霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

福寿草

2013-03-16 21:04:32 | 
好天に恵まれている内に「掘れる畑は掘ろう」と、昨日の菜種畑の中耕除草に引き続き、
今日は赤荻の実家の畑をトラクターで掘った。

片道7kmほどの移動距離で10a弱の畑を耕すのは、移動時間の方が多い極めて効率
の悪い作業だが、一度トラクターで掘って置けば次回以降は耕耘機で済ませられる。

赤荻の畑は二年続けて「雑草の海」と化したので、今年はしつこいぐらい中耕除草を繰り
返すつもりでいる。



畑を耕している内に天気が急変し小雨が降り出したが、午前中は天気が良かった。
市野々の叔母にバアチャンの「快気祝い」を持参したら門口脇の福寿草の群生が見事に
花開いていた。



写真では全体の三分の一も捉えられてないぐらいの広い規模。



車椅子のまま乗車できる車があればバアチャンにも是非見せたいもの。
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春の穏やかな日に

2013-03-15 18:59:33 | 家族
朝から好天に恵まれた温かい日となった。

自宅に戻ってから、食事時だけ車椅子で後はベッドに横たわる生活が続いている
バアチャンから昼食時に「庭の福寿草が見たい」とのリクエストがあった。
春が訪れ農作業も本格化している中ではあったが、我が家の「中興の祖」の希望
に応えない訳には行かない。



花の前に着いたバアチャンは予想通り得意の「詩」の朗読を始めた。
尋常小学校に通っていた10歳の時の教科書に載っていたというこの「詩」が70年
過ぎた今も諳んじるぐらいの「お気に入り」となっている。

福寿草 福寿草 
床に飾ればほんのりと 急に明るい部屋の中
冬の日に黄色い花は歓びの 溢れるように生き生きと
母とまた笑顔並べて 花の数つぼみの数を
読んでみる



ちなみに福寿草の花言葉は「永久の幸福」、「思い出」、「幸福を招く」、「祝福」。
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贈与税の申告

2013-03-14 22:30:05 | 仲間
年末から市役所や法務局に行く日が多くなっていた。
買い取った農地やジイチャンから「生前一括贈与」を受けた土地等の登記手続きをするためには、
住民票、資産証明、農業委員会の許可書等の添付が義務付けられるので、どうしても市役所と法
務局を「行ったり来たり」となった。

その登記も済んで一段落かと思いきや「左に非ず」で、県税事務所への不動産取得税の届け出や
税務署への贈与税の申告期限が迫っていた。
どちらも明日の15日までに手続きすれば「減免される」というので最優先で取り掛かり、最後とな
った税務署への申告も不完全ながら今日無事に済ませることができた。

毎年行う所得税の申告と異なり「生前一括贈与」の申告は一生に一回しか無いので、若干の不明
な点は無視して作成した。
但し、必要な添付書類だけは完璧に揃えたつもりなので、不適切な記載があれば徴税のプロが
是正してくれるものと期待した。


(昨日の菜種同様に厳しい冬を乗り越えたタマネギとニンニク)

今日はホワイトディ。
いつもお世話になっているバトミントンの女性陣に「アオバタ豆と黒豆の二種類のきな粉(すり立て)」
をプレゼントした。
君島十和子が推奨する「きな粉+ヨーグルト」で「お腹美人」を作ることが「美容と健康のために大切」
とアピールしながら渡したが、たかが「きな粉」程度で随分と「能書きの多いジジィだ」と思われたかも
しれない。

残念ながらテニス肘となって苦しんでいるAチャンと同じく肩痛と戦っているMチャンは練習に顔を出
さなかった。
どちらも「意中の女性」だが、ホワイトディに練習に参加しなかったベナルティとして「権利放棄」と見な
した。(笑)
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眠れない夜

2013-03-13 17:59:07 | 健康
先日の総会の開催中の三時間で持参した2?のペットボトルを8割方飲んでしまっていた。
中身を良く確かめもせずに家の食堂にあったものを持ち込んだのだったが、後で確認し
たらラベルは「お~いお茶 濃い味」となっていた。

「お茶を飲むと眠れなくなる」と聞いたことはあるが、これほど尾を引くものとは思っわな
かった。
布団に入っても全然眠れず結局その夜は一睡もできなかったし、翌日も昼過ぎまで全く
眠気がささなかった。

「飲み過ぎに注意」はお酒だけではないということか。


(長い間雪の下となっていた菜種)

赤荻の百姓仲間であるKチャンの近くを通ったらプラソイラで気持ちよさそうに畑を掘って
いた。
まったく羨まし限りで、霜後で畑に入れるようになるには最低でも一週間以上を要するに
違いない。
スタートは菜種畑の畝間の中耕除草からとなりそうだ。
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寂しい春

2013-03-12 23:16:46 | 仲間
その一
定宿化している湯川温泉の「栖鳳」は若女将の泉ちゃんに逢えるのが楽しみに一つになっていた。
ところが先日高校時代の仲間と行った際に、本人から「結婚して埼玉に転居する」と聞き落雷に遭った
ような衝撃を受けた。
「若女将」と私が勝手に決め付けていたが、本人は両親の経営する旅館を「手伝っていただけ」とのこと。

一泊した翌朝に外で雪かきをしていたお父さんが「跡取りに逃げられてしまった」と落胆していた。
「いずれ、孫を連れて戻って来てくれたら・・・」と願っているようだ。
私も花嫁の父と全く同感で、その日が実現するのを楽しみに待つつもりでいる。

その二
厳美の「道の駅」に三年前に大学の新卒で入社し、店頭販売から社内経理まで幅広く担当し将来の「中心
選手」と目されていたS代ちゃんの姿が最近見えなくなっていた。
今朝も居なかったので急に不安になり「もしや」と思って訊いたところ「二月末で退職し、他に転職したみた
い」とのこと。
素直で笑顔が素敵な可愛い娘さんで、毎日顔を見るのが楽しみな存在だっただけに胸にポッカリと空洞が
出来たような心境になってしまった。

「辞めて欲しい人が辞めず、辞めて欲しくない人が辞める」と会社時代の同僚が嘆いていた言葉を思い出し
た。


(今朝の栗駒山。手前に見える赤い屋根の小さな建物が「霜後公民館」)

その三
JAは三月初めに人事異動がある。
数日前、いつも農業機械の購入や修理で大変お世話になっているAさんが「平泉に転勤になった」と
挨拶に来た。
単なる取引相手としてだけでなく気心も通じ合う貴重な百姓仲間だっただけに、これもショックだった。

絶大な信頼を寄せていた生産部長は「そんな人事異動は認められない」などと超強気な発言をしたが、
営業部長は「JAとは取引しないで結構です、と宣言されたような人事異動だね」とイヤミを言うのがやっ
とだった。

今までのような「困った時のAさん頼み」が通用しなくなってしまった。
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