農家の所得を時間単金に換算すると100円というのはあまりにも大袈裟かもしれないが、少なくとも
岩手県の定める最低賃金以下であることだけは「間違いない」と思っている。
それでも実際に生活してみるとサラリーマン時代よりも経済的には余裕があるように感じられるのは
「何故か?」を就農以来ずっと考えていて、現時点では以下のように受け止めている。
会社時代の給与総額 > 農家の所得(売上-経費)
この不等式は一ケタ違うぐらいの大きな差があるようだ。
しかし、生活費も含めて計算すると
給与総額 - 生活費 ≦ 農家の所得 - 生活費
となる。
これは農家の場合は生活費があまりかからないだけでなく経費と重なる部分が少なからずあることも
影響していると思われる。
更に遊興費まで含めると完全に逆転してしまう。
給与総額 - 生活費 - 遊興費 < 農家の所得 - 生活費 -遊興費
百姓は年中無休のような生活が続くので遊興費は限りなくゼロに近くなる。
これをどう受け止めるかはその人の価値観によって違ってくると思われるが、いずれにせよ
「百姓は貧しい」とは一概に言えないことだけは確かなようだ。
(雨不足なので乾き切った何か所かの畑に水を入れてみた)
税務申告の際に計算する一年間の作業用衣料費(作業着、帽子、靴下、軍手、長靴等)が
家族全員分でも背広一着分にもならないのに驚かされる。
ことほど左様に所得は低くても支出はそれをカバーしてオツリが来るぐらいの少なさとなって
いる。
岩手県の定める最低賃金以下であることだけは「間違いない」と思っている。
それでも実際に生活してみるとサラリーマン時代よりも経済的には余裕があるように感じられるのは
「何故か?」を就農以来ずっと考えていて、現時点では以下のように受け止めている。
会社時代の給与総額 > 農家の所得(売上-経費)
この不等式は一ケタ違うぐらいの大きな差があるようだ。
しかし、生活費も含めて計算すると
給与総額 - 生活費 ≦ 農家の所得 - 生活費
となる。
これは農家の場合は生活費があまりかからないだけでなく経費と重なる部分が少なからずあることも
影響していると思われる。
更に遊興費まで含めると完全に逆転してしまう。
給与総額 - 生活費 - 遊興費 < 農家の所得 - 生活費 -遊興費
百姓は年中無休のような生活が続くので遊興費は限りなくゼロに近くなる。
これをどう受け止めるかはその人の価値観によって違ってくると思われるが、いずれにせよ
「百姓は貧しい」とは一概に言えないことだけは確かなようだ。
(雨不足なので乾き切った何か所かの畑に水を入れてみた)
税務申告の際に計算する一年間の作業用衣料費(作業着、帽子、靴下、軍手、長靴等)が
家族全員分でも背広一着分にもならないのに驚かされる。
ことほど左様に所得は低くても支出はそれをカバーしてオツリが来るぐらいの少なさとなって
いる。