穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

キング「リーシーの物語」終わり、ご褒美は?

2010-11-06 16:53:15 | 書評

上下巻しめて4800円なりの定食飲み込みました。結局ロングボーイはほのめかしに終わった。これは手なんだろうな。だれかさんにリトルボーイのように。

最後にスコットが妻に残したメモで告白する。かれが10歳のときに酔っぱらって寝ている父親の頭につるはしを振りおろして殺した。これは嘱託尊属殺人なんだね。そんでもって10歳というと無罪か。ま、スコットも妙な感染症で死んでしまったわけだ。