安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
今日も時折小雨が降る曇り空の天気だった。
我が家は湿気の強い畑が多いので雨が続くと殊の外ダメージが大きい。
地球温暖化の影響のためか、ここ数年雨の多い天気が続いている。
雨続きの天気を前提とした作付計画にしないと毎年のように「不作」を甘受
することになりそうだ。

(ウルチよりも穂の出るのが遅いモチは「日照不足」どころか夏の太陽を未だ見ていない)
企業は「環境適応業」と称されるが、農業も環境変化に対応して変えて行かないと
「明日は無い」のかもしれない。
朝は出荷準備で忙しい。
しかし、今朝は世界陸上のリレー(4×100m)の生中継を「見逃す手はない」と思って一旦手を休めた。
録画では応援のし甲斐もなく「感動もイマイチ」となる。
結局、日本チームの銅メダル獲得と数々の大記録を打ち立てたボルトの最終ラン(負傷途中棄権で
終わったが)をリアルタイムで観戦することが出来て大満足だった。

(当地では14日に墓参りをする。墓前にお供えする花を娘が庭等から集めて来た)
明日はゴルフ全米プロの最終日。
松山の「日本男子メジャー初制覇」がかかる。
トップとは僅か一打差。
最近の松山の充実振りからすると優勝する確率は極めて高い。
しかし、全ホールを応援していたのでは産直出荷に支障を来たす。
時々手を休めて途中経過を確認する程度で我慢するしかない。
毎年、お盆に花を出荷するのは生産部長の愉しみの一つだった。
お盆用の花を栽培していたこともあった。
しかし、年々その規模は縮小傾向を辿り、近年は野の花が中心となっていた。

(インゲンはお盆商戦に欠かせない野菜の一つ)
ミソハギだけは毎年出していたが、それも昨年から止めてしまった。
諸般の事情で時間的余裕が無くなったこともあるが「無理が利かなくなった」と
いうのが本音かもしれない。
そういえば、今年は産直恒例の「お盆の朝市」対応もパスしてしまった。
これは、もしかすると「終活」の始まりかもしれない。
「梅雨明け宣言」が出て以降「夏の日差し」から遠ざかっている。
それどころか「二度目の梅雨入り」を思わせるようなドンヨリとした曇り空から時々は小雨が
落ちる毎日が続いている。
穂が実り始めた稲の日照不足が心配になるし、二毛作の大豆畑の雑草の伸びも気になる。

(夏に雨を歓迎するのはミョウガだけかも・・・)
しかし、天気には勝てないので「天命」と思って諦めるしかない。
気にし始めたらキリがなくなり身が持たない。
「秋の東北は雨が多い」との長期予報を前提として「可能な対策」を考えるしかない。
後山の豆畑の「草刈り」は未だ完了していないが、大凡の目途は付いたので
今日は市野々の畑の様子を見に行った。
残念ながら先日まで倒れていなかった雑草が台風の影響による雨と風で倒れて
しまっていた。
市野々の叔母によると「二日前までは立っていた」とのこと。

(市野々の叔母宅の庭で)
立っているのと倒れているのとでは稼働時間に大きな違いがある。
全体像を把握するため畑の周囲を巡ってみたら、倒れている所は一部なので
「今の内なら草刈機も使用可能」と判断出来た。