霜後桃源記  

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感動の平泉「道の駅」株主総会

2018-06-26 21:30:10 | 産直
地域や農事法人のデタラメなシャンシャン総会で「一人、正論を吐いて浮いている」身としては、
議論百出で新鮮な驚きと感動の伴う二時間半の株主総会だった。

自ら会社を経営している株主も少なくないので、質問や意見の内容も核心を突いていた。
総会で平然と虚偽答弁を繰り返す厳美の「道の駅」の理事長と異なり、千葉社長は誠実で信頼できる
人物だが、不慣れ要素も有り、鋭い質問攻めに「タジタジ」というよりも「ボコボコにされた」とい
う印象だった。

質問や意見の一端を紹介すると
・貸借対照表と損益計算書だけの決算資料では中身が見えない。計画対比も含めた詳細に分析した
 資料で 説明すべし。
・赤字分の資金の捻出元は何処か。
・野菜の売上で仕入れ分は何パーセントを占めるのか。
・役員が一人欠となったことの説明が無いのはなせが。
・固定資産額に比べて減価償却費が高額なのはなぜか。
・経費の半分が人件費なのは疑問。内訳を示すべき。
・経験不足なのだから、事前に「総会のリハーサル」をすべきではなかったのか。
 等々


(HPから借用)

私の隣の席に陣取った株主は、法務局から取り寄せた「会社登記簿謄本」を持参し、鋭い質問を
投げかけ、議長が「時間も大分過ぎたので・・・」と質疑を打ち切ろうとすると「株主の意見は
全部聞け」と諫め、役員の改選期にもかかわらず「議題に掲げていない不備」を指摘していた。

私も何度か発言したが、一番主張したかったのは、
「生産者は野菜が売れ残るから出品しない。お客様は野菜の品数が少ないから買いに来ない。その
 悪循環を断ち切る方策を講じないと、今年度も同じ過ちを繰り返すことになる」
 だったが、役員の耳に届いたかどうかは分からない。
コメント
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