今朝は7時の気温がマイナス6度、最高気温も真冬日とかで寒かった。
日本海側は1日で40cm以上の降雪があった地域もあるという。いよいよ本格的な冬の到来だ。
今日の病院での出来事などを書きたい。
病院の待合室は、こんなに気温が低くても換気のために天窓が開けっぱなしだった。ほとんどの人はマスクをつけていたが、着けていない人はスタッフから柔らかく注意されていた。
椅子は3脚が合わせてって3人かけのものだが、大半の人は真ん中を空けて両端に座っていた。ふと気づくと一方の端に座っていた私の隣(真ん中)に女性が座った。空いている場所があるのにだ。そこで座った方に「すみませんが、ぴったりと隣同士に座らない方が良いのではないですか?あちらは空いていますよ。」と声をかけたら、「私は風邪も引いていないから、絶対大丈夫だから。」という。それで、さらに「もしかして私が無症状のコロナになっているかも知れませんよ。分からないんですから。」と言ったら、「じゃあ」と言って怒ったような顔で移って行った。
また、ご夫婦で来て居た高齢の男性が、中の待合室で私の隣に座った。もの凄い酷い匂いだ。たばこの煙が体中にしみこみ、そしてそれが腐ったような匂いなのだ。居たたまれなくなった私は立ち上がって離れた場所に行った。限られた椅子しかないので仕方なく立っていた。
間もなく医師から呼ばれたので私は診察室に入ったが、傍にずっと寄り添っている妻らしい女性は、男性の強烈な匂いを感じなくなっているのだろうか。それとも「良い匂いだ」と思っているのだろうか。こんなに強烈な腐ったドブのような悪臭を嗅いだのは初めてだった。
換気をしていると言っても、冬の100人近い混んだ待合室では空気がよどむ。今日は急に強い寒気が来たからか、かび臭い上着を着た人も数人居た。収納場所の換気ができなくて、カビが生えてしまったのだと思う。
我が家ではほとんどの部屋や場所で、24時間365日、強制換気がされている。だからカビや冬場の結露は見かけないが、唯一2階の納戸だけには、業者が設計時に忘れたのか換気口がないので、私は年中、ドアを10cmほど開けている。
今日の私は「尿検査」と「心電図検査」を受けた。また1ヶ月前から毎日血圧を計って記帳して来た手帳を、今日は医師に見て貰った。庭仕事が無くなり、寒くなったせいかずっと血圧が高めなので、高血圧の薬を1種類増やされた。
その他、1月に「心臓CT検査」の予約を入れられた。造影剤を注射して画像を撮るそうだ。年々身体の老化に連れて、不調な場所が多くなるのは仕方が無いことだが、通院して薬を飲みながら、できればもう10年は庭仕事をしたいものだと思っている。
帰宅して休んでいたら、玄関のベルが鳴った。その人は名前を言ったが、画面では知らない女性のように思えた。すると「秋に庭でトマトを沢山いただいたので、蜜柑を少し持って来ました。」と言う。私はそのことを思い出せないし、覚えていたとしても、お礼など貰うつもりは全く無かったので、予想外の訪問者に驚いた。
それで急いで包装してあった「手作りマスク」1枚を持って、玄関に招き入れた。その方は「マスク」に恐縮していたようだったが受け取ってくれ、私は有り難く蜜柑を貰った。その人が帰ってから町内の地図を見たら、近所に住んでいる方だった。良い方に巡り会えたと思った。