工事完了

今の時期の夕暮れは早い。５時前には暗くなる。
「夜明けと共に起き出し、夕暮れと共に仕事を終える」が百姓の原則だが、日の出が遅く夕暮れがあまりに早いため仕事が進まないので、若干「超勤」をする日もある。

ハウスの工事も残っていた入り口ドアの取り付けと四隅の補強工事が無事に完了した。
ビニールの取り付けは、土にもう一回雨を吸わせてから実施することにしている。

ここで一息入れたいところだが、オバサンは工事が終わるまでストップしていたホウレンソウの種蒔きを急いでいる。
もう５時近かったがトラクターを引っ張り出し、真新しい骨組みを傷つけないように注意しながら、踏み固められてしまったハウスの中を耕した。
こうしておけば、明日の朝食前にオバサンは種蒔きを終えるはずだ。

辺りは既に真っ暗になっていたが、今日の仕事はそれで終わりとはならない。
晴天の三連休初日で、「道の駅」には大勢のお客様が来店していたはず。
気にはなっていたが、出荷するものが少ないのと忙しさで朝は行っていなかった。

同じ生産者仲間がビジネスチャンを活かしている時に、「一人蚊帳の外」で寂しい思いをしているが、せめて売れ行き状況ぐらいはチェックして明日以降に活かしたいと思った。



昭穂さんの作品である「霜後の滝の写真シリーズ」二回目。
滝に向かう途中の景色。
直ぐそばにこんな絶景があったのかと驚いた。
趣味でこれだけの写真を撮る実力にも驚嘆させられる。