花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

今度は「チーズの詰め合わせ」

2016年09月19日 | 暮らしと経済・経済生活
一昨日に続いて、JA銀行からまた定期預金のくじが当たって、景品が届いた。
希望しておいた宮城県蔵王酪農センター製造の「チーズの詰め合わせ」だ。
定期預金をしても金利が0に近い現在、こんな景品が当たるのは実に嬉しい。

この景品を貰うのは3回目だが、今回は「トマトとバジルのクリームチーズ」「ラ・フランスのクリームチーズ」「シュレッドチーズ」も入っていた。
どんな味がするのか、早速トーストに塗って味を確かめたい。
また前回同様、友人達に一つずつでもお裾分けしたいと思っている。

             
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今年の「ふるさと納税」先を決めた

2016年09月17日 | 暮らしと経済・経済生活
昨年は北海道上士幌町に10,000円納税して、返礼品として大きな牛肉が2枚送られ、本当に美味しく食べた。
そして今年2月の年末調整で申告して8,000円の還付を受けた。
今朝の新聞を見たら、北海道で台風被害が大きかった十勝の町々に対する納税者が増えているそうだ。

私自身、今年はどうしようかと思っていた所だった。
ふるさと納税の事務局から時々メールが来る。私の場合は、やはり、返礼品が好みの物であるかどうかが基準になった。メールの内容を調べて、今日、納税先を決めた。

九州のK市は、返礼品として年末に「蜜柑が10kg」贈られるそうなので決めた。
また、地元北海道S町の「無着色鱈子」500gと「焼き鮭のほぐし瓶詰め」5個も魅力的なので決めた。
結局、食品ばかりになってしまったが、今回の納税額は締めて20,000円だ。
「蜜柑」や「焼き鮭の瓶詰め」は、家族や世話になっているご近所さんにもお裾分けできそうなので、順次、品物が届くのが楽しみだ。
                    
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私がネットで買うものは

2016年03月14日 | 暮らしと経済・経済生活
回数的には先ず、四国の業者から柑橘類を購入する事が多い。
家庭用の訳あり果物などが新鮮で安いから、地域の仲間と共同で購入している。
(購入量が多い程、単位重量当たりの価格が安くなったり、送料が無料になるので)

また、図書館にある本で手元に置きたいものを買う。今までに家庭菜園関係の本を3冊かな。
それと、近隣の店で探してもなかった生活用品を買う事がある。
今までした高価な買い物は、私と家族の電子辞書、2個。ネットの方が結構安かったから。
これは海外旅行の時は必ず持参する。英語やその国の単語や言い回しを調べたい時に役立てている。

衣類は買わない事にしている。生地とかサイズとか、不安だから。
                      
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預金のくじの当選品届く

2016年03月04日 | 暮らしと経済・経済生活

「宅急便の不在連絡表」数枚が郵便受けに入っていた。旅行に出かけている間、毎日届けに来ていたらしい。
早速電話連絡をして、届けてもらった。
当選3度目の今回も、第一希望の「乳製品の詰め合わせ」が送られて来た。
ラッキーなできごとなので品物を独り占めせず、普段世話になっているご近所に今回も旅の土産に加えて1個ずつ差し上げた。

(上部の3箱はトーストに塗って食べられる「チーズスプレッド」で、ブルベリー、オレンジ、苺の3種類。「蔵王」と書かれているのは、「クリームチーズ」と「クリーミィスプレッド・バニラ」、その真ん中のは「ニンニク味スプレッド」。下部には「クラッカー」の箱が入っていた)
     

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最近あった嬉しかった事

2016年02月22日 | 暮らしと経済・経済生活
アメリカのビザ申請書作りでパソコンと格闘し、疲れ果てていた時に嬉しい事があった。
前にも記事に書いたが、JAで年金を受け取っている人が「くじ付き定期預金」をした場合にプレゼントが当たる場合がある。
それに、またまた12月にした預金が当選したという葉書が届いたのだ。
今回の当選は3回目になるが、貯金額とは無関係な事が分かった。この定期預金は1回50万円以上なので、私は最低額を1年定期にしたのだった。(前はもう少し多い額を定期にしたが、1口は1口らしい)

今、銀行貯金の利息も日銀の金融政策によって大きく下がるというニュースがある。
「貯金はしても馬鹿々々しいので、使ってしまおう」と思う人や、「こんな時代だから手持ちのお金を大切に保有したい」と思う人など色々だろう。中には「金融機関に預けても利息は無いに等しいから、箪笥預金にして置こう」という人もいるだろうが、盗難や火災で失う危険を考えれば、やはり面倒でも金融機関に預けざるを得ないと思う。
こういう時勢に8000円相当の賞品が出るというくじに当たるとは、凄い事では無いだろうか。
早速、返信葉書に希望の商品名を書いて出した。最初の「乳製品詰め合わせ」が良かったので、今回はまたそれにした。何時頃届くか楽しみだ。

もう一つの嬉しい事は「カード」の「ポイント交換」をしたことだ。
今回は、全国のデパートやスーパーマーケット他の店舗で使える三菱UFJ〇〇が発行しているギフト券1万円分と交換でき、昨日郵送されて来た。嬉しい。

更に、4月のアメリカ旅行に必要な「新千歳~成田間の航空機の往復航空券」を、溜まった「マイル」で入手できたことも嬉しかった。
友人と一緒に行くので、友人のもマイルでと思ったが、マイルを使うには「家族以外は駄目だ」と言われてしまった。

最後の嬉しかった事は、一昨日25cmの雪が降り、除雪で疲れた日の夕方、近所の「花友さん」が熱々できたての「ポトフ」を鍋ごと届けに来てくれた事だ。
夕飯の仕度が面倒だなと思っていた時に届けられたので、冷めない内にと思って早速頂いた。
大きめに切った豚バラのブロック肉、じゃが芋、人参、大根、キャベツ… 
どれも柔らかくて、良い出汁が出ていて凄く美味しかった。お陰さまで身体も心も温まった。

生きて生活していれば、辛い事もあれば嬉しい事もある。
先週NHKのEテレで「鬱」の事をやっていたが、医師が「落ち込んだ時は、その日の中で楽しかった事、良かった事を5つ思い出すと良い」と話していた。
毎日5つも思い出せる人は少ないかもしれないが、私もこれからは小さな事でも、良かった事、嬉しかった事をなるべく心に留めて生活したいと思っている。
                           
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新春冬物バーゲンセールの顛末

2016年01月06日 | 暮らしと経済・経済生活
この数日、スーパーなどで新春冬物バーゲンセールが行われていて、多くの商品が半額…。
まず私の場合、季節品は定価では買わずに、こうしたセールを利用する事が多い。
残念ながら私の体型が少し変わって来たので(どう変わったのかはご想像にお任せしたい)、昨日、Gパンを色違いで2本と綿100%の長袖シャツを2枚購入した。勿論半額だった。
決して身長は高い方ではないので、Gパンは裾を詰めなければ履く事ができないし、丈が少し長めの長袖シャツもだ。
それで今朝から、食卓テーブルに電動ミシンを出して、全部の補修を仕上げた。

今回は袖丈を直す事はいらなかったので、比較的楽に早くできた。
袖丈を直す場合は、カフスと明きの布を外して袖丈を私に合わせて短く切って、明きも短くした分を下げ、またカフスも明き布も付け直している。
この場合は、はっきり言って結構時間がかかるが、サイズが合わない服は着たくないので、苦労でも皆、自分で直して着る事にしている。

また、寝室の一つに付いているカーテンの丈が少し短いのが、前から気になっていた。
夜、カーテンの裾をパネルヒーターの後ろ側に押し込むようにすると、熱が冷たいガラス窓の方に行かなくなる。それでミシンを出したついでに丈を伸ばす事にした。
家を建てた時に全ての窓に合わせて業者に作ってもらったカーテンだが、余分のカーテンが1枚残っていた。見ると生地が同じだったのでそれを必要なだけ切り取って下に足した。
アイロンを掛けて吊るした。20cm程長くなったので良かった。これで省エネ対策の一つになる。

収入は限られた身だが、時間はたっぷりあるので、自分の手でできる事はなるべく自分でしたいと思っている所だ。

                          
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預金の「くじ」に当選

2015年11月14日 | 暮らしと経済・経済生活
退職以来ずっと年金は郵貯銀行の普通貯金口座で受け取って来た。
ある時、JAバンクで年金を受け取っている人に限り、通常より少し高い金利の定期預金が特別に設定されていることを知った。
早速JAバンクの窓口に必要な書類を持って行って、年金受け取りの変更手続きをした。簡単だった。

ところが昨年春に、JAで年金を受け取っている人ができる「年金定期預金」をしたら「ニッポンの恵み」という「くじ」に応募できることを知った。早速、定期預金を少しして応募した。

その預金の満期が今年6月だったのだが、7月になって当選したという知らせが来た。
プレゼントを選べるというので第1希望に「国産銘柄米15kg」、第2希望に「国産乳製品詰め合わせ」と書いた葉書を送っておいた。
過日、「国産乳製品詰め合わせ」が送られて来た。送料も入れて8000円相当と言うだけあって充実した詰め合わせだった。量が多いので、仲間や娘、従姉、友人にもお裾分けした。

所がである。別の預金をした事を忘れていたのだが、今回、9月末までに満期になる定期預金の「くじ」に当選したという葉書が来たのである。
驚いた。パンフレットを良く見たら、当選確率は5%らしい。私ってこんなにくじに強かったかなと不思議だった。
今日、希望を書いた葉書を出そうと思う。
プレゼントは「牛肉」や「茶」「加工肉」「梅干」「スープ」などもあるが、今回の第1希望は「全農ブランド詰め合わせ」にした。どんなものが来るか今から楽しみだ。

          



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「プレミアム付き商品券」の獲得には苦労した 

2015年07月13日 | 暮らしと経済・経済生活
昨日は「プレミアム付き商品券」の2回目の売り出し日だった。
1回目はプレミアムが2千円付いた1万円の商品券しか買えなかったが、2回目は赤ちゃんからお年寄りまでの市民1人当たり5万円以内ということだった。

市役所で9時から販売するという事だったので、私は早い時刻を避けて12時に行って見た。
何と2~3人が横になった行列が、30℃を越えた気温の中でぐるりと市役所を取り囲んでいた。中には乳児を抱いたり、幼児2人の手を引いたり、杖をついた老人なども沢山列にいた。

私は最後尾に付き、市の担当者に聞いて見たら「この場所なら、多分3時間待ちくらいです。」との話。
1万円で1万2千円分の商品券が買えるというので、そのお得感から私の様な大勢の市民が詰め掛けているのだ。

アスファルトの上で待つこと2時間半、建物に入ってから買い終わるまで30分間並んだので、やはり3時間かかったのだ。
熱中症か、具合が悪い人も出て救急車も来ていた。
私も希望額を買うことができたが、本当に疲れ果てた。

札幌の娘にメールで現状を知らせたら「お金はないけど、時間は沢山ある人の行列なんだね。」という冷ややかな返事が帰って来た。

市は、この日が市民の一大イベント日になる事が予想できたのだから、販売窓口をもっと増やして待ち時間を短くするとか、朝から整理券を発行するなど、もっと販売方法を事前に検討するべきだったのではと思う。


「スーリーズ・ドゥ・モナリザ」は、花持ちが良く散り難い。花色は、濃い赤色から時間に連れて薄いピンク色に変わる。)

                      
                      (「ブラン・ピエール・ド・ロンサール」この花色は白っぽい)
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問題AIJに社保庁OBが関与

2012年03月07日 | 暮らしと経済・経済生活

先日からAIJ投資顧問会社が預かった企業年金の大半に当たる2000億円もの資金が消滅していた問題が浮上して来た事で驚かされていた。
所が次第にその背景が明らかになって来て、更に呆れている。

旧社会保険庁のOB連中が平成21年5月時点で646人も多くの企業年金に天下りをしていて、彼らがAIJと投資コンサルタント契約を結んでネットワークを作り、講演会などを開かせ、企業年金側にAIJへの投資を勧めて丸投げの「投資一任契約」を結ばせていたのだという。
彼らがAIJから受け取っていた契約料は、1人、年500万円だそうだ。

旧社保庁は消えた年金問題で怠慢でずさんな仕事ぶりを露呈した上に、多くの退職職員が自身の保身のために資産の運用経験が乏しいのにもかかわらず、なりふり構わず常識では考えられない失策を演じていたのだからあきれ果てる。
彼らを雇った企業年金側の責任も大きいが、彼らは国家公務員として莫大な退職金を受け取った挙句、自身は一定年齢に達した場合は共済年金を受け取りながら、投資した企業に努めている多くの勤労者の退職後の生活基盤になる筈の年金に莫大な損害を与えてしまったのだ。

さらに損害を受けた企業によっては経営難に陥り、倒産する場合も出て来るかも知れないと言う。
公務員の天下りは大変な社会的損害を引き起こす事が今回も明白になった訳で、被害を受けた企業の社員は当然の事、たまたま今回関係なかった企業もこの事件を大いに教訓にするべきだと思う。

と同時に国は、17年に1度位しか立ち入り調査ができないという人手不足の「証券取引等監視委員会」の強化を早急に図るべきではないだろうか。そう考えると国の責任もまた大きいと思う。

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100均のカレンダー

2011年12月02日 | 暮らしと経済・経済生活
バブルが弾けてからすっかり年末のカレンダーが集まらなくなった。
札幌に居た頃は、年明けに市の福祉協議会が行うカレンダー市に行き、大型の世界遺産の写真が入ったカレンダーなどを1点につき寄付200~300円で買っていたが、当地に引っ越してからはわざわざ行かず、旅先の国で記念に求めたカレンダーと、後はもっぱら100均に行って、気に入ったのがあれば買って来て使っている。
先日、100均に行って見ると、猫や犬などのペットカレンダーが1番多かったが、中に花や日本や世界の風景を題材にしたカレンダーもあった。

見ると日付だけしかない数種類のカレンダーの中に、月を逆さにしてあるのがあり気に入った。
これだと例えば1月が終わったらミシン目で切り取ると下から3月が出て来るので、常に今月と来月の2か月分を表示できるのだ。写真や絵は無いが、電話の傍につって置いてスケジュールを書き込むのに重宝しそうだ。
今回は、結局写真の3つを買って来た。

来年の家計簿も買ったし、後は年賀はがきを買って来て印刷する事にしよう。デザインは90%できたので。

     
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外国旅行での保険について

2011年09月30日 | 暮らしと経済・経済生活

皆さんも国内、国外を問わず旅行に出かける時は、何か不慮の出来事に対する保険を掛けて出かける事が多いのではないだろうか。
私は登山する時も保険に入る事が多いし、外国旅行ならなおさらの事、航空機事故や怪我などを心配して、掛け金は決して安くはないのだが常に保険に入るようにして来た。

所がある雑誌(「栄養と料理」)に出ていた「海外での病気やけがに公的医療保険が使える?」という記事を読み、早速居住地の市役所の国民健康保険係りに電話で問い合わせをした。
回答は公的医療保険が使えるというものだったが、外国の医療機関に書いてもらう決まった書式の用紙(レセプト)が必要だと言うので、昨日行って見た。
応対してくれた市の職員は、「国民健康保険における海外療養費制度」のお知らせというコピー一式をくれた。中に帰国後、請求時に出す用紙2枚も含まれていた。

この制度は平成13年1月1日の受診分から適用されていたのだが、この10年、私はこのことを知らなかった。
国も自治体も積極的に国民には知らせてこなかったのだ。というより、むしろ知らせないようにしてきたとしか私には思えない。
旅行保険を売っている民間の保険会社に遠慮しているのか、国民健康保険の負担が増えないようにしているのか、私がこの10年、払って来た掛け金の合計を考えると本当に腹立たしい限りなのだ。
高齢の私でも現在納めている国民健康保険税は決して安くはないのだから、市民の利益になる情報はきちんと流して欲しいと担当者に強く要望して来たのである。
必要な方は、詳細を居住地の国民健康保険窓口に、是非、問い合わせして見てはどうだろうか。




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家電製品の反エコ度(2)

2011年09月05日 | 暮らしと経済・経済生活

著者が指摘するもう一つの反エコ家電は暖房便座だ。
1日で1.4kW時の消費電力なので、1年間日本の全世帯が使うと仮定すると260億kW時の消費電力と試算され、これは原発3基分の発電量に等しいと言う。(温水加熱に50%、便座加熱に46%の電力が消費されているらしい)
私は北海道に住んでいるが、洗浄時、温水にせずそのままの水を出すし、便座もアクリル製のカバーをかけているので、年中冷たさを感じずに使え、加熱する必要が無い。(カバーはしょっちゅう取り替えている)
たまにスーパーや病院等のトイレを使うと、余りに高い温度の便座になっていたり、高温の湯が出て来て驚く事があるが、そんなに温める必要があるのだろうかとつい思ってしまうのだ。
ただ残念ながら我が家のトイレは、水を流す時にも電気が必要な構造になっているのが不経済だと感じている。暖房便器以前の様につまみを回すだけで水が流れる方式がエコだと思うのだが。

最後に電気掃除機に言及したい。
著者が言うには、電気掃除機は1964年の東京オリンピック以降、欧米の生活様式を取り入れる経済成長路線を走り出した日本で、洋風建築の普及に伴うカーペット敷き生活で必要になったのが、吸引式電気掃除機なのである。
そして遂に1990年には98.1%の家庭に普及した。
近年、カーペット敷き生活は、高温多湿な日本ではダニの繁殖を促し、アレルギー症状を起こしやすいとして、フローリング敷きが増えて来た。
我が家もアレルギーを考えて畳の部屋を作らず、フローリングに部分的に防ダニ性絨毯を敷いて生活している。しかし、不覚にも30年以上使い慣れた電気掃除機が1番だと思って来た。
著者の試算では、家庭の全電力使用量の2.6%、日本全体では50億kW時に相当し、原発1基分の発電量に当たるのだそうだ。そして問題は、カーペット以外の場所は消費電力に比べて床を綺麗にする仕事量が小さい事だ。
私の場合は、吸引力を場所によって細目に調節しながら、掃除機の消費電力を抑えている。
カーペットは致し方ないとして、フローリングの場合は電気掃除機よりもモップなどで塵を集め、雑巾でから拭きした方がエコではないだろうか。

こう見て来ると、私たちが習慣として何気なく使っている家庭電化製品を電力料金の節約のため、今一度、見直してみる必要がありそうだし、製造メーカーには、消費電力量ができるだけ少ないエコな家電製品を研究開発して欲しいと思う。
そしてその結果、やがて今ある原発を徐々にでも廃棄できれば、日本に住むことの安全性が高まって行くに違いないと思うのだが。
最後になるが、著者は自分で研究した太陽光発電装置や非電化冷蔵庫をモンゴルのゲルに設置普及して感謝されたり、自宅に太陽光をふんだんに取り入れるための大型反射鏡を設置するなど、様々なエコ製品の開発に尽力もしていて、世界を相手に研究だけに留まらない生活向上の製品開発をしている事に私は強い共感を抱いたのである。




先程、我が家のリモコン式暖房便座の排水操作についてTOTOに問い合わせた。
「節電のために待機電力のスイッチを切っているのですが、使用後排水するためには一回ずつ通電しなければならないので困っています。」
というと、「電気がなくても排水できるレバーが右についていますので、試して下さい。」という担当女性の返事だ。
便器の右側は狭いので今まで見たことも無かったが、その場所を見たら小さな蓋が付いていて、そこを開けたら確かにレバーがあった。
回すのに少し力が必要だが、小と大と流れる様になっていた。
そうだよ!停電時にこれがないと大変な事だから、ちゃんと設定されていたんだ。さすがTOTO。
これからは電気を切ったままレバーで排水することもできる。問い合わせて良かった!!

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家電製品の反エコ度(1)

2011年09月05日 | 暮らしと経済・経済生活

先日、藤村靖之著の「エコライフ&スローライフのための愉しい非電化」を図書館で見つけて読んだ。
3年程前に出版された本だが、3.11後の緊急消費電力抑制策にまさに合致したテーマ・内容の本だった。
先ず「待機電力」について書かれていた内容を紹介したい。

今やありとあらゆる家電製品が待機構造になっていて、その待機電力の合計は家庭の年間消費電力の9.4%(2000年)にもなっている。日本の全世帯分を合計すると原発4基分の発電量に近いのだそうである。
特に待機電力が大きいのが、携帯電話と電気ポットなのだという。

携帯電話は、著者の試算によると待機時0.75W、充電中2.5W消費され、1回の充電で6.9W時消費されても、実際に蓄えられるのは0.9W時で13%しか蓄えられないのだと言う。今や多くの人達が携帯電話を所有している訳で、このことは表面には出ていないが現実のようだ。

「電気ポットは、冷蔵庫よりも多量の電力を消費する。」と書かれていたのを見た時は驚いた。今まで私は冷蔵庫が1番だと思っていたからだ。
電気ポットは保温のための電力が大きい事は分かっていたが、4.5L入りで著者が実験した所、加熱時は0.49kW時かかったのに対して、保温時はポットから放熱され続けているので、ほぼ倍の電力0.92kW時も消費していると言うのだから驚く。
私は電気ポットは使ったことが無く、湯は必要な時、必要なだけガスで沸かして来た。そして余った湯は、魔法瓶式の小型ポットに入れておくことにしているのだ。
今使っている魔法瓶は、旅行に持って行くために買ったステンレス製だが、なかなか温度が下がらないし、高温の湯が入っていても飲む時は蓋に注いで冷ましながら飲めるという優れものなので、生水を飲めない外国旅行でも重宝しているものなのだ。

                      
(つづく)



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専業主婦の年金問題について考える

2011年03月11日 | 暮らしと経済・経済生活
専業主婦の年金問題で国会が紛糾している。私も色々と考える所がある。
現行制度では、サラリーマンと結婚している年収130万円未満の「税法上の専業主婦」だけが、1円も保険料を支払わなくとも、老後、ただで国民年金から基礎年金として毎月6.6万円を受け取る権利がある「第3号被保険者」なのだ。
ただし夫が失業や退職するなどして、共済組合年金、厚生年金を脱退した場合、その権利が失われる。

権利を失った妻が国民年金保険に新たに加入して、保険料を毎月1.5万円払えば、将来は第1号保険者になって毎月6.6万円の基礎年金受給権が死ぬまで得られるのだが、手続きが遅れた場合、2年間に遡って保険料を支払えば、2年前から国民年金保険の保険者になったと見なされた。

所が国が調べた所、新たに国民年金保険への手続きを怠っている主婦が沢山いる事が分かった。
国は専業主婦の低年金や無年金を防ごうと、2年分だけ保険料を納めれば、それ以前も納めたと見なす救済策を昨年12月15日に厚労省課長通知で出したのだが、きちんと切り替え手続きをして保険料を納めて来た専業主婦が損をすることになったのだから、公平さが失われると問題になった。

また、もう一つは、国民年金の原資から甚大な負担をする事になる救済策が、厚労大臣も知らぬ間に課長通知で済まされた事も大きな問題になっているのだ。
第3号被保険者を認める現行の国民年金が不公平な制度だと問題になってから日本年金機構が昨年1月に調べて見たら、第3号被保険者の配偶者がサラリーマンでない人が何と103万人もいた。
そのうち何ら手続きをせずに記録が誤ったまま、すでに厚生年金や共済年金の主婦年金を受け取っている人(過払いされている人)が13万人もいるそうなのだ。(3月11日朝日新聞) その人達に過払い分の返納をさせるかどうかも、今問題になっている。


かって国の景気が良く、企業の厚生年金や公務員の共済年金が潤沢だった時代に、それらの組合員の妻のうち、専業主婦の面倒も見ようと1986年(昭和61年)4月に始まった制度が第3号被保険者制度であり、こうして年収130万円以下の収入の主婦が優遇される制度ができたのである。しかしこの制度は、現在の国民年金財政を考えると、当然、将来に大きな負担をかけることにもなるのだ。

この優遇制度によってサラリーマンの主婦は、働いても給与が130万円以上になると夫の被扶養から外され、健康保険にも個人として加入しなければならなくなるからと、自ら働き方を枠づけして来た。これは結果的に専業主婦が労働市場に出る場合の足かせに成った。それを大きく見ると、憲法で定める国民の労働の義務、納税の義務を負わず、企業戦士たる夫たちの内助の功の役割だけを妻に期待し、結婚後の女性の社会進出を妨げた。(日本の女性の年齢階層別労働力率を見ると、30~44歳で下がるM字型で、欧米諸国と異なっている)
そればかりか、社会的経済的な自立を目指して働く女性の男女の雇用の均等を妨げ、保育所の整備などの社会的な支援策を軽視させて来たことにもつながった。
また労働市場から見ると、極めて安上りのパート労働者が大量に提供される事で、男女の雇用労働者全体の賃金水準を低く保ち、企業側の利潤を高める役割を果たして来たのではないだろうか。(2009年配偶者がいる働く女性の60%が非正規雇用者である。また働く女性の平均賃金は男性の67.8%に留まっていて、欧米先進国よりかなり低い)

では、専業主婦の基礎年金の財源は、どう負担されているのだろうか。
サラリーマンの中には、夫が妻の保険料も払っていると勘違いしている人が多いらしいが、実は保険料を支払っている働く独身男性と働く女性、そして国庫が負担しているのだ。
フルタイム等で働き、男性の雇用労働者と同等か、被扶養者がいないということでそれ以上の納税をし、健康保険税も年金保険料もきっちり払っていて、さらに家事、育児、介護などの主婦としての役割を果たしている共働き女性には、1円の支援も無いのは片手落ちと言うべきではないだろうか。

国勢調査によると、働く夫と専業主婦と未婚の子供で構成される「核家族」は、日本全体の世帯の30%になったという。サラリーマンの専業主婦だけを優遇する年金制度は、根本から見直す時期に来ているのではないだろうか。
これからの家族は、基本的に共働きをして家計を支え、夫婦で協力して子供を育てる家族になって行くに違いない。そうした家族を支える社会を実現し、年金も将来的には1人1年金として、加入期間が20年にならなければ払い損になって年金が貰えないと言うのではなく、加入して払った期間に応じた給付を実現させたらどうだろうか。
近年激増している非正規雇用で働かざるを得ない多くの人々が、将来、生活保護世帯とならないための対策こそ、早急に考えて欲しいものだと思うのである。








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VHSテープを大量処分

2010年03月09日 | 暮らしと経済・経済生活
目覚しい技術革新によって、家庭にあっても映像環境の技術革新は大きく変化した。
1月に新しくした東芝TVは、外づけHDに録画するから、この度、20年間以上使って来たVHSテープを処分する事にした。
保管してあった戸棚から出したら、20年間に録画したVHSテープが100本位もあり、他に未使用のテープ10本が出て来た。
年を取ったら、家で気に入って録画した映画でも見て過ごそうかと考え、取って置いたのだ。

思い出せば、20年程前に放映された「ベルサイユ美術館」を録画したくて、当時、映像が良いと言われたビクターのTVとVTR機を買ったのが懐かしく思い出される。
そのベルサイユにも2~3度行く事ができたが、「ベルサイユ美術館」のテープだけは残し、後はごみに出すことにした。
駄目になったVTR機は1台、先日、捨てたのだが、テープも袋2つに入れて処分したら、私の人生の1/3程を共に捨て去るように感じた。

   

    


    


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