宮沢賢治の詩「アメニモマケズ」は、子供の頃に、その意味するところも理解できないまま
暗記させられたりして「耳タコ状態」だった。
多分、叔父叔母世代もそうだったに違いない。
その詩の一節に「北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないから やめろと言い」の一節がある。

数年前に民事訴訟の被告となったことがあった。
原告の虚偽主張だらけの「売られた喧嘩」だったので「負ける訳に行かない」と思って戦っていた。
しかし、勝訴判決が出る直前に「和解」で決着を図ることになった。
妻を始めとして叔父叔母達が口を揃えて「やめろ」の大合唱だった。
その主張に、私を納得させるような理屈はひとつもなかったが、不承不承その勧告に従った。
今振り返ってみても、ただ単に「賢治の詩の一節がワルサをしただけ」と思っている。