霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

鈍感のススメ

2006-11-20 18:05:58 | 思い出
朝からずっと雨だったので、雨の影響の無いハウスの中でピーマン畑の片付けや穴を掘って里芋の種芋の保存等をした。

農作業をしながら時々サラリーマン時代のことを思い出す。
それをオバサンに話すと、未練がましく見えるのか「まだ仙人になり切っていないね」と言われる。

やや世捨て人に近い生き方をしているかも知れないが「仙人宣言」をした覚えは無い。
第一、体重が80kgもある仙人が居るはずもない。
それに、欲望も捨て切れないでいるので、これでは生臭坊主ならぬ生臭仙人になってしまう。

サラリーマン時代、営業担当をしていると売上結果ですべてが評価される。
当然、いつもコンスタントに売れる訳も無いので、毎週開催される販売会議は針のムシロに座る心地で過ごすことが多かった。
上司や他部門からの叱責や批判は、もっともな事と思いつつも、それをイチイチまともに聞いていたら我が身が持たない。
「馬耳東風」をきめこむことも生活の知恵となる。
いつの間にか同じ苦しみを味わっている同僚には、「鈍感も実力の内」と鈍感を推奨するようになっていた。



「収穫祭」に参加したNさんが、「かんぽの宿」で朝日を浴びて少し朱色となっている栗駒山を撮影した。
横須賀時代に見た「赤富士」を思い出した。
コメント (6)
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