霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

安心感

2006-11-05 20:08:27 | 生活
オジサンが脱サラして農業を始めてから、忙しい毎日を送っているにもかかわらず、それまでの漠然とした不安感が無くなり、安らぎと言ってもいいような安心感が常に有る。
「これは一体何処から来るものなのか」とこの一年、自分の心に問いかけているが明確な答えが出ていない。

競争から共生へと住む世界を変えたためか
いつも家族と一緒の生活ができるからか
自然と密着した生活をしているためか
自分の思うがままの生活が送れるからか
災害や食糧危機の心配の無い環境に居るためか
等々思いつくところを考えてみるが、それだけでは説明し切れない「何か」があるような気がしている。



生命や宇宙の分野に深い感心を持っている兵庫の友人が、時々長文のメールを送って来る。
先日来たメールによると「人間は自分の遺伝子の安全性を高める行動をとる」という。
だとすると農業を選択したことが「遺伝子の安全性を急激に高めた」ことから来る安心感なのかも知れない。



昭穂さんの作品である「霜後の滝の写真シリーズ」四回目。
「ソウゴ」はアイヌ語で「滝のある窪地」のことを指す。これに「霜後」という漢字を充てたのは、「霜が降りた後の紅葉が美しいから」という説があるが、このような景色を見たら納得できそうだ。
コメント (2)
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