最近のお蕎麦屋さんのもり汁に、どうも不完全燃焼だったあたしは、三社祭の近いある日、こちらへ行ってきました。
変わらずの曲がっている店内。ここって、ちょっと歪んでいるよね???
そして活気の良いオバちゃんたち。席に座ると、毎回必ずスポーツ新聞を置いていってくれます。あたし、そんなにスポーツ新聞読むように見えるのでしょうか...。
これこれ!この汁!甘辛いこの汁。
つけすぎると辛いので、ほんのちょっとしかつけられないのです。誰が食べても粋な食べ方になる、この蕎麦と汁。この日のお蕎麦は、更に美味しく感じました。老舗だけど気取らず、懐が深いお蕎麦。
そば湯を貰って汁と絡ませると、今までさほど感じなかったダシの甘みと香りが一気に立ち上るのです。そして、ほんのちょっとワサビとネギを入れると、湯桶を空にしちゃうほど飲み干せるのでした。満足。
....ところで。
某日、銀座のとある場所にあるここ、久しぶりにお昼に行ってきました。
ややや、やっぱり旨い!この日のお蕎麦自体は、いつもの良さがあまり感じられませんでしたが、もり汁はダシの風味がいいのに嫌みじゃなく、かえしとのバランス、そして蕎麦との相性がバッチリなものでした。そして何と言っても、静かな空間、はぁ...至福。