団体受付カウンターでeチケット(全行程のフライトチケット)の写しを受け取り、旅行会社の係りの説明を受けた。
今回私たちの荷物は、真っ直ぐシドニー迄行くというので、ダウンのコートを着て来た友人は、脱いでスーツケースに入れた。
私は向こうが雨なら着られる薄物を上に羽織っていたので、脱いで機内持ち込み手荷物に入れた。
搭乗受付でスーツケースを預け、オーストラリア入国に必要なEATAS取得のコピーとパスポートを提示し、シドニーまでの搭乗券を貰った。
国際線の成田からシドニー迄は、前日、私がネットで座席の予約を済ませてあったので、その搭乗券も渡された。
それからセキュリティチエックを受けて、成田行き飛行機の人になった。
1時間45分で成田到着。
成田でグループ全員が集合し添乗員に会う事になっていたので、国際線受付カウンターに向った。
説明を受けた後、空港の銀行でオーストラリアドルに両替をした。レートは1AUS弗=91.57円だった。
19;55発のJALとジャルウエイズのコードシェア便に乗った。
何とネットで自分で取った席は、「スペシャルエコノミー席」だったのだ。
エコノミー席よりもかなりデラックスでふかふか、フットレストも付いたゆったり座席だったので、9時間半、いつもの機内よりも楽に寝たり、楽しくおしゃべりしたりして過ごせた。他の人も近くにいるかどうか探したが、見当たらなかった。
現地時間7;40にシドニー着。
シドニーは、日本との時差1時間+夏時間1時間の合わせて2時間遅れの時差なので、腕時計を2時間戻した。
荷物を受け取る間に急いで顔を洗って、待っていたバスに乗り、いよいよシドニーの市内観光に出発した。
まだ朝だというのに気温は20度以上あって陽射しが強い。観光している内に次第に陽射しが強まった。
現地ガイドが、オーストラリアは日本の面積の21倍の広さがあるが、南極のオゾン層が薄くなって来ている影響で紫外線が日本の10倍も降り注ぐ。皮膚がん対策に日焼け止めクリーム、帽子は必需品だと説明した。
また、客と店の従業員は対等な立場なので、物を頼む時は「コーヒー、プリーズ」のように丁寧に言うこと、煙草は屋根のある所は禁煙なので、絶対ホテルの部屋では飲まないこと。飲むと罰金だと話した。
ぽい捨ても罰金だし、煙草は1箱1000円もするらしい。
さらにオーストラリアは国内で物の生産をあまりせず、多くの物を輸入に頼っているため、輸入関税と10%の消費税が加わって物価が高いと説明された。
なるほど、その後何度も立ち寄った土産店やスーパーマーケット、コンビニなどで、私は物価高を実感させられた。
チョコレートや菓子類、牛乳を除く飲み物類は日本の1.5~2.5倍もした。
国内生産されている肉、卵、果物は比較的安かったが、こんなに物価が高いなら、給与水準が余程高いのだろうかと思った。
野菜サラダは綺麗に洗った野菜が適量組み合わされて、皿に盛り合わせできる状態でパックされていた。
果物や野菜はkg単位の値段が表示された量り売りだった。