霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

耕作放棄地の行く末 

2024-10-09 19:33:05 | 経営
 戦後の開拓農家の養子となった叔父(バアチャンの弟)が、高齢により
農業を維持できなくなり「役所やJAに廃農届を出した」とのこと。
 以前に親戚の葬儀でお会いした際「土地は国から借りているものだから
後継者が居なければ国に返すだけのこと」と話していたので心配になり自宅
を訪ねてみた。
 しかし、既に三人の子供達に土地を三分割して相続することで通知済みと
ことだった。


 (季節外れのシャクナゲ)
 山林は放置したままでもいいかもしれないが、原野と化した田畑を維持する
のは困難なので、いずれは木々が繁茂する「山」になるものと思われる。
「維持できない農地は負の遺産」でしかないが、理屈では分っていても頭を
切り換えることは簡単では無いようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする