穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

ティファニーでの朝食の食べ方

2015-01-01 23:55:51 | ティファニーで朝食を

インターネットで見たら「ティファニー」は映画の話ばかり。でその一つのサイトで映画の冒頭とラストの場面をユーチューブで再生した。

冒頭の場面でオードリーがタクシーで開店前のティファニーの店の前にやって来て紙包みから菓子パンとコーヒーカップを出して店の中を覗き込みながら立ち食いしている。なるほど、ティファニーで朝飯を食うにはこうすればいいわけだ。 

ラストの場面も見た。彼女がブラジルに出発する途中で猫を路上に捨てていく場面だった。これは小説にもあるが、思い直してタクシーを降りて猫を探しに行く。ここからは小説とは違う。そうして雨の中で猫を見つける場面でハッピーエンド的に終わっているようだ。

あれじゃブラジルに逃げることはないんだろうな。いや「僕」に猫の世話を頼んでやはりブラジルに逃げるのかしら。

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。