「農業は草との闘い 」は、言い古された言葉だが、今も健在である。
就農当初、田んぼで「手取り除草」に挑戦したが、時間と労力がかかり過ぎるため、
今は除草機頼みとなっている。
畑は、管理機や中耕ディスクでかなり効果的な除草が出来るようになったが、それでも、
株間に発生した草に作物が負ける例も少なくなかった。
それらは「割り切るしかない」と諦めていた。
しかし、その全部をカバー出来なくとも、一部なら鍬や「手取り」でカバーできることを
最近になって気が付いた。
「手がかかり過ぎるから」と諦めていた昔風のやり方が、実は「一番効果的な雑草対策」
なので、機械除草の補完策として有効活用したいと思っている。