へへへというのは照れ笑い。前回架という名前にルビかないといったが、もう一度最初から読んだらルビがついていた。西沢架(にしざわかける)という名前でした。
どうもそそっかしくてお恥ずかしい。なるほど、カケルならひねりはない。そうでもないか、やはり珍しいかもしれない。
へへへというのは照れ笑い。前回架という名前にルビかないといったが、もう一度最初から読んだらルビがついていた。西沢架(にしざわかける)という名前でした。
どうもそそっかしくてお恥ずかしい。なるほど、カケルならひねりはない。そうでもないか、やはり珍しいかもしれない。
西村健太がどこかで言っていたが、ルビを付けるのは著者ではなくて編集者らしい。どうりでおかしいのが多い。つけなくていいのにつけたり、振らなければわからないのにつけなかったり。
入眠恐怖(入眠できない恐怖)を避けるために深夜読書のために辻村深月の{傲慢と善良}を買った。タイトルはイギリスの女流作家からパクってきたようだ。例によって帯によると映画化されてベストセラーだという。
この本でもルビに捧腹絶倒ものがオンパレードだ。主人公が「架」というらしい。こんな名前は見たことがない。それなのにルビが降っていない。男か女かもわからない。しばらく読んでいると男らしい。
そこで漢和辞典の名前読みを引くと「か、かける、かる」などの読みがある名前では「みつ」とよむとある。さすれば「みつ」と読むのであろう。しかし読んでいくうちに男であることがわかる。
そうすると、みつでは女みたいだ。作者というか出版社はなんとよませるのだろうか。
感心するのは読者が黙っていることだ。世界で一番扱いやすいのだろう。日本の読者は。