霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ネットかけ

2011-06-25 21:54:25 | 野菜
アスパラガスを来年以降も継続して収獲するためには一株に付き数本の茎を立てて置かねばならない。
ところが自然体のままだと茎は直ぐに倒れてしまうのでネットをかけて支えてやる必要がある。

昨年は除草に手が回らず途中で収獲を諦めネットもかけないまま放置してしまったが、今年もそんな
愚を繰り返す訳には行かないので、忙しい中だが時間を割いてネットをかけることにした。



先月の中旬にジイチャンが除草してくれたが、畝には再び雑草が茂ってしまっている。
これも取り除かねばならないが、二人だけでは時間がかかり過ぎるので「家族総動員令」を発しようかと思っているが、
家族の賛同を得られるかどうかは怪しい・・・。
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除草機押し

2011-06-24 21:22:01 | 
雨が降った後は田んぼで「除草機押し」を始めることに決めていた。

就農当初は「手取り除草」に挑戦したが、時間がかかり過ぎてとても手が回らないことが分った。
次に「手押し除草機」に挑戦し、二年余で体力的にもたないことが分り断念した。

動力付きの除草機に変わった今は「除草機押し」というよりも除草機に「引っ張られる」という感じ
になっている。

それでも動力式に替えて正解だった。
なによりも大幅に時間短縮が図れたし、手押しでは除去できないような繁茂した雑草も除去する
バワーを有している。



水田の「中耕除草」は集落内では省略している農家が多いようだが、「美味しい米」を作るための
「こだわり」の一つかと思っている。
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縮小再編

2011-06-23 16:56:32 | 経営
全国農業新聞の「農声」欄で安藤光義東大准教授が「縮小再編に陥った水田農業」と題して
「(戸別所得補償制度が裏目に出て)米価下落と米需要の減少が同時並行的に進む水田農業の
縮小再編という悪循環に完全に陥ったのが2010年」と述べていた。

この指摘はまさに図星で産直での米の消費動向も昨年から急激に変化している。
この傾向は当分続くことが予想され米農家は縮小再編という「淘汰の時代」を迎えることになった。

それでも、機械化が進んでいる稲作と比べ畑作物はどうしても手がかかってしまうので、米価の
低落傾向が続くことを知りながらも稲作から脱却できない農家も多いようだ。

しかし、そんな需給関係を無視した「物作り」では経営が立ち行かなくなるのは当然のことで、
「淘汰」を甘受するしかなさそうだ。



待望の「本格的な雨」が一日中降り続いた。
畑の畝間にも水が浮くぐらい降ったので、これで当分の間は田畑の水不足の心配は無くなった。
一転して、明日からは晴天を期待したいところだが「梅雨空」にそれを期待するのは無理な話し
かもしれない。


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夏至

2011-06-22 21:05:26 | 天気
早いもので今日は夏至。
農業をしていると冬至と夏至は大きなターニングポイントとなる。

日増し夜明けが早く日没が遅くなっていたが今日を境にそれが逆転する。
その実感はないものの、明日からは「冬に向けてまっしぐら」となる。

明日からり雨の日が続く予報なので残っていた「土寄せ」を全部片づける必要があったが、
記録的な猛暑日と重なり外仕事には不向きな天気だった。
しかし、真面目な百姓に天が味方してくれた。

今の季節には珍しい強めの風が吹き、それが「天然クーラー」の役割を果してくれたので
快適に仕事を進めることができた。



いつの間にか東北も「梅雨入り」していたらしいが、水不足で底が見えてる堤もあるぐらいで、
野山も田畑は雨を待ち焦がれている。
明日からの「まとまった雨」に大いに期待しているのは言うまでもない。
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こだわり

2011-06-21 21:51:37 | 穀物
大豆の種蒔き後に掛けていたネットの第一弾分は今日ですべて取り外した。

鳩対策としては種に忌避剤を塗す方法が一般的な中で、コストと手間をかけてネットを使っているのは
「噴飯もの」かもしれないが、これが「こだわりの農業」の真骨頂かと思っている。

畑作物で農薬を使わないようにしているのは安心、安全も勿論あるが、収獲物の「やわらかさ」や「旨味」が
違って来るようだ。



まだまだ少数ではあるが「味の違い」を理解しファンになってくれているお客様も徐々に増えつつある。
そんなお客様の期待に応えるべく暑い中で今日も頑張った。

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