札幌にもパークゴルフ場は沢山あるが、大抵は郊外にあり、そこまで行くのが車の無い従姉妹には大変なのだ。それと共通の趣味の私となら楽しめるし、私の所に余分のステックがあるので持って来なくても良いからなのだろう。
10時半に来たのでまずおしゃべりし、それから昼食を食べる事にした。
庭からミックスサラダ菜、ホウレンソウを採ってきて、肉味噌入り冷やし中華そば、野菜サラダ、ホウレンソウのひたしを作り、それに庭の蕪の即席漬け、蕗の煮しめを添えて供した。野菜づくしの昼食だった。
車で10分位のいつものパークゴルフ場に行き、36ホール回った。午後の日差しが暑かった所為もあるが、二人とも成績はさんざんだった。私は今年2回目のプレーだったが、最後のコースでやっと何とかなった。やはり練習が必要だと思った。
傍を流れている川で釣りをしている人たちがいた。ある人が何が釣れるか聞いたら、27cmもある山女が釣れると答えていた。従姉妹は、「次回はパークしてから、釣りもしたいね。」と欲張った事を言った。私は「餌に何を使うの。みみずなんか針に付けられるの。」と言って、従姉妹の言葉を制した。
6時のJRで帰るというので、庭の小松菜、ほうれんそう、水菜を沢山摘んで渡した。
帰り際に「最近、携帯を持ち、メールもできるようになった。」と言うので、アドレスを聞き、私からついさっき、初めてメールをした。間もなくして、早速返信が来た。「驚いた。」というメールだった。
従姉妹は70歳だが、私と同じ様に高血圧の薬を飲みながら前向きに生活をしている人だ。まだしばらくは一緒に、趣味のパークを楽しみたいと思った。