あたしは、小さい頃葛飾区で育ちました。従妹夫婦がまだ葛飾区に住んでいるので、未だに馴染みがあったりします。
東京の下町で育った方はたぶんご存じかも知れませんが、もんじゃといえば駄菓子屋、駄菓子屋といえばもんじゃ。具無しもんじゃにソースは自分でこれでもかぁ!っちゅーほどドボドボ入れて、お金があるときはベビースターを追加してみたり。下町の子供は、もんじゃで育ったと言っても過言ではありません(ホントか?)。
ところが、この辺はソースもんじゃではなく、塩味のもんじゃが結構有名なのです。
最初は、塩味ぃいいいい??と怪訝な顔をしましたが、これが意外な美味しさ。
あたしは、ソース味のもんじゃをご飯に乗せて「もんじゃ丼」にするのが好きなのですが、この塩もんじゃはビールをグビグビ!またはマッコリをグビグビ!としながら食べたい感じ。
トッピングに牛脂ってのがあったりして、ちょっとビックリする場面も。怖くて頼めませんでしたけど。
塩もんじゃだけでなく、このお店はなんと鉄板焼きが絶品。
このハラミ、美味しそうでしょう?
タン塩やハラミ、カルビなんかも美味ですが、韓国風のおつまみも美味しいのです。
そして、こちらが塩もんじゃ。
人によって作り方が違うので、余計なことを言うと怒られます。
基本的にあたし達は、土手を作らず、食べる分を鉄板に入れてこまめに焼くタイプなのですが、ここは土手を作った方が美味しく食べられるようで、郷に入っては郷に従えの姿勢で。
味付けは、塩だけでなく、ダシが結構効いていて豚骨ラーメンみたいな感じ。かなりコッテリです。これがクセになる美味しさなの。
これは、モチチーズ入りのお好み焼き。こうして焼いて、醤油で食べます。これもなかなか。
この他にもいろいろ食べて、ビールを呑んで、マッコリを呑んで、一人3000円くらい。安い!ってか、もんじゃが高かったら困るけど。
次の日は油と化学調味料で胃が重たかったけど、それでもまた食べたい不思議な魅力のこのお店。絶対にまた行くぞ!
ちなみに、料理の出てくる速度は岸田屋なみに遅いので、行かれる方はご注意を。
「おはじき」
葛飾区立石4-26-16 03-3692-2423
月曜休