霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

前提条件

2010-01-22 19:58:44 | 
排水対策を講じたことにより田んぼの湿地を解消したら、それまで多かった雑草の量が目に見えて少なくなった。
これは、稲刈り後に秋掘りをし土を十分に乾燥させることにより土中の微生物の働きが活発化し、他の有機物と一緒に雑草の種や根も発酵させるためらしい。

田んぼにEMボカシを使うと「抑草効果もある」と言われているが、残念ながらこれまではその実感が無かったが、それは「その前提となっている環境が整っていなかったため」とようやく気が付いた。


(冬場の栗駒山は頂上付近が雲で隠れている日が多い)

ことほど左様に日本各地で先進的な作付けをして成功する例を見聞きすることがあるが、それを単純に「猿真似」しても上手く行かない場合が多いのは、気象条件や土質等の大前提となっている環境が異なるためと思われる。
コメント (2)
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