持って行った。
途中のスーパーに寄って、「刺身」も買った。
郊外のホームに居ては、なかなか一人では新鮮なものを買いに行けないし、ホームの食事にも出ないというからだ。

前回、砥石を持参して包丁２丁を磨いで置いたので、刺身を切るのに良かった。
伯母は、「皆、美味しい。」と言いながら食べた。

伯母が一番喜んだのは、私が育てている「アザレア」の鉢だ。
伯母のホームのエレベーター前のガラス窓に置いた、前回持参した「薄桃色のアザレア」が、１０日経ったら満開になっていた。温度が丁度良いのだろう。
同じ階に住む人が花を見て、色々と話しかけて来るそうで、それが嬉しいらしいのだ。
そこに２つ目の蕾が沢山付いた「アザレア」を並べた。伯母は、また次々と咲くのを楽しみにしていることだろう。

取りとめの無い話をして、３時間後に失礼した。腰が曲がり、足も弱くなった伯母が、手押し車を押しながら玄関まで下りて来て私を見送ってくれた。

帰りの運転は西日が真正面に来るので眩しくて困ったが、何とか自宅に辿り着いた。
道路が良いと往復２時間弱の運転は苦にならないが、天候に左右されるので、次に行けるのは何時になるだろうか。

（帰り際に施設の４階から周囲の雪景色を写した）


　　　　　

毎日、除雪作業

この所、数日間、毎日雪が降るので、除雪も毎日している。
１５ｃｍ以上積もったら除雪する事の繰り返しだ。

今朝も場所によって１５～２５ｃｍの積雪を２回に分けて除雪した。１回目は玄関前、そして２回目は朝食後に車庫前の道路縁の除雪だ。
玄関前はプラスチックショベルですくった雪を庭に撥ねるが、道路縁の雪は小型の「ママさんダンプ」に雪を乗せて、少し横の雪山に運ぶのを繰り返す。
庭の雪も大分高さを増して来た。
作業中厚手の手袋を穿いていても、指先が冷えて痛くなって来る。

時間は計１時間強かかったが、水分が少なく軽い雪なので、まだ楽だった。
私より５歳程高齢の花友の女性も頑張ってしていたので、近づいて久々に少し話をした。

北国の冬は除雪が大変だが、冬場の運動だと前向きに考えてやる事にしている。
除雪が済んだので、これからホッとコーヒーを入れて飲む。

　

　　　　　　　　

私の寒中見舞い

昨夜、ブログ友の『山の隠居さん』に刺激されて、私も「寒中見舞い」を作り、年末に喪中の連絡を頂いた方達に出すことにした。
どうしても喪中の方々とは疎遠になりがちなので、こんな「寒中見舞い」は良いのではと、『山の隠居さん』に気づかされての事だ。

まだ古いソフトを使っているので、デザインが限られているが、写真の様な葉書を作った。
空欄には大切な家族を亡くされたことへの弔意も付け加えた。
皆さんほとんど９０歳を越えた御父母様のご逝去だったので、「家族の温かな見守りがあっての長命だったと想像しています。」と付記した。
今日これから投函して来る。



話が変わるが、昨夜の夕食に「鱈のかす汁、しょうゆ味」を作った。具沢山の汁は、体が温まり美味しかった。
付け合せは「五目ひじき煮」だ。ひじきと油揚げ、コンニャク、人参、椎茸を千切りにして甘辛く煮た物だ。
ご飯は寿司飯に味を付けたのが残っていたので、それと一緒に食べたら「五目寿司」の様な味になって美味しかった。
それに、この所飲んでいる「アイリッシュクリーム」のリキュールを少し。
簡単夕食だったが、美味しかった。

今日したいろいろな事

断続的に降り続く雪で積もった玄関前を、朝食後、天候の合間を見て除雪すること２回。合わせて１時間２０分程かかった。
昨冬までは一気に除雪ができたのだが、今年は体力的にきつさを感じるので２回に分けてしたのだ。

少し休んでから、気になっていた車の不良箇所を見てもらいに「トヨタ自動車」に行った。
昨年辺りから気温が低い冬場に、給油口の蓋がなかなか開き難くなって来たのだ。
明後日、部品を取り寄せて修理する事になった。修理代は１万円程度という。これは仕方が無い。

次にいつも利用する「ホームセンター」に行った。
今朝、家計簿に記帳しようとレシートを整理していたら、年末に１個買った漬物容器が、何と２個買ったことになっているではないか。
応対してくれたサービスカウンターの職員は、まるで私が嘘を付いているかのような態度だったので気分が悪かった。
結局、１５分後位に当日の商品の在庫を調べたとかで、店長まで出て来て「申し訳なかった。」と頭を下げて、１個分の代金を返してくれた。
もしも私が気づかなかったら、客に多く支払わせた店側も気づかないのだが、そんな商売をして良いのかと思ってしまう。
考えたらこんな場合は、客に誠意を持って対応するなら名前くらい聞くべきではないかと思うのだが、千数百円のお金をポロリと返してくれただけだった。
家計簿をつけると、珠にこんな事を発見する事ができる。

その次には「百円ショップ」に行った。
「フィリピン」で島の小学校を訪問することになっていたので、子ども達への手土産に花柄のノートを数冊買ったのだが、行けなかったので他の物と交換するためだった。
結局、リキュールを飲むのに良い細く小さなグラスを求めた。また、スープを注ぐ白い瀬戸物の食器も買った。

次に行ったのは、スーパーの「時計店」だった。
旅行の時に使う腕時計の電池が切れたので、交換してもらった。
ついでにスーパーで、人参と玉葱、豆腐、油揚げ、牛乳、鱈、卵などを買った。今夜は鱈の粕汁を作ろうと思っている。

こんな用事でも、市の端から端まで車で行って、３時間程掛かった。
今日は結構忙しい一日だった。

「フィリピンの旅」（３）キャンセル料について

今回の旅行では、出発２日前に「当日は荒れそうだ」と言う天気予報が出ていたので、私から旅行社に「もしも飛行機が飛ばなかった場合はどういう取り扱いになるか」を問い合わせていた。
旅行社には、全行程の航空券の取得を依頼し、代金も支払い済みで、事前に郵送されていた『日程表』にも、新千歳から羽田で乗り継ぎ、復路も羽田から新千歳までとなっていた。

従ってこの場合に限っては、「出発空港で飛ばなかった場合は、そこから旅行が中止になったと考えられる」という事になるので、昨日旅行社から、払い込んであったツアー代金全額を返済するという連絡が来た。

今朝も雪が断続的に降り続いているが、戻される２９万円弱は次の旅行費用に当てたいと思っている。
たまたま今回は良かったが、いずれにしても無くなってしまった「旅行キャンセル保険」を何処かの保険会社で復活して欲しいものである。

「フィリピン旅行」（２）猛吹雪で新千歳空港から飛行機飛ばず

お早う。
昨日は散々だった。
午後から大荒れと言う天気予報が出ていたので、１便でも早い飛行機に乗ろうと思い午前中に新千歳空港に行った。

所が誰も彼も同じ考えのため、チェックインカウンターは長蛇の列だ。やっと４０分位並んで番が来たが、「予約していた１５；３５発のANAの振り替えはできません。」と言われてしまう。
仕方なく搭乗券を発行してもらい、預ける荷物の安全検査に回った所、ここも長蛇の列だ。３０～４０分かかっただろうか。ようやく荷物を預けた。

まだ２時間以上時間があるので、初めて空港内の店舗をぶらぶらと探索した。
小樽の蒲鉾店「かま栄」を見つけたので、「ミックス天麩羅」を１個買い、家から持参した果物や菓子などと一緒に軽食を摂った。

安全検査を済ませてゲート前の座席で待っていたが、１４：３０頃から次々と欠航の放送が入り始め、遂に私が乗る便も欠航するという放送。
全員がまたカウンターに戻ったので、振り替えチケットや払い戻しの場所は、また何時終るか分からない様な長蛇の列だ。

その内、遂に「本日中の飛行機は全て欠航になった」という放送。
私は今日中に羽田に行く事ができれば明日朝のツアーに参加できるのだが、それが叶わなくなった。荷物を後ろの人に頼んで旅行社に状況を電話した。
私だけが参加できなくなった旅行は、「キャンセル」した事になり、「キャンセル料」が発生するのだ。
３日前までなら３％、前日なら７％だ。
(昨年までは１２～３月の旅行の際、「旅行キャンセル保険」に加入して行っていたが、今年、その保険が無くなってしまったのだ。また今回の様な天候不順による航空機欠航によって「自分だけキャンセル」するのは、私にとって初めての事である)

さて一旦預けた荷物を受け取ってJRの「快速エアポート」で帰る時も、空港地下のJR駅は長蛇の列。
駅を降りたらやはり猛吹雪なので、タクシーに乗って帰宅する。結局、家に辿り着いたら１９時だった。
凄く疲れた１日だった。ブログに事の顛末を書こうとしたが、力が出てこず、夕食を食べて、TVを見て寝てしまった。

今朝、外を見ると吹雪は収まっている。７時過ぎにまだ寒い外に出て除雪開始。
先ず玄関前を道路まで３０分かけて除雪した。雪が硬く締まっていて重い。２５～３０ｃｍ、所によっては４０ｃｍの深さに吹き溜まって積もった雪だからだろう。

道路際は、除雪車が車道を削って置いていった塊状の雪なので硬くて物凄く重い。近所の方は家庭用除雪機で作業をしている。
私は今冬初めての本格的な除雪で疲れたので、車を出すための車庫前の除雪は後にした。

もうこの時間は、羽田では皆さん、９；３５発の「マニラ行き」塔乗口に居ることだろう。
今回は残念だが「フィリピン」は無くならないので、また次のチャンスを待ちたいと思う。

（車道から玄関に向かって撮って見た）


車庫前の雪は、「ママさんダンプ」を使って、先程４０分掛けて除雪を終えた。心臓バクバクで汗だらけになった。また雪が降りだして来た。

「フィリピンの旅」（１）

寒い北海道を抜け出して、明日から「フィリピン」に出かける。
ツアーの出発は８日からだが、羽田空港出発が９；３５の予定なので、明日家を出て羽田に前泊するのだ。
所が天気予報が問題で、今日は予報どおりの雨だが、明日から２日間は猛吹雪になると言うのだ。
新千歳空港は雪に弱い空港なので、行くことができるかどうか気を揉んでいる。

旅行は７日間だが、最終日の帰国時刻が１９；５５なので、帰りも私は後泊して、北海道に戻るのは翌日１５日午前中になる。
北海道に住む私には、日程だけでも今回も一番余計な時間とホテル代がかかる旅行になるが、止むを得ない。

今回「フィリピン」に行く事にしたのは、この時期は北海道が寒いので、暖かい所に行きたいというのが第一の理由。「フィリピン」の平均気温は２５～３０度というから、１１月に行った「メキシコ」の気候に近い。「メキシコ」旅行の時に用意した真夏の服装をほぼそのまま持参するつもりだ。

それと近隣国の中で、まだ行っていない国の一つであることがもう一つの理由だ。
日本の南に位置する近隣国なのだが、政情が安定していなかったり、治安が余り良くない国という思いがあって今まで避けて来た。しかし、一度は実際に自分の目で見てみたいと思う。
首都「マニラ」までは飛行機で僅か５時間しかかからない。時差も－１時間なので、体の負担は少ない筈だ。

日程を見ると「ルソン島」「レイテ島」「セブ島」「ボホール島」を高速船や飛行機で周遊し、「レイテ島戦跡巡り」や「小学校訪問」も予定されている。

先日TVのBSドキュメンタリーで見た「憎しみと許しーマニラ市街戦その後」は、やはり衝撃的だった。
第二次世界大戦末期に１９４２年から日本が支配していた「マニラ」に１９４５年２月９日アメリカ軍が進駐して来て市街戦になった際、日本軍は多くの市民を殺戮したのだった。
その後、２００人を超す日本兵が米軍に捕らえられて「モンテンルパ」刑務所に収監され「死刑」判決を受けた。

フィリピンが独立した後は、刑務所の日本軍の処置はフィリピン側にゆだねられた。大統領が死刑の執行にサインして死刑が執行された人は１９５１年１月までに計１７人だった。
自らの妻や子どもを日本兵に殺された「キリノ大統領」であったが、彼の「許し」の決断による「特赦」により１９５３年６月２３日１０８人全員が日本に戻された。
帰国後引き続き「巣鴨」の刑務所に最後まで収監されていた死刑囚も、その年の１２月３０日、「キリノ大統領」の「恩赦」命令で最終的に罪を許されたのだった。（その後の選挙で彼は国民の反発を受けて落選し、２年後に病死したという）

東南アジアには、こうした戦争の生々しい歴史が残っていて、住民感情も日本に必ずしも好意的とは言えないから、やはり安易な気持では行けないと思っている。加害者は忘れていることでも、被害者の側の傷は深く消え難いのだから。

先ずは明日、新千歳空港から飛行機が無事に飛ぶ事を願っている。
旅行中、ブログを休むのでどうぞ宜しく！

（寒い玄関に置いてある「茶花椿」が開花した）　
　　　　　　　　　　

明けましておめでとうございます

　明けまして　おめでとうございます

　　　昨年中は有難うございました
　　　今年もどうぞ宜しくお願いいたします

　　　　　お陰さまで元気に穏やかな天候の元日を迎えることができました
　　　　　皆様にとっては今年が健やかで幸せな１年となりますように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お祈り致します

　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１５．１．１　　　ソ　ナ　タ