花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

預かったウールの着物からKさんの膝掛けを作った

2025年02月28日 | ガーデニング・家庭菜園

Kさんから預かった「ウールの着物」を解いて洗濯してみたら、もともとは洋服地だったのを着物生地の幅に切って仕立ててあった。そのため切り口の糸が直ぐにほどけて来て、曲線が多い洋服を作るのにはふさわしくなかった。また、Kさんが若い時に着ていた色なので、今身につける物には合わない。

そこでいろいろ考えた末に、直線縫いばかりでできる「膝掛け」を作ってあげることにした。

「ウール」なので2枚合わせにすると、軽くて暖かい「膝かけ」ができ、90歳のKさんには重宝する物になるのではと思った。

話を聞くと、これは若い頃に母親が縫ってくれた着物で、自分は気に入って着ていたと言う。そんな思い出が深い着物なら、形を変えてでも手元に置けば、見るたびに母親やそれを着て仕事をしていた若い頃を思い出すのに違いないとも思った。

どの部分も着物の幅で、襟用、おくみ用はさらに布幅が狭いので、継ぎ足し継ぎ足ししながら、数時間かけて縫い、アイロンを掛けて81cm×110cmの2枚合わせの「膝掛け」が完成した。

最後に手元にあった「アイロンプリント用のバラ」を角にアイロンで貼り付けた。

これから届けに行くが、喜んで貰えたら嬉しい限りだ。

         


Kさんに手渡したら思いがけない物に変わったのを見て驚いていた。「バラのアイロンプリント」も喜んでくれた。

私からは「このままなら着られないと思って捨てようとする服も、生地を生かす方法を考えて形を変えたら、また手元で使える様になるね。」「この膝掛けは大きくて軽いから、羽毛布団の上に掛けたら暖かく眠られるよ。」と伝えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家のベランダは猫の通り道

2025年02月20日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

このところ最高気温が氷点下の「真冬日」が続いている。

先月気づいたのだが、朝夕、雪の上を歩いて来て庭を横切る近所の猫が、一旦、室外機の向こうからベランダに飛び乗り、ベランだを横切って、また下の雪の上に降りて通るのだ。

猫は少しでも冷たい雪を避けてか、または歩きやすいためか、暖かいコンクリートのベランダを通りたいのかもしれないが、毎日続くと猫が嫌いな私はどうしたらベランダに上がらないようにさせるかを考えた。

春先から雪が降る前までは、太陽光で作動して動物が嫌う「超音波」を出す装置を土に立てて、野菜のそばに排泄されないようにして効果があった。しかし、今はどうすべきか。

猫は柑橘類の匂いが嫌いらしい。そこで一日一個食べる伊予柑の皮を撒くことにした。出口の戸を開けて撒くので、皮が跳ねて思うような場所に負けないが。

撒きだして3~4日、猫の姿を見なかったが、今朝は通って行った。面白いことに、嫌われているのを知っているらしく、急いで通り抜けるのだ。

まだ、皮が少ないのかもしれないので、また伊予柑を買って来たい。

          

  ※ このベランダの下は空洞になっているので、庭仕事用具や除雪用具の物入れにしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

預かった木綿のスカートを夏の7分袖シャツにリフォームする

2025年02月16日 | 医療・健康・食生活・衣生活

Kさんから預かった服の一つに茶色い木綿の「ギャザースカート」があった。

解いて洗濯をしてみたら、生地の一部分が何故か脱色していて使えなかった。また、片方の端に幅20cm位のボーダー状の模様があったが、その図柄は合繊繊維を熱プリントした柄らしく、そこだけ上手くアイロンが滑らないので、その部分もリフォームには使わないことにした。

結局、限られた面積の生地で、何とか夏用の「7分袖の前開きシャツ」を裁断することにした。

先日作った半袖シャツの型紙に、今回はKさんの背中の丸みをカバーするため、両肩にダーツを入れる補正をした。前屈みの姿勢なので、前見頃の丈を後ろ身頃より3cmほど長くした。さらに夏でも肘の当たりが冷えるというKさんのために前の半袖を7分袖に補正し、また、かぶるよりも気易いようにと前明き型にすることにした。

市内の文房具店数店に製図用のハトロン紙があるか問い合わせたが無いというので、新聞に入る折り込み広告の中から薄めの紙を利用して切り貼りし補正した。今では自分で製図を書き、服を手作りする人などいないのかもしれない。

布の印付けに必要な「チャコペーパー」も無いので、チャコと切りびつけだけで布に型紙を写した。これに時間がかかった。

縫製は2枚目なので、順調に進んだ。最後に前見頃のボタンホールをミシンで縫って作り、リッパーで穴を開けた。リッパーも使い古した物なので、切れ味が悪い。ボタンは私の古い服から外して取ってあるボタンの中から、色合いに合いそうなベージュ色の幅1.8mmのボタンを探し出した。

結局始めてから仕上がるまで10時間かかったが、暑い夏に気軽に羽織れ、汗を吸収し、洗濯にも耐える綿100%のシャツが完成した。

明日にでも届けに行くつもりだが、来月90歳になるKさんが喜んでくれると良いのだが。

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リフォームで仕立てたブラウスを届けた

2025年02月13日 | 医療・健康・食生活・衣生活

昨日、Kさんにできたブラウスを届けに行った。着て貰ったら「サイズが丁度良く、気やすい。」と言われた。

背中が前に曲がってしまっているため、前丈を後ろ丈より短く仕立てたが、着たら前後の丈が丁度同じになっていた。内心、素人の私の製図の仕方もまんざら悪くないなと思った。

母子家庭で貧しかった子供時代の私は、安い生地なら母親が買ってくれたので、小学校5年生の頃から家にあった婦人雑誌の付録を見ながら独学で洋服の製図を書き、自分や妹の服を縫っていた。中学校の家庭科でスカートの縫製を、高校の家庭科では制服の白ブラウスの縫製を習った。結婚した頃には店に「既製服」なる物が売られるようになっていたが、高価だったので、趣味と実益で時々は子供の服や小物も作って来たのだった。

改めて彼女の生年月日を聞いたら、「来月90歳になります。」と言う。私は86歳位かなと思っていたので、余りの若々しさに驚いた。それで改めて、今回作ったブラウスと買い物袋を誕生日のお祝いにすることにした。

彼女からは他にまだ預かっている着物があるので、暇を見ながら解いて洗濯し、また、何かにリフォームしてあげたいと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイニングの「シーリングライト」を取り替える

2025年02月11日 | 暮らしと住まい・耐久消費財

17年前に新築した時から取り付けられていた「シーリングライト」(天井貼り付け型電灯)が、去年の夏頃から暗く感じるようになって来ていた。

年末に食卓の上に上ってカバーを外してみたら、2重になっている蛍光管の1本が割れていた。暗いはずだ。

この際、LED電球に変えようとスーパーの電気売り場に行き、8畳間用の「変光シーリングライト」を買って来た。

自分で取り替えられるかどうか試してみた。今までのが大きい「シーリングライト」だったので、外すのが大変だったが、はめ込んで少し回せば固定できる埋め込み型のコンセントだったので、なんとか自力で買って来た物に付け替えられた。

すごく明るくなって食事が美味しくなった。

きっとその内、他の部屋の電灯も次々と駄目になるような予感がするが、その時はこの経験を役立てたいと思っている。

          

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ズボン5本の裾を短く直して届けた。

2025年02月10日 | 医療・健康・食生活・衣生活

私に和服のリフォームを頼んだKさんが、先週、「ズボンの裾が長いので短くして欲しい。」と、5本持って来た。

私自身も身長は小柄なタイプなので、若い時から既製品のズボンを買ったら、大抵自分で丈を詰め直して履いてきたから、丈詰めはお手の物だ。

翌日直しに取りかかった。中には3~8cmも詰めたズボンもあったので、結局5時間かかった。

よく見たら、1度履いたズボンを洗わずに長い間しまってあったらしく、所々カビが生えたりしていたので、できあがってから洗濯機で洗濯をし、乾いてからアイロンをかけた。

仕上がったのを、早速、届けに行った。「お金をいくら払ったら良いか。」と聞かれたが、「喜んで履いてもらえたら、それで十分だから。」と辞退し、「他にも直したい服があったら、相談して欲しい。」と言った。

別れ際に「1度でも着た服は、目に見えなくても汗などの有機物が付いたままでしまうとカビが生えるから、必ず洗濯してからしまってね。」と話した。

まあ、80歳代の高齢になっても、自分の力でささやかながら他人の役に立つのなら、有り難いことだと思っている。

 ※ 仕上がったズボンを洗濯して干している所。

                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて和服のリフォームに取り組む

2025年02月09日 | 医療・健康・食生活・衣生活

昨年の12月24日、知人のKさんから数枚の古い和服を預かった記事を書いたが、その内の1枚をまずリフォームすることにした。

ポリエステル繊維の薄地の着物だったが、前の部分が茶色く汚れていた。一昼夜漂白剤にしたしてから洗い、解いてアイロンをかけた。

図書館から「和服のリサイクル」という本を数冊借りてきて、リサイクルの注意点を学んでから、生地に適当なデザインを探した。

友人のサイズは、前に測らせて貰っていた。

生地を生かすなら、夏用のブラウスに仕立て直すのが良いと思い、一昨日、製図を書いて、昨日、布に当て、印を付けて縫いだした。

洋裁は久しぶりなので、必要な用具などをそろえるのに時間がかかった。また、ミシン糸を針に通すのに時間をとられたり、ミシン目が飛ぶ原因を突き止めるのにも時間を要したりした。しかし、縫い始めたら面白くなって来て、何とか進めていった。

やっと写真のようなブラウスが仕上がった。生地は全く伸縮性が無いので着やすくするために5cm幅のテープ状のバイヤス布を作り、両脇にはめ込んだ。また彼女は少し背中が丸くなってきているので、前丈を後ろ丈よりも少し短く仕立てた。

今年の夏も暑いことが予報されているので、この半袖の着やすくできたブラウスを喜んで貰えるのではと思っている。

余った布で今朝、2個の小さな外袋を付けた手提げ袋も作った。本体の中心には、マジックテープを縫い付けた。近々渡そうと思う。もしもブラウスに難点があるなら、直してあげようと思う。

        

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする