霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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父の日

2018-06-17 20:29:16 | 家族

どこの家庭でも同様かと思われるが、「母の日」はあっても「父の日」は忘れ去られていることが多い。
それぐらい父親のインフォーマルな地位は、低下の一途を辿っていて、わが家も決して例外ではない。

しかし、今年は違った。
「四人の子供が均等に負担した」とのコメント付きで夫婦ペアのサンダルを頂戴した。

あまり裏事情を勘ぐるのは好ましくないが、「母の日」に何も出来なかったので「父の日」を利用して
母親に「遅ればせながらプレゼントする」というのが本音のようだ。

それでも、贈り物もさることながら「その気配り」が素直に嬉しかった。



昨日の毎日新聞「余禄」の内容が、面白かったので紹介したい。

毎日新聞 余禄 2018.6.16

カリフォルニアの大農園主の元に川底で拾った金の粒が持ち込まれたのは1848年だった。
彼は100人以上の使用人を集めてそれを明かし、新しい製粉所が完成する6週間後まで秘密を守るよう求めた。
たちまち使用人は一人残らず川をめざして走り出し、農園は崩壊して幸運なはずの農園主は悲惨な運命をたどる(
猿谷要(さるや・かなめ)著「アメリカ500年の物語」)。
大量の金採掘で世界の通貨事情を一変させたゴールドラッシュの発端だった。
われ先にと人を駆り立てる金の魔力である。
(中略)
誰もが一獲千金(いっかくせんきん)を夢見たゴールドラッシュでも実際に巨利を得たのは金鉱を探した人ではない。
彼らにシャベルやジーンズを高く売りつけた人々だった。
コメント (2)
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