霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

麦の種蒔き

2010-10-21 21:55:23 | 穀物
豆類は連作を嫌う。
連作を回避するため枝豆の後には小麦を作付けすることにした。

麦の種蒔きは昨年までは鍬を使って土を被せていたが、今年からは培土機を活用することにしたのでかなりスピードアップが図られたし体力的にも楽になった。
しかし、後山の畑は排水対策を施したにもかかわらず未だ湿気が多く、培土機のロータリーに土がへばり付いたりして難儀させられることもあった。
それでも培土機のパワーは抜群で、畝がかなり高くなったので小麦が湿気に負ける可能性は少なくなったと思っている。



猛暑と雨不足で豆類が不作の年となった中で、我が家はそれ程被害が無かったのは湿気の多い転作田だったことが幸いしたと思っているが、それでも同じ畑で較べると湿気の少ない場所の方が作柄は良かった。

収穫が終わった畑から順次行っている「畔道の撤去作業」が進めば排水が促進されるだけでなく日当りや風通しも改善されることから畑の乾きも良くなるのではないかと期待している。
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米のシール

2010-10-20 20:34:18 | 
21年度産米が売れ残ってしまった反省から販売用の袋に貼付するシールも一新することにした。
従来のシールは訴求点を箇条書きしたものだったが、アピール力としてはイマイチの感が否めなかった。

新しいバージョンは今注目されている「生物の多様性」を全面に押し出し、写真も「稲穂」から「霜後の滝」に代えることにした。
併せてお土産用或いは小家族用にキッカリ「千円」というタイプを新たに設けることにした。

家の前を流れる久保川流域は多様な生物が生息する貴重な場所として注目されている背景もあるので、「霜後の滝」と一緒に「熊谷千代子ブランドが浸透するキッカケになれば」と願っている。



三日ほど間があって後山の畑に行ったら赤蕪や日野菜が随分と大きくなっていた。
しかし、生長ぶりをチェックした生産部長(オバサン)は「ここの畑は土作りがまだ不十分」という評価を下した。
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ポンプ更改

2010-10-19 21:58:58 | 野菜
五棟が連なっているハウスには電気ポンプを使って水を供給している。
ポンプは一年中使うためか傷みも早い。
二台の内の一台が故障したので診て貰ったら「修復不能」ということだったので、急いで新しい物に取り替えてもらった。



もう一台の方も昨年更改したばかりなので何かと経費が嵩む形となるが、毎日のように使うものは少々高くても性能の良い物を選んだ方が結果的に時間や労力の節減が図れるようだ。



各ハウスは冬場の出荷に向けて葉物野菜の準備が進んでいる。
五号ハウスにはナバナを移植した。
ポンプが故障している間はバケツに水を汲んでジョウロウを使うことになるが、早々に新しいポンブが入ったので助かった。
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大混雑

2010-10-18 21:41:41 | 産直
八戸から遠路来訪した「困り者」さんと一緒に栗駒山へ紅葉見物に出かけた。
未だ少し早い紅葉を眺めながら須川温泉に着いて驚いた。
温泉の広い駐車場は勿論のこと秋田県側の栗駒山荘の駐車場も満杯で溢れた沢山の車が路上駐車していた。
平日でもこの大混雑なので土・日は「推して知るべし」ということか。

こんなに沢山の行楽客が訪れているのだから厳美の「道の駅」が賑わうのも当然のこと。
身近にこんな「巨大な市場があった」ことに今まで気付かずにいた愚かさに少し腹が立つ思いがした。

結局、温泉の休憩所は満杯で入れず、レストランは長い待ち行列となっていたので、予定を変更して入浴のみで帰ることにした。



いつものように温泉に行く途中で「巨木の森」を散策した。
林の中は「秋のたたずまい」という雰囲気になっていた。



今月初めに訪れた仙台のお客さまは「栃の実拾い」ができたが、まだ少し残っていて拾うことが出来た。



場所によってはこんな新緑の季節を思わせるようにスポットもあった。

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予期せぬ来訪

2010-10-17 18:14:18 | 仲間
釜石時代に仕事の関係でも個人的にも色々とお世話になった箱崎郵便局の植田局長が奥様を伴って突然来訪された。
「道の駅」で大好きな餅を食べていて「確かこの近くでは」と思い出してくれたらしい。
思い出して頂けただけでも光栄なのに、わざわざ自宅までお越し頂き本当に嬉しかった。

釜石で暮らしたのは、今年社会人5年目の下の娘が小学3~4年の時だったので17年前のことになる。
当時から既に「民間会社の営業マン」のようなセンスのある「らしくない」(?)やり手の局長さんで、何よりもお人柄が素晴らしく周囲からの信頼も厚かった。



植田局長は確かオジサンよりは年下のはずだったが、学ぶべき点の多い方だった。
今回の来訪が「新たな交流の始まり」にできたらと願っている。


コメント (3)
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