穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

新聞の進歩

2023-09-21 07:47:35 | 社会・経済

読者の側から新聞界の変化を総括しよう。

まずハードウェアから:

指にインクが付かなくなった。進歩

紙の質がなよなよして腰がなくなった。昔は新聞紙はパリッとしていてめくりやすかった。それが期待感にもつながった。今は腰がなくておまけに神と紙がくっついて容易にめくれない。退歩

値段が理解できない。高すぎて、ちゃんとした理由があるのか。

三面記事がなくなった、つまらなくなった。いわゆる社会面というか、あまり高尚ではないが、新聞の特徴だった。現代ではテレビ、週刊誌に完全にさらわれてしまった。いま、社会部記者なんて種族がいるのかな。

広告;値段の上がる割には広告紙面がお粗末で汚らしくなった。朝日新聞の唯一の取り柄は広告のきれいなことだったが、最近はアサヒもひどい。スーパーのチラシと同じだ。

記事内容について、言わないほうがいいだろう。ハードウェアの低下以上である。

 


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