庭の雪が9割方消え、チューリップや水仙が芽を出し始めた。
天気の週間予報を見ると、来週は低くても-2度程度、しかも雪は降らないらしい。
まあ降ったとしても、気温がプラスになって来るから、余程の大雪で無い限り直ぐ融けるに違いない。
そこで今日は、庭木の冬囲いを解くことにした。
男結びにしてあった荒縄を、一つ一つほどいて、木を支えていた竹を抜き取って片付けた。
時折、吹いてくる風がぞっとする程冷たい。
でも、小さな庭なので2時間で終了する。
一旦、家で休んでから、気合を入れて次の仕事に取り掛かった。斜めに寝かせてあった薔薇を元の姿に起こすのだ。
土がまだぐじゃぐじゃなので、長靴が泥だらけになった。
それから剪定をした。北海道では積雪で枝が傷むので、剪定はこの時期になるのだ。
今年は、かなり思い切って剪定して見た。これも栽培実験である。
散歩から戻って来た近所の80代のおばさんと、道端で久し振りに会話した。
1月前に会った時は、食欲が無いと言って元気がなかったが、今日は割合元気そうでホットした。
おばさんに、「仕事は楽しみながら、少しずつした方が良いよ。」と忠告された。
「おばさんは、今年も野菜を植えるんでしょ。」と聞くと、「年で体がきつくてできなくなった。」と言っていた。寂しい。
明日でも風が無ければ、石灰硫黄合剤で薔薇の木を消毒しようと思う。
ツツジが新芽を付けているが、1番早く開花する蝦夷紫ツツジの花でも、後20日位待つことになるだろう。
半年ぶりに庭仕事ができる季節が来て、嬉しい。
冬囲いを解いた庭が、明るくなったように感じられる。