霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

大豆の収穫

2024-10-21 19:02:01 | 
 枝豆の収穫を終えると次は大豆収穫の準備が始まる。
 大豆の作付け面積は年々増加の一途を辿る予定なので、それに備え高価な
汎用コンバインを数年前に前倒しで購入している。
 ところが、そのコンバインは地面ギリギリで刈り取ろうとすると土を吸い
込むため刈取り刃を10cmほど高く設定しなければならなかった。
 しかし、我が家の先祖伝来の大豆は根元近くまで枝を張る種類のため収穫
漏れが大量に発生することが判明した。
 そのため、コンバインで直接収穫することを諦め草刈り機や鎌で刈り取って
からコンバインに投げ込む方式となった。
 結果的に我が家に汎用コンバインは不要で、保有している自走式脱穀機で
十分だった。
 「急いては事を仕損じる」典型例となった。
 


 川向の大豆畑。
 梅雨入り後は雑草の陰に隠れていたが、雑草が枯れて倒れ始めたので
大豆が姿を現しつつある。
 収穫は11月末の見込み。
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「秘伝」の収穫終了

2024-10-20 20:00:48 | 
    枝豆の秘伝は作り方が難しいことや収穫期が稲刈りとぶつかることから
生産者から嫌われる作物となっている。
   別格の美味しさを誇るにも関わらず「まぼろしの枝豆」と称される所以で
ある。
   その秘伝は35~36℃の猛暑下では「授粉しない」という弱点を有して
いた。  そのため、昨年に引き続き今年も不作となった生産者が多かった。



   我が家では昨年の反省を踏まえ、少しでも気温の低い畑に限定して作付けして
いたが、それでも、朝夕の太陽が直射する場所では実を付けることはなかった。
   しかし、「何が幸いするか分からない」の典型例で、作物を覆う雑草が高音
障害から守ってくれたお陰で何とか収量を確保することが出来た。

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「普通じゃない」もち米  その二

2024-10-19 03:43:16 | 
 2006年12月25日に掲載した「普通じゃないもち米」の記事に
20年近く経過した今も時々アクセスがある。
 「はぜないもち米」の方が美味しいという記事で、たまたま「現代農業」
にも ~半透明の「普通じゃない」もち米がおいしい!~ と 掲載されて
いたので、それも引用したものだった。


 
 当時は「そんな取り組みもしていた」と懐かしく読み返したが、今は普通
に「はぜた餅米」を出荷している。
 なぜなら、お客様から「ウルチ米が混在している」とのクレームが頻発し、
イチイチ説明するのが大変だったからである。
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スーパームーン その二

2024-10-17 17:49:54 | 自然
 午後5時過ぎ、暗くなりかけた畑を後に運搬車で家路を急いでいた時、
樹々の隙間から月の一部が見え隠れした際、思わず「デカイ」と口に出た。
 慌てて家の二階から夕方のスーパームーンを撮った。(午後5時15分)



 今日は一日中快晴に恵まれ、朝と夕の二度もスーパームーンを拝むことが
出来たのは幸運だった。
 月は昇るに連れて徐々に小さくなるように見えるが、それは「目の錯覚
近くに比較する物が無いため」と中学の理科の時間に習った。
 全部顔を出す前が一番デカク見えたの当然のことだった。
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スーパームーン

2024-10-17 05:28:45 | 自然
 午前4時、脱莢作業の手を休めて振り返ったら大きく明るい月が西の空に
傾きつつあった。
  愛妻が「綺麗な月だねエ~」と感嘆するのに促され写真に収めた。



 本日17日は2024年最大の満月「スーパームーン」となり、今年の中で
最も地球に近づき、最も大きく明るく見える満月となる。
 その満月を夕方まで待つことなく拝むことが出来たのは吉兆かもしれない。
 昨日の雨で枝豆の売れ行きが芳しく無く、やや気落ち気味だったが暗闇の
中で美しく輝く月を観て少し元気を貰えた。

コメント (2)
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