霜後桃源記  

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生物の多様性

2010-09-03 20:50:59 | 自然
詳しいことは分からないが今年は国連が定めた「生物多様性年」とのこと。

家の前を流れる久保川流域は多様な生態系が残っていて各種調査の対象となっているが、その貴重な生態系を外来のウシガエルやブラックバスが破壊しつつあるらしい。
そんな外来種を壊滅すべくボランティア(?)でウシガエルを捕獲し退治をしている人達が居る。
たまたま昨日は我が家の堤に捕獲網をしかけるというので、職場体験学習で来ている中学生も見学させて貰った。

その時に捕獲網の仕掛けを体験させてくれたことから、結果が気になる子供達が今日になって「何がかかっているか見てみたい」ということになった。

2kmほど離れた所にある旧農高の実習地の堤では「一つの網に蝮が四匹も入っていた」と聞いていたのでハラハラドキドキで気持ちが悪かったが、幸い小さなウシガエルが数匹入っているだけだった。



三人の中学生の中でS君は「蛇が嫌いではない」とのことで、昼食休憩時間はいつも門口周辺の草叢で蛇探しをしていた。
なんと、初日にヤマカカシを発見し尻尾を手で掴んだら「腹筋を使って攻撃して来た」と聞いてビックリさせられた。
そもそも「蛇が苦にならない人が居る」ということ自体が蛇嫌いのオジサンには驚異の世界だが、「人間にも多様性がある」ことの証明なのかもしれない。
コメント (1)
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