最も近い赤の他人 その二

夫婦を「最も近い赤の他人」と言ったのが誰かは知らないが、ズバリ一言で本質を突いた素晴らしい定義だと思っていた。
しかし、「夫婦仲良くバドミントンをやれたらどんなに素晴らしいことか」と願っていたのは我々夫婦のみで、他の夫婦は奥様が忌避する場合が多いことを教わり、認識を改めたばかり。

夫婦共にスポーツに堪能でおしどり夫婦の呼び声の高いEさん宅に野菜の配達に行った際、先日のブログを見ていた奥さんが「私も嫌ですね」の一言。

山形のバドミントンの仲間もEさん夫妻も、普段の生活では人も羨むラブラブの夫婦関係なので、スポーツというゲームの場でもその関係を維持して欲しいものと願っている。

世間では、定年退職して家に居るようになった旦那を、やれ「産業廃棄物」だとか、やれ「濡れ落ち葉」とか言って邪魔者扱いする奥様も居るやに聞いているが、もしそれが事実なら、そのような夫婦の場合は「最も遠くに置きたい赤の他人」に定義を改める必要があるだろう。



漬物用に干している大根。
今の季節には、どこの農家でも見受けられる風景。
十日ほど干してから、塩と米糠で漬ける。
一カ月ぐらいで美味しい沢庵ができあがる。