10年近く中断していた原木キノコ栽培を再開することにした。
原発事故以前、春と秋の「採り立て肉厚シイタケ」は煮ても焼いても最高に美味だった。
初冬に採れるナメコを使った「芋の子汁」の味も忘れることができない。
「山のキノコ」を採る愉しみを奪われたのは諦めるとしても、せめて「原木キノコ栽培は
再開したい」と以前から思っていたが、ようやく実現に漕ぎ着けた。
勿論、産直での販売は「自粛」が続いているので「自家消費用」に特化しての栽培となる
のは言うまでもない。
植菌作業はジイチャンとバアチャンの役割だったので、ドリルを使うのは初体験となった。
暫く使わなかったのでスイッチを入れても動かなかったり、錐を新品に取り換えたりの
準備に半日近くを要してしまったので、本格稼働は明日からとなった。